12月19日（日）矢野顕子さとがえるコンサート2021 
～東京国際フォーラムホールC～
【バンド】g:佐橋佳幸/b:小原礼/ds:林立夫
【ゲスト】MISIA
セットリスト
愛を告げる小鳥
Soft Landing
わたしがうまれる
なにそれ
わたしのバスVer.2
Summer Breeze～サマー・ガール
Paper Doll
中央線
相合傘
ラーメンたべたい
春咲小紅
遠い星、光の旅
魚肉ソーセージと人
Nothing in Tow
津軽海峡・冬景色
ひとつだけ
《アンコール》
音楽はおくりもの
ごはんができたよ
去年はNHKホールでの一度だけの公演で何とか繋がった年末恒例の矢野顕子「さとがえるコンサート」、今年は6か所7公演が実現して、その千秋楽に夫婦で出かけた。NHKホールは改修工事のため国際フォーラムが使われたが、ホールC はNHKホールよりこぢんまりして、ステージと客席の一体感がより高まっていい。
今夜の「さとがえる」は、そんな会場に相応しくアットホームで親密だった。それはアッコさんと共に長年一緒に音楽を育んできた3人のバンドマンとの音楽の熟成があるためだと思う。コロナをポジティブに捉えるのは全く本意ではないが、この逆境が熟成を進めたのかも。
バンドはあったかくて、リズムが腹に響いて、4人の奏でるアンサンブルはいつでも安心して聴いていられる。アッコさんが「私たちは、『矢野顕子とバンドメンバー』ではなく、4人ひっくるめて『ザ・矢野顕子』なんですよー」と云っていた。「夏に出たニューアルバム『音楽はおくりもの』は、このメンバーのために作ったので、私たちがいっちばん良い演奏できるんです。」という言葉どおり、みんながそれぞれ自然に音楽を奏で、歌い、それが自然に溶け合って、懐の深いあったかい音になる。長年熟成したお酒の味わいみたいに旨い！最初の「愛を告げる小鳥」から、いきなり心がしみじみ気分に染め上げられてしまった。MCでの、メンバー同士の抜群の間合いの受け答えも聴衆をなごませた。
その中での主役はやっぱりアッコさんの歌とピアノ。愛用のベヒシュタインのピアノの音が美しく映え、アッコさんの声の艶や高音の伸びも絶好調で、変幻自在の歌とピアノが
冴えわたる。弾き語りで聴かせてくれた「中央線」、じわ～っと心に沁みてきた。
9月に聴いた弾き語りコンサートでもやったニューアルバムからの新曲を、アルバムと同じバンドで聴けたのも嬉しい。バンドだけの演奏で披露した「相合傘」もいい味出てる。最後に入ったアッコさんのコーラスもよかった
「津軽海峡・冬景色」が聴くたびに違って聴こえるのは、アッコさんのその場のフィーリングにバンドが反応して、その場限りのパフォーマンスになるからだろうな。そして締めは定番「ひとつだけ」、今日の演奏は、とても前向きな感じだった。
アンコールでは当然「音楽はおくりもの」をやってくれるはず。そして手拍子に迎えられたアッコさんがサプライズゲストを紹介。な・な・なんと、MISIAが登場！会場は嬉しい驚きに包まれた。アッコさんがTwitterでMISIAに「一緒に歌ってほしい」と呟いたのがきっかけで共演が実現したエピソードを紹介して始まった「音楽はおくりもの」。アッコさんのあったかい歌にMISIAがじっとり絡む。その声の色香と色気と言ったら！これは一つのドラマだ。MISIAはこの1曲だけのゲスト。もう1曲ぐらい披露してほしかったな… まったりムードから一気に高まったテンションが、2曲目のアンコール「ごはんができたよ」のあとのスタンディングオベーションまで続いた。
今日のライブでは口笛や声援も飛んだ。その声援にアッコさんは「ありがとう！」って応えてた。去年もやった聴衆をバックにした記念撮影ではアッコさんが「みんな一瞬マスク取らない？」と客に提案。残念ながら実現しなかったけど、感染対策のせいで禁じられてしまったことが少し戻る兆しを感じたのも嬉しかった。来年の「さとがえる」はマスクなしで声援がたくさん飛ぶライブになっているといいな、と願望だけでなく、早く本来のライブに戻せるよう訴えて行こう。
林 立夫さんのツイートより（クリックで拡大）
Misia.jpのツイートより
矢野顕子リサイタル2021 -ピアノ弾き語り- ～2021.9.9 浜離宮朝日ホール～
矢野顕子さとがえるコンサート2020 ～2020.12.13 NHKホール～
矢野顕子さとがえるコンサート2019 （ゲスト：小田和正） ～2019.12.8 NHKホール～
その感染対策、本気？？
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最新アップロード：「Andiamo in Italia！ ～イターリアへ行こう！」
拡散希望記事！やめよう！エスカレーターの片側空け
～東京国際フォーラムホールC～
【バンド】g:佐橋佳幸/b:小原礼/ds:林立夫
【ゲスト】MISIA
セットリスト愛を告げる小鳥
Soft Landing
わたしがうまれる
なにそれ
わたしのバスVer.2
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中央線
相合傘
ラーメンたべたい
春咲小紅
遠い星、光の旅
魚肉ソーセージと人
Nothing in Tow
津軽海峡・冬景色
ひとつだけ
《アンコール》
音楽はおくりもの
ごはんができたよ
去年はNHKホールでの一度だけの公演で何とか繋がった年末恒例の矢野顕子「さとがえるコンサート」、今年は6か所7公演が実現して、その千秋楽に夫婦で出かけた。NHKホールは改修工事のため国際フォーラムが使われたが、ホールC はNHKホールよりこぢんまりして、ステージと客席の一体感がより高まっていい。
今夜の「さとがえる」は、そんな会場に相応しくアットホームで親密だった。それはアッコさんと共に長年一緒に音楽を育んできた3人のバンドマンとの音楽の熟成があるためだと思う。コロナをポジティブに捉えるのは全く本意ではないが、この逆境が熟成を進めたのかも。
バンドはあったかくて、リズムが腹に響いて、4人の奏でるアンサンブルはいつでも安心して聴いていられる。アッコさんが「私たちは、『矢野顕子とバンドメンバー』ではなく、4人ひっくるめて『ザ・矢野顕子』なんですよー」と云っていた。「夏に出たニューアルバム『音楽はおくりもの』は、このメンバーのために作ったので、私たちがいっちばん良い演奏できるんです。」という言葉どおり、みんながそれぞれ自然に音楽を奏で、歌い、それが自然に溶け合って、懐の深いあったかい音になる。長年熟成したお酒の味わいみたいに旨い！最初の「愛を告げる小鳥」から、いきなり心がしみじみ気分に染め上げられてしまった。MCでの、メンバー同士の抜群の間合いの受け答えも聴衆をなごませた。
その中での主役はやっぱりアッコさんの歌とピアノ。愛用のベヒシュタインのピアノの音が美しく映え、アッコさんの声の艶や高音の伸びも絶好調で、変幻自在の歌とピアノが
冴えわたる。弾き語りで聴かせてくれた「中央線」、じわ～っと心に沁みてきた。
9月に聴いた弾き語りコンサートでもやったニューアルバムからの新曲を、アルバムと同じバンドで聴けたのも嬉しい。バンドだけの演奏で披露した「相合傘」もいい味出てる。最後に入ったアッコさんのコーラスもよかった
「津軽海峡・冬景色」が聴くたびに違って聴こえるのは、アッコさんのその場のフィーリングにバンドが反応して、その場限りのパフォーマンスになるからだろうな。そして締めは定番「ひとつだけ」、今日の演奏は、とても前向きな感じだった。
アンコールでは当然「音楽はおくりもの」をやってくれるはず。そして手拍子に迎えられたアッコさんがサプライズゲストを紹介。な・な・なんと、MISIAが登場！会場は嬉しい驚きに包まれた。アッコさんがTwitterでMISIAに「一緒に歌ってほしい」と呟いたのがきっかけで共演が実現したエピソードを紹介して始まった「音楽はおくりもの」。アッコさんのあったかい歌にMISIAがじっとり絡む。その声の色香と色気と言ったら！これは一つのドラマだ。MISIAはこの1曲だけのゲスト。もう1曲ぐらい披露してほしかったな… まったりムードから一気に高まったテンションが、2曲目のアンコール「ごはんができたよ」のあとのスタンディングオベーションまで続いた。
今日のライブでは口笛や声援も飛んだ。その声援にアッコさんは「ありがとう！」って応えてた。去年もやった聴衆をバックにした記念撮影ではアッコさんが「みんな一瞬マスク取らない？」と客に提案。残念ながら実現しなかったけど、感染対策のせいで禁じられてしまったことが少し戻る兆しを感じたのも嬉しかった。来年の「さとがえる」はマスクなしで声援がたくさん飛ぶライブになっているといいな、と願望だけでなく、早く本来のライブに戻せるよう訴えて行こう。
林 立夫さんのツイートより（クリックで拡大）
Misia.jpのツイートより
矢野顕子リサイタル2021 -ピアノ弾き語り- ～2021.9.9 浜離宮朝日ホール～
矢野顕子さとがえるコンサート2020 ～2020.12.13 NHKホール～
矢野顕子さとがえるコンサート2019 （ゲスト：小田和正） ～2019.12.8 NHKホール～
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