うるしブログ

漆原良成のブログです

少年少女国際使節団⑤

2006-08-08 20:00:16 | Weblog
さすが外務省の関係なだけあって、
普通に行っては決して行けないようなところに行ける。

何せ、親善使節団のだから。
大使館訪問、大使公邸でのティーパーティー、
などなど目白押し。

ドイツでのホームステイに向かう子供たちの
不安そうな表情がとても印象に残った。

まともな英語すら話せない日本の少年少女にドイツ語
の家庭に入って何とかなるものなのか?

何とかなったようだ。

前年に崩壊したベルリンの壁に行ったのだが
周りでにわか露天商のような人たちがベルリンの壁の
破片、塊 を売っている。

荒利100%、いい商売である。

予想通りみんな飛びつく。中には
自分の頭ほどの塊を買って、どうやってもって帰るの?
と思う奴もいたほど。

着々とスケジュールをこなしている様には見えたのだが
N旅行の細かいところの段取りが悪かったり、
値段の割りに泊まったホテルがいまいちなのが
日本JCの団長の副会頭始め大人の方々には評判が良くない。

途中、クレームを言ったりしたのだがなかなか改善されない。
この時点で我々のN旅行に対するイメージが固まってしまった。
未だにそれは変わってない。

あっという間の1週間、
後ろ髪を引かれながら泣く泣く帰ってきました。
次回は必ず全行程参加しようと心に誓って。

ちなみに、
子供たちは出発の前日に全国から集まってきて
そこでオリエンテーション、班分け、結団式と
友達同士で参加した人意外は全部初対面。

それが、ドイツに着く頃にはそんなことを忘れさせるくらい
打ち解けるのが早い。さすがだ。

また子供たちのユニフォームとして紺ブレ
使節団ぽい。
大人たちは、この2週間しか絶対着ないだろうと思われる
エンジ色のダブルのブレザー、しかも全員オーダーメード。
景気を反映していた。

つづく・・・・