最終章だけど、、、

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往く秋を惜しむ

2020-10-20 02:18:30 | 日記
朝は、10℃を切り、外出時の着るものの選択に困りました。
100%ウールだけど、DARKSの平織りのブラウススーツ、その上にツイードにしては薄手のジャケット(総裏)を着脱できるから、のつもりが、
ブラウスを着て、スカートを履く段になって、心変わり。エクセーヌのジャンパースカートを、と探したら出てきたので、着用しました。背中が特に暖かくなりそうなのに惹かれて。
そしてその上からジャケットを。一日着脱はほぼありませんでした。午後の日差しの中での授業時のみ、2,30分、ジャンパースカートとブラウスになっていた程度です。
加齢と共にしみじみ自分の生活が守りの姿勢になってゆくのには気づいています。特に寒さ対策は、かなり、慎重です。外出時の帽子もフェルト生地などすっかり冬物。まもなく一重仕立てのコートも必携品になります。
成績入力、提出の時期でもあり、どことなく、慌ただしい月曜日。先週は不覚にも休ませてもらったこともあって、1週ぶりの授業は、意外にも楽しく、しかし、疲弊しきっての帰宅にはなりました。
そんな中で、嬉しかったことも少なからずあり、本当にささやかすぎることですが、それだけで、心はあったかの一日でもありました。

江戸時代、寛政のころ?の浮世絵師、歌川国芳についての本の中からです。

有名は「かつを」のページはこちらです。


もうかれこれ2か月にもなるネコ騒動も気持ちの上でもなりを鎮めて、今は、この江戸芸術の世界を面白く味わっています。
これも仕事、授業のおかげ。使用教材にあることを先週社会科の先生との雑談中に話していたら、この本を貸してくださいました。

教えることは学ぶこと・・・鉄則中の鉄則です。
その喜びと、忘れずに持参してくださった職場の方への感謝と、佳き一日の条件が満たされました。

たくさん柿をいただきました。50個くらい?はありそうです。明日のバイオリンのレッスンの時に先生に持参する(先生は柿が殊更お好き)のをはじめ、早々にお福分けをしてしまわないと、柿は足が早いです。すぐやわらかくなってしまいます。
まずは、

葉っぱもついた枝からの柿を飾ってみました。
花は、すべて中庭から。ホトトギスがちょうどいい具合に曲がって咲きつつありました。
あとは、群生するフジバカマ(間引きのためにもどんどん切らないと、です)と水引草。

別な床の間には、銅製の寿老人の置物を。これも柿と一緒に(笑)



秋になったら、出そうと思っていたらいつの間にか刻々秋が深まろうとしています。
きっとまたね、と笑顔で別れたかつての職場の友の訃報を知らされました。

軽々しく口にするほど、精神的に研ぎ澄まされてはいない私ですが、
諸行無常・・・の響きとやらが、頭の中でやみません。

まだ現職中。50代です。いつもにぎやかなふくよかな体躯の信頼できる先生でした。

次があると思うなかれ。
ずっと人と会うのを十二分に控えてきましたが、そろそろ会いたい人に、会って、その笑顔をしかと、確かめておきたいと強く思うものです。



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6 コメント

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Unknown (ままっしー)
2020-10-20 08:56:37
本当に着衣が悩ましい季節ですね。
私は通勤はオール黒。
ロッカーに寄るのも面倒なので。(違うビルなんです)
最近はユニクロのブロックテットコートを黒シャツとテーパードパンツの上に羽織り
唯一首に巻くスカーフやストールで好きな色を楽しんでます。
髪は低い位置でシニヨンにしてるので首回りは必須アイテムです。

50代の方との再会が叶わないとは…。
とてもショックですね。
コロナ禍で元々太ってた母がかなりまた太り抜いて少し歩くだけで息が上がるようになりました。
さすがに命の危険を感じて間食せず運動を、と言いましたがどれほど響いているか…。
電話する度痩せてと言ってると母への最後の言葉が「食べるな」になりそうです。
とは言え発破かけないと自分に甘い母なので益々心臓と膝に負担をかけるだろうな。
一足とびに (madonna)
2020-10-20 14:24:41
晩秋になったように寒いです。
着る物が夏服から冬物になってしまいました。
歌川国芳の猫の浮世絵は近所にある市の浮世絵館でよく見ます。猫が人間のように生活している絵があって面白いですね。

私は熟、熟の柿が好きです。だから固いのは柔らかくなるまで待ちます。熟、熟の柿を冷凍して食べるのがまた美味しいのです。
焼酎で柔らかくしたのはダメですよ。

ホトトギスと水引草はうちにもありますが、ホトトギスは嫌いではないのですが、増えるので困ります。フジバカマもそんなに増えますか。

掛け軸の絵がよく見えない。残念!

ねこだじゃれの (すらいむらいだー)
2020-10-20 23:24:27
東海道53次の宿場紹介がありました。
あれは、北斎だったかな??
太平の世は、ヒマだったんだなぁ。。。と。

着るもん問題は、私も常についてまわります。
バイクに乗ったあと、普段をどうしてくれようか!
みたいな感じです。
やっぱり、おしゃれさんだった! (ぽこ)
2020-10-20 23:36:16
ままっしーさんのことです。
黒で決まるっていうのが、通らしい。
面倒だからと仰いますが、お花が主役の職場で一番、引っ込んでいるのが黒、と思いきや、
実は、黒は、他を引き立たせるだけでなく、それ以上に何か主張を感じさせるものがある、と私は思っています。
ままっしーさん、黒づくめが似合っているのは間違いありません!
ワンポイントに、スカーフなど、それもさすが。
私は無地を着ること自体あまりありません。これからは、ツイードの千鳥格子が断然多いかも、です。それでなくても、年中、チェック、それも青と緑と少々の赤のタータンチェックが三分の二くらいになるでしょう。
綿素材から、いきなり、ウールへ、それどころか、バックスキンなど相当寒さ対策には気を付けています。
車を運転するときは、丈の長いコートが邪魔なのですが、いざ車を使わないとなると、そこそこの身丈が必要になるのにも気づきました。
クローゼットの管理を徹底したらもっと時短が実感できるでしょう。。。と知りつつ、思うに任せられない現実といつも向き合っています。
一足とび以上の秋の深まり (ぽこ)
2020-10-20 23:50:13
Madonnaさん、
コメントありがとうございます。
歌川国芳、私も一度だけですが、当地の美術館で出会えた記憶があります。もともと版画の世界ですから、作品も思う以上に数があるのかもしれません←素人の浅知恵で思うだけです。

柿のジュクジュクなのがいいのですね。
タイミングが難しいでしょう。過熟になると、腐ったみたいな味になる危険もあります。
柿と梨だけは、断然季節の味覚という点で優っています。年中食べられるものではないのが、魅力です。
当県では東の方で、子熊が出没した、ともっぱらの話題。柿の実が残っているとそれがお目当てらしいです。
私は、富有柿の固めのをガリっと、が割合好きです。もともと歯が丈夫だったからか、短気な性格のせいか、おせんべいのような触感が好きで、やわらかめのものを好まないからかもしれません。
柿色・・・っていいなあ。日本の深まる秋って味わいがします。あったかくて優しい色
もうすぐ門のそばのツワブキの花が開きます。
あの黄土色も秋の象徴的な色。
一足飛びの秋景色ですが、惜しみながら存分に目に焼き付けたいと思います。
和風、の風情は年年歳歳薄れていますが、色や果物の実りだけは正直に和の心を思い出させてくれるようですね。
国芳に五十三次があります「 (ぽこ)
2020-10-21 00:09:53

其まゝ地口猫飼好五十三疋
そのままじぐちみょうかいこうごじゅうさんびき
だそうです。
53の宿場と猫の世界を駄洒落で引っ掛けた作品ですね。
ヒマといえばヒマ、一方楽しむ術を知っていたともいえそう。。。
ネコ好きでない私はじっと見ていたい作品ではないですが、着眼点には驚きます。

そうなんですね。着衣、意外とライダーさんとしては風を切って走るから、寒さが存外にきついのでしょうか。
自転車乗りは、自分の足がエネルギー源だから、走ると暑くなる、同じ二輪でも、ライダーさんは、自分を使わず、ガソリンが供給源だから、暑くなりはしない。
あと、心配なのは路面凍結のこと。クルマは冬タイヤがありますが、二輪はどうなってるの、同じかしら。
凍結の路面を走行するのは無茶というものなんでしょうね、きっと。サーカスじゃあるまいし。

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