「やっと来れた!」 リベンジ!台湾旅行2023 2023年3月17日~3月24日 安平散策、超親切お兄ちゃん |
プライベートでは4年ぶりとなった台湾旅行は、キャンセルせざるを得なかった2020年3月のリベンジの旅でもありました。そのとき計画していた場所を訪れ、そのときやりたかったことを実現させたうえで、当時の計画よりも滞在期間を伸ばし、本当に久しぶりに台湾を満喫してきました。 今回は、台南近郊の古い町、安平で出会った信じられないような親切なお兄さんのエピソードを紹介します。 |
台南近郊の古い街並みが残る歴史地区、安平(あんぴん)を14年ぶりに訪れました。狭い路地に入ったり、廃墟の残る敷地を通り抜けたり、賑やかな商店街を歩いたり・・・ ノスタルジックな街中を散策していると、あちこちで絵になるシーンに出会うことができます。
家を覆うガジュマルの老木
門に掲げられた沖縄のシーサーに似た守り神(剣獅)
住所表示のプレートはアートそのもの
沢山ぶら下げられた鳥籠にいるのはメジロ?
日常の風景がこんな絵になる
魔除けの剣獅はどれも剣をくわえている
塀の素材はサンゴ
優しく手招きしているような風景
暑いときは冷たくて甘酸っぱい酸梅湯が最高!
中の廃墟にも足を踏み入れてみた
こんなボロさがたまらない
同記安平豆花で食べた2種類の豆花
安平地区をあちこち散策した最後に「同記安平豆花」で白と黒の2種類の豆花を食べました。プルンプルンの食感と優しい甘さ、ほどよい冷たさがスゥっと体に沁み渡ります。ここの豆花はやっぱり最高に美味しい!
豆花を食べたあと、台南に戻るバスに乗ろうとGoogleマップを頼りにバス停に行き、しばらく待ってもバスは来ず、他にバスを待っている人もいなくて不安になって来ました。タクシーでもいいか・・・ と、もっと交通量の多い道に出てバスやタクシーを探したけれど見つかりません。
そこで、スーツ姿でバイクで出かけるところのお兄さんに台南行きのバス停を訊ねてみました。お兄さんはスマホで調べて「ちょっと待ってて、確かめてくる」と言うやバイクを走らせ、しばらくして戻ってくるとバス停まで案内してくれました。そのうえお兄さんは、バス停の前のお店でバスのことを聞いてくれたのですが、バスがいつ来るかわからない様子。
「タクシーでもいい」と云うと、お兄さんはスマホのアプリでタクシーを呼んでくれて「7分で来る」と、一緒にタクシーを待ってくれました。けれどタクシーは時間を過ぎても来ません。お兄さんは、「迎車」のタクシーが通る度に走っていって予約したタクシーかを確かめてくれること数回、そうこうする間にバス停に乗りたかったバスが!タクシーを呼んでもらっているのでバスに乗るわけには行きません。お兄さん「済みせん・・・」と申し訳なさそう。いやいや、僕たちにずっと付き合ってくれてこちらこそ申し訳ないです。
少しして呼んだタクシーがやっと来ました。お兄さんも安心した様子で「一緒に写メ撮っていいですか」。もちろん!お兄さんの自撮りで3人で記念写真。出かけようとしていたところを呼び止めて、20分以上も僕たちのために時間を費やして奔走してくれたお礼がしたくて、奥さんが持っていた未開封ののど飴ぐらいしかなかったけれど、断るお兄さんに「ほんのお礼の気持ち」と言って受け取ってもらいました。手を振ってお兄さんに見送られてタクシーに乗車。タクシーはさっき来たバスをすぐに追い越して、約10分という早さで台南の孔廟に着きました。
台湾人の優しさと行動力を知る新たな、飛び切りのエピソードが加わりました。本当にありがとうございました!台湾ではこんな親切に出逢うことが多いので、ちょっとしたお礼をいつも持ち歩こう!
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