わが家の天使たち

にゃんこ軍団とPoko隊長のブログです。パンやお菓子も焼きます。お花も育てます。

Pokoさんの願い

2016年06月29日 | チー

6月22日の様子です。

柔らかいベッドなどは嫌がって

こういう木製の場所に居たがりました。

自分の居場所だと文句をつけるチャオ

もう末っ子じゃないのに、いつまでも末っ子気質が抜けません。


 

その後、いつの間にか

下駄箱の上から下の冷たい土間の隅に行きたがるようになったチー。

暑いときならともかく、ここのところ肌寒い日が多いのです。

何度か引きずり出してPokoさんの部屋に連れて来るのですが、

気がついたら、また冷たい土間でじっとうずくまっているのです。

時には寝そべって・・・


「チー、そこがいいの?」

「わかったよ。冷たいほうが楽なんだね」


本当はPokoさんの傍にいて欲しい。

でも、それはPokoさんのわがまま。

チーの好きなようにさせよう。


それからは、何度も階段を往復。

チーの様子を見たり、声をかけたり、さすったり。



実は、

診断されてからもまだ望みを感じていました。

リンパ腫や癌に効くというサプリメントを2種類。

小さくなることを祈りながら飲ませていました。

病院のお薬(ステロイド剤・制吐剤)は

最初の数日間だけで止めました。

飲ませても吐くので、効いているとは思えないから。


食欲はあまりなかったけど、

それでもたまには少ない量だけど完食して

Pokoさんを喜ばせてくれました。

食事はスープ仕立てのウエット中心。

チーの食べてくれそうな物だったら

高かろうが何だろうがポチっとしました。

りんかさんが送ってくれたササミふりかけをかけたときは

いつものチーに戻った様な食いつきっぷりでした。

本当にうれしかった。

このまま食欲が戻ってくれたら・・・



でも、

2日前から全く食べなくなりました。

何度もフードを変えては持って行くけど

プイっと顔を背けるばかり。

そして、具合も悪そうなんです。

サプリメントも嫌がるので止めました。


昨日

恐くてたまらなかったけど、先生に聞きました。

「チーはあとどのくらい生きられるのでしょう」と。

先生はお腹を指診しながら、

「(強い)制吐剤を注射しても吐くようだし・・・」

「もう腸閉塞の状態だろうと思われます」

「このままなら、あと1・2週間でしょう」


頭の中は真っ白・・・

「もう(制吐剤とステロイド)注射は結構です」と言うのがやっとでした。

点滴だけしてもらいました。

涙が止まりませんでした。


帰りの車の中でも涙が溢れ出ました。

車で2分ぐらいの距離なので、何とか帰ることが出来ました。

家に帰ってから、はばかることなく大泣きしました。

「チー、ごめんね。ごめんね。」

謝っても謝り切れない。

 


病院から帰ったチーをなめなめしてあげるこなつ


気が強いだけの女子ではなかったのね。

こなつ、ありがとうね~。


チーですが、昨日の点滴後からすごく楽そうです。

今もPokoさんの傍でスヤスヤと眠っています。

 

Pokoさんの願いはただ一つ。

チーが苦しまずにいくこと・・・


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