バリスタ・ソンジェ 第１４話☆

１３話ではタニャに「愛してない」って言われて、悲しそうだったグァヌですが、今回、とうとう決心します。

本当に彫っちゃうの？　グァヌや・・・

今回はちょっとばかし、タニャねえさんのこと恨みました・・・・

 

ピョルマルでミルの元彼ジノの結婚話をしているふたり。

 

「大丈夫なの？」と心配するタニャ。

 

「恋愛すれば一緒にいたいし、その次は結婚でしょ？」とミル。

 

「仕事が終わった後、飲みに行こうか！」とタニャ。

「そうしようか！」

 

そう言っていたら、グァヌがやって来て、

「この後、夕方、時間いいですか？」

「ダメ！」 タニャさん、きっぱり！！

あらら～、そんなムゲな言い方してタニャねえさん。

 

「ライアン・マッギンリーを知ってますか？」

「グァヌさんがどうしてライアン・マッギンリーを知ってるの？」

 

どうしてって、そりゃあ必死で調べたに決まってるじゃないですか～タニャねえさん。

 

「写真展を開いているんですよ」

タニャの目がきらり！！

すぐに話に食らいついてきたタニャねえさん。

よ〜し！つかみはOK!

 

「いつ？何時に？」

「７時に・・・」

でも、ミルとお酒飲む約束をしているタニャは、ちょっと迷っています。

「行っておいで。お酒はいつでも飲めるから」

ミル、やさしい～！

ミルはどっちかって言うとグァヌの味方ですから、当然OKを出しますね。

 

「カムサハムニダ～！」

めちゃめちゃうれしそうなグァヌさんでした(*^。^*)

 

それにしても、めげませんね～グァヌさん。

毎回毎回、けっこうコテンパンに傷つけられちゃっているのに。

意外と打たれ強いのね、こんなタイプって。

これだけの粘り強さ、なぜジヨンの時には出さなかった？グァヌや！

ま、それだけの女だったって事ね、ジヨンって子。

それと、ジヨンからは愛情を感じなかったって事ですね。

タニャは、なんだかんだ言ってもグァヌを大切に思っていることがわかりますものね～！

 

グァヌと約束したタニャねえさんですが、例のJホテル専務、ク・ヨンウオヤジからの電話。

「今日会おう！」

「約束があるからダメよ」

ダメって断るタニャにしつこく食い下がるオヤジ。

オヤジの上手い話にころりと心変わりしちゃいました、タニャねえさん。

 

タニャや、それはあんまりだと思うんですけど(-_-メ)

あのうれしそうなグァヌの顔を思い出してごらんなさい。

そんな仕打ちできないはずよ！ 

 

タニャとの約束に、きっと胸踊らせて行ったに違いまりません、グァヌ。

ん？何持ってるんだろう・・・・

って思ったら、お花のようです。バラ（かな？）一輪に緑色のふわふわな飾りをつけて。

タニャにプレゼントするつもりで持ってきたのに・・・・

 

待っているグァヌにタニャからメールが。

 

“ごめーん、用事ができちゃった。明日見に行こうね”

 

ため息のグァヌ・・・・

 

タニャねえさん、ひどい！！

ここのところ、私、完全に腹立ちました(-_-メ)

めちゃめちゃ腹立ちました！！

 

タニャーーーーーーッ (-_-)/~~~ピシー!ピシー!

 

 

その頃、タニャは・・・・

オヤジと一緒に超豪華な食事をしてました。

 

オヤジが訊きます。

「この前のあいつ、恋人か？」

あの子は・・・・って言って少し考えた後、ため息をついてタニャは、

「ただ私がかわいがっている子よ」

 

けっこう明るい表情で言ってるんですけど、タニャ(-_-;)

きっと、グァヌは自分にとって何でもない存在だって思い込もうとしているんでしょうけど、

グァヌと付き合ったら、本当の自分と直面することになりそうで、それで深入りしないようにしているんでしょうけど、

それさえも、何だかイラッ(-"-)(-_-;)(-_-メ)

 

その後、ホテルの部屋でオヤジのお腹におっきなお灸をたてたりしてます。

これ、もしかしたらEDの治療？

あ～、１１話見てないのでオヤジとのエピソードがわかりません・・・

 

夜になり、タニャを待っているグァヌ。

グァヌのこの目、捨てられた子犬のようで胸がしめつけられます。

 

「ク専務にあってきたんですか？」

 

困惑した表情のタニャ。

 

黙って立ち去ろうとするタニャを止めるグァヌ。

 

「ぼくに蝶の刺青を彫ってください」

 

グァヌの意外な申し出に戸惑うタニャ。

「恋人がダメなら、ただの蝶の仲間になります・・・・」

え！グァヌ、そこまでしなくても！

「そしたらタニャさんとデートもして、一緒に寝て・・・・そうできるじゃないですか・・・・」

何だか泣けてきてしまいます・・・・

 

タニャ、ためいきをついて、

「入って・・・・」

 

タニャの部屋。

椅子に腰掛けて肩を出すグァヌ。

あらん、黒いタンクトップがsexy～(#^.^#)　・・・・すみません・・・

 

気がのらないタニャ。

 

「肩に彫りたいって言ってましたよね」

グァヌの悲しそうな目・・・・

 

タニャも本当に切なそうな顔をしています。

それでも、意を決したようにルーターを取り出し、

 

でも、どうしてもできないタニャ。

 

「帰って・・・・」

 

「これもダメ、あれもダメ・・・・」

「それじゃあ、ぼくは何なんですか・・・・」

 

グァヌもタニャも切なすぎます。

タニャ、思いきってグァヌに飛びこんでしまえばいいのに・・・・

年下でもけっこうしっかりしていると思いますよ。

タニャの悲しみを癒してくれると思うんですけど。

 

 

別な日、Jホテルのレストランでオヤジと会っているタニャ。

 

ホテルは要らないし（社長の弟なんです）、能力もないから、ここをやめてハワイかどこかで一緒に暮らそうって。

結婚してもいいし、ただ一緒に暮らすだけでもいい。

タニャの好きにすればいい。

どっちにしても、私が持っているのはお金しかないからな。

オヤジはタニャにそう言います。

「愛していないけど、それは大丈夫？」と言うタニャに、

「愛ね～」っていう感じで返します。

「別にオッパでも友人でも、どう思ってもかまわない。今のようにタニャの好きなように生きたらいい」

オヤジもタニャを愛しているとかそういう気持ちではないのかしら？

多分そうなんでしょう。

そして、返事は急がないからって。

 

まるで世捨て人のように生きたいのかしら。

お金があるってこういうことなのね。

 

その後、オヤジがタニャを初めて見たパーティー会場へ行きます。

 

そこで、還暦パーティーが開かれていました。

「プロポーズしたついでに歌でも歌って」ってタニャは言います。

 

オヤジ、歌いはじめました。

 

タニャ、その様子をすごく楽しそうに見ています。

 

でも、ふっと・・・・

顔を曇らせます。

 

ピョルマルではひとりぽつんと座っているグァヌ。

 

さっきの曇った顔の原因は、グァヌでした。

グァヌが気になったのか、ピョルマルに来たタニャ。

 

入り口でそっとグァヌを見ています。

 

淋しそうなグァヌの背中です。

 

気になって様子を見に来たのに何も言えず、ただそのまま黙って帰ってしまいました。

 

 

ミルの言葉。

『世の中にはいろいろな愛がある。

分からなくなる愛。

（ミルの両親。別居中）

 

忘れられない愛。

（ミルのことがまだふっきれていないジノ）

 

信じることができない愛。

（ジノがミルとよりを戻すか心配な今カノ）

 

待つ愛。

 

そして・・・立たない愛。

 

とにかくどれも愛である。』

 

 

ミルの所に、“ミルがソフィアだと知っている”と脅迫めいたメールが届き、ピョルマルで話しているふたり。

 

話しているうちに、タニャに電話がかかってきました。

片言の英語で話し始めるタニャ。

「何？」とミル。

「分からないわ。ずっと英語でしゃべっているの」

 

そこへちょうどコーヒーを運んで来たグァヌ。

 

「グァヌさんが出て！」

タニャさん、人に何かを頼む時は丁寧にお願いするものですよ(-"-)

 

電話に出るグァヌ。

 

英語で話してます、グァヌさん。

 

ちょ、ちょっとグァヌさん、いったいあなた何者？

どこでどうやって英語を話せるようになったのですか～？

そう言えば、このカフェはだれのもの？

まさか、グァヌさんってここのオーナーですかあ？

ひぇ～～～、もしかしてええとこのボンボンでいらっしゃった～？ 

ちょっと衝撃的な “ぼく英語話せます” カミングアウトでした。

 

話している途中でタニャに訊きます。

「タニャさん。タニャさんのお母さんの名前、パク・ジンスクさんで合ってますか？」

 

タニャの顔が曇りました。

 

グァヌ、電話で話し続けます。

“はいそうです。今その人と話ができますか？わかりました。彼女にメッセージを伝えます”

 

「タニャさん、お母さんが危篤でいらっしゃるそうですよ。電話も難しいそうです。

 ぼくがまた電話するので、いつ行かれるか・・・・」

「そのままにしておいて。私が後で電話するから・・・・」

そう言って席を立つタニャ。

 

ミルもタニャを追いかけて店を出ます。

 

「タニャ！タニャ！行かなきゃ、アメリカに・・・・」

「うん・・・・」

ふれてほしくない感じで曖昧な返事をするタニャ。

「で、どうしてついて来るの？会社戻らないの？」

「うん、行かなきゃ。それでタニャ、あんたは？」

「心配しないで行って。私が自分でなんとかするから」

 

淋しそうなタニャの後ろ姿でした。

 

今回は、みんなが辛かった・・・

グァヌもタニャもミルもジノも・・・・

もしかしたらオヤジもジノの今カノも。

 

 

終わりが近づいていよいよ話の結末が見えてくるので、次回予告はありませんでした。

 

タニャはどっちを選ぶのでしょうか。

それともどちらも選ばないのでしょうか。

今の生き方を続けようとしたら、オヤジの方が楽しくて変に気を使わなくて、きっとそれはそれで幸せかも。

オヤジも案外、いい奴のようだし。

でも、悲しみを背負った本来のタニャを癒してあげられるのは、グァヌなのでしょうね。

途中でも言いましたけど、グァヌ、しっかりしていますから。

 

さあ、残りはあと２話。

どうなるでしょうね。