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その後のCタイプディーゼル(ATLAS編)

2010年02月08日 | Weblog


 販売側がCタイプという表現はしませんでしたが、トミーのCタイプディーゼルと同じプリマウス機関車をモデルにしたモノにアトラスのCタイプディーゼルがありました。
アトラスのCタイプディーゼルはMEHANOのCタイプディーゼル(アトラス編)ROCOのCタイプディーゼル(アトラス編)でも記述したように1960年代後半にNゲージとして初めて模型化されたCタイプのプリマウスWDTディーゼルです。
そのアトラスも1976年にはプリマウスCタイプディーゼルの販売を中止してしまいます。
新たにアトラスのCタイプ(0-6-0)ディーゼルとしてリリースされたのはダベンポートDH型機関車でした。商品名はDAVENPORT SWITCHER(ダベンポートスイッチャー)です。


実車のディメンションが不明なのでその縮尺ははっきりしませんが30~40トンクラスの機関車なのでプリマウスディーゼルのNゲージ同様に120~130分の1くらいの縮尺ではないかと思われます。
メーカーはそれまでアトラス製プリマウスのメーカーだったオーストリアのロコ社です。
プリマウスの時はダイカスト製の台枠にアトラスのロゴが彫刻されていましたが、このダベンポートではギアケース部分がプラ製でアトラスのロゴは彫刻されていません。
もし、彫刻があってもギアケースの蓋だけ取り換えればアトラス以外のメーカーでも販売可能です。
そんな訳かどうかは分かりませんがこのダベンポートは製造メーカーのロコ社からもリリースされました。
実物のダベンポートは米国製の機関車ですがインダストリアルなので海外にも輸出されたのでしょうか?ロコがリリースした機関車はドイツ国鉄バージョンとしてキャブにDBのマークが付いています。
また、単染にはバッファーも付いています。ちょっとした違いですがこれだけでアメリカ型の機関車が欧州型に見えるから不思議です。

  

同じCタイプ(0-6-0)ディーゼルでもプリマウス機関車とはかなり雰囲気の違う機関車です。
ロッドを回しチョロチョロと走る様はCタンクロコ(蒸気機関車)のようでとても楽しいです。

文化の違いかもしれませんが日本のメーカーも安易にエゾラモノに走ることなく例えまったくの無名な機関車でもいいからスケールモデルをリリースしてほしいと願うワタクシです・・・・・。

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