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オーストリアの模型メーカーRoco(ロコ)はHOゲージとHOゲージの縮尺で9ミリの線路を走るHOeを作っているメーカーです。
かつてはHOより大きいOゲージやHOより小さいNゲージも製造していましたが、そのHPやカタログで製品の確認ができない現在は市場在庫のみと思われます。
また、現在はこれまで手掛けていなかったTTゲージ(1/120・軌間12ミリ)を手掛けるようになりました。1/120スケール、1/10インチスケールというのは物の長さをミリ、メートルで測る我々日本人には今一つ馴染みのないスケールです。しかし、インチ、フィートを物の長さの基準とする文化ではその人々にとって馴染みのあるスケールなのでしょう。
1ミリの10倍=10ミリが1センチ。1センチの10倍=10センチが0.1メートルという文化の我々には1/10、1/50、1/100、という10もしくはその1/2(0.5)というのがしっくりする馴染みやすい大きさのように思います。対して1インチの12倍=12インチが1フィートですから、その1フィートという長さを1インチ(1/12フィート)で表したのが1インチスケール=1/12スケールです。同様に、1フィート=0.5(1/2)インチとしたのが1/2インチスケール=1/24スケール。1フィート=1/4インチは1/48スケール、1フィート=1/10インチだと1/10インチスケール=1/120スケールです。
つまり我々ミリ、メートル文化には馴染みがなくともフィート、インチ文化を持つ世界の人々には実に自然な国際スケールなのです。
その国際スケール1/120で製品化された鉄道模型たちはカタログの購入は出来ても製品の購入はムズカシイというのが我が国の現状です。今回掲載した写真のロコ社製品カタログも国内の模型店でカンタンに購入できました。しかし、TTスケール製品の購入はちょっとムズカシイようです。せめてはそのラインナップだけでもご覧いただけるようカタログページを抜粋して紹介します。また、ロコ社のHPではPDFでTTゲージのカタログもダウンロードできるので是非ダウンロードして実物の特徴をよく捉えた車両やターンテーブルなどの製品をご覧ください。
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日本にもTT9という大変よく出来た1/120の鉄道模型はありますが完成品は僅かにあるものの基本は真鍮製組み立てキットです。まだまだラインナップは少なく前述のスケールに対する背景のもとあまり馴染みのないその人口を増やすというのはなかなかムズカシイようです・・・・・。
また、気軽さ、手軽さ、馴染み易さをもった他のスケールも複数存在します。
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TTスケールのベネフィットって何だろう・・・・・?
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