熊足?!日記

趣味のアマチュア無線と日常の出来事
(Bear foot?!→A bare foot)

FTDX3000 ファーストインプレッションその2

2013-08-18 | 無線の話題
40mバンドでKCJコンテストを聴きながら書いています。
カタログで解らなかったことの続きです。(主にCW中心です。)

CWのゼロインはBARディスプレイを見ながら簡単にできます。これは優れもの。
帯域を絞ってコンテストを聞いていると±100Hz ぐらいで呼んでいる局は意外に多いですね。

オートゼロインという機能がありますがこれは使いにくい。機能表示ディスプレー画面を呼び出しZIN/SPOTを反転表示したときしか使えません。
FT-1000MPやFT-450にもあったSPOT動作も同様でバンドスコープ動作時には使えません。
BARディスプレイだけで十分です。もうちょっと操作面を工夫すればいいのに残念です。今後のファームウエアのバージョンアップに期待します。

この機種では帯域内のある部分を強調したり、減衰させたりするCONTOURの強調機能が無くなって代わりにAPF(オーディオ・ピーク・フィルタ)があります。これは良く切れる上にノイズが減って効果絶大。WIDTHで500Hzの帯域設定でもAPFナローでは150Hz位の帯域になっているので注意が必要です。

40mのコンテストで強力な局のすぐ隣でCQを出している弱い局を聞いて見ましたが、何の被りも感じられません。
RFゲインを下げたり、ATTを入れたりすること無くきれいに復調できます。

このRIGは狙い通り最強のコンテストマシンになりそうです。 


機能表示ディスプレーを呼び出したところ 右下のZIN/SPOTを反転しているときしかオートゼロインが使えない!!