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台湾の朝食

2009年04月26日 | おもしろすぎる台湾

台北でいつも泊まるホテル「天成大飯店」の近くには朝ご飯やさんがたくさんあり、お店はどこも賑わっている。テイクアウト用を待つ行列もあちこちにできている。そんな地元の人達に混ざって台湾人の典型的な朝食を体験するのは楽しいし、何より安くておいしい。

台湾の朝食でよく飲まれる砂糖入りのあたたかい豆乳の飲み物「豆漿」(トウチャン)をストローで飲むのが妙においしい。冷たいのがよければ「氷的(ビンダ)」と言えばカップ入りの冷たいやつを出してくれる。大豆の新鮮な薫りとコクがおいしくてゴクゴクいける。

【左】豆漿が入ったカップには日本語が。台湾では至るところで日本語を目にする。
【中】活気のある調理場 【右】蒸したての小籠包


スープ皿に入った熱い豆漿もあり、隣のテーブルのじいさんの真似をして、これに揚げパンの油條(ヨウティァオ)をつけて食べてみると、油條の香ばしさが豆乳のまろやかさとミックスして、マイルドでカリカリなグーな味!
【左】手早く次々と揚がる油條を 【右】豆漿につけていただく

こちらは豆漿にお酢を加えて少し固め、ニラやネギ、カットされた油條などの具入りの鹹豆漿(シェントウチャン)。思ったようなしつこさはなくさっぱりしていて上品なこくがある。
これ、今はなくなってしまった大久保の職安通りにあった中華屋台屋で飲んだ豆腐スープの味だ。でもこれはそれより辛さがなく味噌汁感覚でいくらでもいけそう。
手際よく豆漿を注いで行列のお客を次々とさばいてる陽気なお店のおばちゃん。この豆漿が入っている大きな鍋には、大豆を水につける工程から手作りでやらないとできないという皮膜がバッチリできている。


【左】ドラム缶の特製窯で焼いた【右】焼餅
窯の上の鉄板で次々と焼かれていくサクサクの台湾風パンの焼餅(シャオピン)、卵などの具をそれにはさんで食べることも多い。ゴマがまぶしてあって香ばしさが引き立つ。 具だくさんで底がカリカリの饅頭「水煎包」(シュイゼンパオ)、それに小籠包(!)など朝食メニューのバラエティーは豊富。 

う~ん、台湾庶民の朝食はどれもおいしいなぁ。4人で食べても1回500円程度という安さもうれしい。


【左上】くるくるっと巻かれて並べてある焼餅の生地を【右上】次々と鉄板に乗せて焼いていく
【左下】卵入りの蛋餅(ダンピン)と【右下】具だくさんの水煎包



大根餅も台湾では朝食メニューの定番


帰り際、油條の製造過程を店先で見学。小麦粉の生地をなが~く細く伸ばして油に入れると、みるみる膨らんでおいしそうな揚げパンができあがる。なんと、できたてを1本、子供におみやげに持たせてくれた!
これだけの種類とこの値段!まずはこの店のメニューを制覇したい。


こちらは台北駅の地下食堂の入り口で売っていた蛋餅(ダンピン)。クレープのような生地にいろいろな具を乗せてクルクルっと巻いて、輪切りにする。具は卵だけでなく甘系からしょっぱ系、ピーナッツ味などいろんな種類があって楽しめた。


台南で泊まったホテル「台南大飯店」の近く、西華街にあった朝ごはん屋さんで食べた朝食。冷たい豆漿とチーズとベーコン入りの蛋餅、ソーセージにプリプリの煎餃… 注文するとすぐに作ってくれ、アツアツでどれもおいしい!
トウモロコシ(玉米)入りの蛋餅もイケる!台湾ではコーンがとても人気で、カレーライスの具やアイスのトッピングにもコーンが登場する。


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