アンテナチューナーMFJ-989Dを使ってみて

先日届いたアンテナチューナーMFJ-989Dを早速JIDXコンテストで使ってみました。
回路的にはT型のマッチング回路ですがバリコン2つは大型でコイルはローラインインダクターでバンド切り替えSWはありません。バンド切り替えは最初パワー最小で調整して、つまみの位置とローラインダクターのインジケータを記録すればOKです。
私の使っているANTはバンド中どこでもマッチングがとれます。
今まで使っていたパイ・マッチのチューナよりバンド幅が広いので調整も楽です。
ただ　説明書にも記載されているのですが80mのDPに160mを乗せるような事はできません。
そんなときは　同軸ケーブルの外皮と芯線を一緒にしてロングワイヤーとして使う方が良いと思います。
アパマンの方で　ワイヤー系のANTをお使いの方はRIG内蔵型より無理がきく外付け型チューナーは安心だと思います。


バリコンとローラインダクターは十分大きくて1.5KW までOKとか・・・
100Wでは少々無茶しても焼ける事はなさそうです。コンテストの必需品。

ほとんどのBandでバンドエッジでも反射波０Wに調整できます。精神衛生上非常によろしい。

JIDX CW 2012 その３

朝の3時半まで20mでランニングをしたので今朝は早起きができませんでした。・・・そのへんが一流のコンテスターと違うところです。
10mを聞き始めたのは8時前からです。CE，LU等が聞こえたので早速ナンバー交換しました。
SAはぽつり、ぽつり聞こえるのですがNAは全然きこえません。15mもおめあてのNAが数少なく結局VEは1局もできずでした。
午前中はOC，ASを中心に15mで局数を稼いだのですがCQを出しても数局呼ばれるだけで打ち上げ失敗が続き、軌道に乗れません。
夕方まで休憩の多い運用を続け、少し外出して戻ってきたのが19時半過ぎです。15mを聞いてみたら交信済みのEUの局が結構強く聞こえてるのですがあまりJAに呼ばれていない様子です。バンドの上の方でCQを出してみたらやっと数局呼んできました。
呼んでくるのは信号の弱い局が多く、Sメータが振れないような局もあったのですがせっかく呼んでもらったので何回も確認してQSO成立が数度・・・80mで私がDXを呼ぶときと同じですね。私と同じで呼び廻り組は信号が弱い局が多いようです。30局ほどランニングしてCONDXが落ち込みました。結局22時までに297Qで300まで届かなかったのですが記録更新です。

ランニングはどっと疲れますが楽しいです。

FB Dxing
de:JA3VUI

JIDX CW 2012 その２

（昨日の続きです。）
昨晩1時半ごろ大して聞こえないので今日はやめようかと思い、最後に20mでCQを出してみたのが間違いのもとでした。
意外や意外　EUが束になって呼んできました。信号はあまり強くないのですが、オンフレで数局呼んでくるのです。
プリフィックスかサフィックスを指定するのですが完全に指定無視・・・
時間帯で向こうはやっと日没、こちらは深夜でJAが少なかったのでしょうか？
呼ばれ続けて3時過ぎまで入れ食い状態で80局ほどランニング。ZONE14・・・　G,EA,F，からも呼ばれて眠気は吹っ飛びました。
2時ちょうどにD2QV　Angolaから呼ばれて2度びっくりです。そんなにCONDX良いのでしょうか？　
こんなJIDX経験したことありません。呼び廻りコンテスターにとっては夢のような出来事です。
呼び廻りしてたら絶対呼ばれないような弱い局ともナンバー交換できて良かったです。
DXコンテストはどこから呼ばれるか判らないのが面白いですね。癖になりそうです。

FB Dxing
de:JA3VUI


クラスタに自局のコールがUPされた。・・・


たんぽぽの花も満開です。

JIDX CW 2012

30分遅れでJIDX　コンテストに参加、　まず10mでスタートしたのですがCONDXがSSN=50　A=19　K=2とは・・・
先週良かったEU方向が全然聞こえません。ASとOCは良く聞こえてるのですが一通り呼び廻って15mへQSY。
15mはEUも聞こえていたので局数を稼ぐことにしました。
20mは日没前はぱっとしなかったのですが日没後は良く聞こえてきました。ここでも局数稼ぎに専念することに。
21時を過ぎるとハイバンドは静かになっていよいよローバンドへQSY　80mも40mも北米方向はぱっとしません。
23時を過ぎたら40mでEUが聞こえてきたので数局とQSO、でも局数が伸びません。80mでもロシアのヨーロッパ側の局と何とか1局できました。20mは夜遅くまで開いています。現在午前1時で休憩中です。


桜がやっと満開です。でも朝は雨が降っていました。

MFJ-989Dがやっと届きました。

ずいぶん前に紹介していた　アンテナチューナーMFJ-989Dですが本日やっと届きました。

実はMFJに直接仮オーダーしたものの、本体価格が$389.95に輸送運賃が$140と結構かかることが判りました。
MFJのHPにはPaypalやVisaのロゴがあるのですが支払いがWire transfer （電信扱いの銀行振り込み）しか扱ってくれないことも判って一旦オーダーはキャンセルしました。・・・
個人輸入を紹介していたブログでDX EngineeringではVISAで商品が買えることを知り早速HPを見に行きました。
気になるお値段はここです。
MFJより本体だけで$70安く運賃も安いのでトータルで$100ほど安くなります。このTunerにはDC電源も必要なのがわかって4月1日にまとめてオーダしたら翌日には発送するとのメールが来て本日商品が届きました。USPSで送ってくれるので商品を追跡できるのも安心ですね。気になる関税の費用は消費税と関税費を合わせてたったの\900で配達時に払います。本当にこれでいいのって感じです。


結構大きいのです。


メータのイルミネーションは白色です。板金の加工が雑で下手したら指に怪我しそうないかにもUSA製の造りです。

使用感は次回で報告します。