うるしブログ

漆原良成のブログです

大晦日の夜

2005-12-31 23:59:39 | Weblog
今日の帰宅時間が午後10時半

大晦日は毎年帰宅が早くはなっているが
やっぱりこれ位にはなってしまう。
もちろん社員の人たちはもっと早くて8時半頃。

午後7時にお店を閉めて、
そこから、正月の飾り付けやら、新春売り出しの準備とか
が始まる。

仕事が終わったメンバーから順次参加していくので
全員が揃うまでは時間がかかる。

10年位前までは社員全員が
紅白が終わる前には帰れなかった。

その頃から思うと早く家に帰っても手持ち無沙汰になってしまったりする。

1番遅かったのは
まだ、レンタルビデオ、レンタルCDをやっていた頃。

当時のコンピューターの性能も速度も今とは比べものにならない
ほど遅かったので悲惨を極めた。

夜中の1時位までで営業が終わる。バイトはここで帰す。
そこからが問題。
コンピュータを締めるのだが
まずその日1日、次に12月1ヶ月、最後にその年1年の締めを
順次行っていく。

だんだん空が白み始めていき
やることはほとんどもないのだが、
たまにキーボードをたたかなければいけなかったり、
プリンターの紙詰まりに気をつけなければいけなかったりしながら
ひたすら処理が終わるのを待つ。

やっと終わって家に帰るのが午前8時から9時位だった。
若かったからできたんだろうな、きっと。

大晦日になるといつもその時のことを思い出してしまう。

これから、テレビでも見ながらゆっくり
大晦日の夜を過ごそう。

今年途中からこのブログを始めました。

いつまで続くかわかりませんがこれからも
お付き合いのほどよろしくお願いいたします。

それでは皆さん、よいお年を。


忘年会

2005-12-30 23:55:02 | おいし~!
きのうは会社の忘年会を急遽開催した。

年末は忙しいので忘年会はやる年とやらない年があるのだが
今年は開催できた。

そうは言っても、開始は夜8時位、仕事が終わってから。

会場は、うちのお客さんで遅くまでやってくれる
ちゃんこ鍋と串焼きの「千里」

やっぱり、皆とたまには飲むのもいい。
大いに盛り上がった。

男9人、普段家では静かに飲んでいるのが
話に花が咲き、普段の何倍も飲んでしまう。

私は家に帰ってからの記憶が定かではなかった。

話の中身は、家族持ちが多いからやはり自分の家の話が
多くなる。

「うちのカミさんがさ~」とか「うちの子供がさあ~」
とか言うと、すかさず誰かが
「うちはさあ~」と続く。

その間に他の誰かがチャチャを入れる。

また、独身の青春を謳歌していた頃の話も
盛り上がる。

20年近く前、いまくらいの時期は私を含め何人かで
毎週水曜日に日帰りでスキーに行ったりしたものだ。

しかも、当時の馬鹿でかいセパレート式のビデオカメラを担いで
よく滑った。

そう言った話で盛り上がっていると
アルコールの量も進み、

串焼きは食べきり、鍋はうどん、雑炊へと進み、
おなか一杯、気分最高でお開きになった。

残すは後1日。ファイト!


水曜日の営業

2005-12-28 23:56:51 | Weblog
12月28日は水曜日ではあったが
年末と言うことで営業した。

すっと以前は、12月の水曜日は第2水曜までは
休んで、第3水曜日からは年末31日まで休まず
営業したものだった。

しかも、交代で休みをとるということもせずに・・

しかし、ここ数年は私も含めてメンバーの高齢化とともに
約3週間休みなしというのが辛くなってきて
第3までは休んで残りを続けて営業するようになった。

これで何とか体がもつようになった。

松葉杖がなければもっといいのだが。
やっと、少し足がつけるようになって杖1本で
歩けるようのなった。

年末の忙しいのところ、会社の皆さん、家族特に
カミさんには迷惑を掛けている。

心苦しい。
面と向かっては言えないのでいつも心の中で
感謝してます。


でも全体的に年末の慌しさが年々薄らいでいってしまってる様な
感じがする。

商品の動きが鈍いからか?
修理とかは多いのに・・・

まあ、兎に角
あと3日がんばろう


空白の4ヶ月

2005-12-25 22:57:08 | Weblog
この時期、もう少し前11月くらいに
システム手帳の中身のスケジュール表を買う。

ここ何年かはいつも決まっていて
アッシュフォードと言うところの見開き2週間分の
週間ダイアリー。

大安とか仏滅とかの六曜が入っていて使いやすいので気に入っている。

しかし、メーカーとしてはとってもサービス
しているつもりなのだろう
中身が1年以上ある。

例えば2006年版は2005年11月から2007年3月まである。

毎年同じものを使っている者にとっては、
もったいないが、他に使用目的が見つからないので
空白の4か月分を毎年処分せざるを得ない。

こうして毎年、空白の4ヶ月を処分する頃になると
新しい年が間近だなあと思う。

今年もあと1週間である。


うしの会忘年会

2005-12-23 23:57:59 | おいし~!
うしの会という仲間の忘年会があった。

去年からうしの会の忘年会は
12月23日に「貴よし」という番場町の料理屋さんで
ふぐを食べるのが恒例になった。

幹事も恒例で番場町の宮前君である。

てっさ、唐揚げ、ふぐちり、雑炊と続くのだが
雑炊にするためのふぐちりのだしを煮詰めてしまわないのが
難しい。

ふぐのうまみが出た雑炊は絶品。

この雑炊を食べるために鍋を食べなくてはいけない、
と言っても過言ではないくらい。
ふぐちりはふぐちりでもちろんおいしいのだが・・・

話に夢中になって、煮詰めてしまったり、
雑炊の前におなか一杯になってしまわないように
注意しなければいけない。
(もったいないけど多少野菜を残してしまったり・・、)

だしが少ないと、女将さんにこれじゃ少ないと怒られてしまう。
我々も何回か経験すると慣れてきて最近は怒られないが・・・

と言うことで、
会心の出来の雑炊が出来上がり、みんなおなか一杯食べることができた。

1月の新年会はすしかつであんこう鍋で決まり、
うしの会の忘年会は無事終了しました。
幹事の宮前君ご苦労様でした。


高砂ホルモン

2005-12-22 23:22:26 | おいし~!
高砂ホルモンは月・水・金に行くといいらしい。

何故ならば、その3日間に限りレバさしが食べられる。

豚のレバーなので新鮮が命。
だから、仕入れに行く月・水・金しかないのだという。

普通、レバさしはあまり食べないが、
確かにおいしい。

コリコリした食感と、臭みもなく、たれとマッチしていて
なんか元気になりそうな味だ。

あまり食べない私でもおいしいと思うのだから
レバー好きの方ならイチコロだろう。

もちろん、そのほかの
シロ、カシラ、タンも新鮮でおいしい。
特に辛いタレが癖になる。

ついつい食べ過ぎてしまって、
翌日ためらいながら呼吸をするようになってしまう。

この高砂、ご主人が私と同級生でがんばっている。

昔、子供の頃札所13番の本堂の裏の細い路地に
カウンターだけだったときの高砂を知ってる人は
少ないだろうなあ。

今のご主人のおばあさんが切り盛りをしていて、私も
うちのおばあさんに連れて行ってもらった記憶がある。

秩父の名物と言われているホルモン焼きが
こうやって受け継がれていくんだなあ・・・



クリスマスソング

2005-12-20 23:16:25 | Weblog
街中やラジオでクリスマスソングがこれでもかという風に
かかっている。

毎年必ずかかる曲や、今年初めてかかる曲様々だが
私くらいの年のオッサンは新しい曲にはなかなか馴染めず
やっぱり青春時代に聞いた曲のほうが愛着がある。

山下達郎、ユーミン、ワム、ジョンレノン、マライヤ・キャリー等々

特に、バンドエイドの曲はいつ聴いてもかっこいい。
「Do They Know It’s Christmas?」

1984年、イギリスの有名なアーチストたちが、
エチオピアの飢饉撲滅のために集結した。

U2、ジョージ・マイケル、デュランデュラン等々
そうそうたるメンバー。

その後何年か経つと2代目バンドエイド、3代目バンドエイド
が結成され、そのたびに同じ曲がレコーディングされるが
やっぱり初代が群を抜いている。

ぜひ聴き比べてみてください。

それにしても、先日ジョージ・マイケルが男の婚約者を
連れて来日したのには何てこったと思った。

ここ数年感じることだが、我々の青春時代に心を燃やした
アーチストの曲がドラマやCMで取り上げられることが多い。

クイーン、ローリングストーンズ、ジャーニー、キッス、など
枚挙にいとまがない。

この現象は、ドラマやCMを制作している中枢の人たちが
我々と同年代のオッサンたちなのだろうか?

あるいは、いい曲は何年経っても新鮮で人の心に響くと言うこか。

まあどちらにしても、我々オッサンにとってはいい傾向である。

でも、ビートルズの曲はあまり聴いたことがないのは何故だろう?


ぎゅうや

2005-12-19 23:33:08 | おいし~!
久しぶりに「ぎゅうや」に行った。

土、日、祝日しかオープンしていないからなかなか
行けない。

①該当の日に仕事が早めに終わる、
②家で夕飯の用意がない、
③カミさんがぎゅうやでOKと言う、

この3つの条件が1つでも欠けると
行くことはできない。

1番ハードルが高いのが③番なのだが
今回久しぶりにこの条件が揃った。

メニューは
サーロインがメインの日と、リブロースがメインの日が
あるのだがこの日は、リブロースの日。

ちょっと残念・・・

それでも、リブロースとランプ、牛たたきなどを
頼んでおいしくいただいた。

ぎゅうやのいいところは、肉を頼むと野菜が
ちゃんと付いてくるところ。

これだけの肉を食うんだったらこれだけの野菜は必ず食え
と言わんばかりの量の野菜がかえって嬉しい。

炭火のコンロの上に陶板のお皿が乗っかってそこで
焼くのだが、その陶板が熱するのにちょっと時間がかかる。

今回も、最後のほうになってやっとジュージューいいだした。

それまでは焼くというより温めて赤いところをなくして
食べたと言う感じ。

もっとゆっくり待って食べればいいのだが、
なかなかそういう余裕が持てない性格が悲しい。

旭川で畜産業をしている友人が来たときにここに連れて行った。

肉のおいしさはもちろんだが、牛のソーセージをこんなに
上手に作れるところは少ないといって盛んに感心していた。

それくらいソーセージはいけるらしい。

このソーセージ、陶板が熱くなっていても焼きあがるまで
かなりの時間を要するので注意が必要。

千枚漬け

2005-12-18 22:24:45 | おいし~!
冬の漬物と言えばなんと言っても千枚漬けだ。

京野菜の1つ、聖護院かぶらを昆布と塩でたるに漬けたもの。

この時期にしか味わえないからいつもこころして食べる。

何年か前は毎年1月に必ず京都に行っていたので
「村上重」というお店で千枚漬けとすぐきを買って帰ってきたものだが、
最近はめっきり行く機会が無くなってしまった。

しかし、冬に千枚漬けを食べると言う習慣は
我が家に定着したように思う。

現にこうやって食卓に並ぶ。

千枚漬けは鮮度が大事。
しゃきしゃき感と、昆布のぬるっとした感じがあいまって
とってもおいしい。

季節を感じながら味わえる数少ない食べ物である。


「流星ワゴン」

2005-12-17 23:59:39 | Weblog
重松清「流星ワゴン」を読み終えた。

数日前の休みの日の午前中「半落ち」を読みきったあと
続けて読み始めた。

最初は、あまり乗り気はなかったのだが読み進めていくうちに
止まらなくなり、夜中の2時前読み終えた。

この作品から受けた虚脱感をまだ引きずっている。

主人公がタイムマシーンのごとく過去にさかのぼって
歩いてきた人生のターニングポイントを同じ年の自分の父親と一緒に
見つめなおす。

東野圭吾の「トキオ」を思い出したりしながら読んだ。

主人公と今の自分とダブらせて、
身につまされる思いがする。
今このときの俺の選択は
正しいのかとふと不安に陥ってしまう。

子供たちに対しては?妻に対しては?両親に対しては?
会社は?・・・・

本当にこれでいいのだろうか?
今までの自信が揺らいでいる。

最後に主人公は、厳しい現実を受け入れる。
決してハッピーエンドとはいえない。

しかし、顔は下を向いてはいない。

今この現実を前を向いて進んでいく勇気がもっと必要なのかもしれない。


重松清作品は今まで
「きよしこ」「半パンデイズ」「疾走」を読んだ。

「きよしこ」を読みながら山手線の中で涙が出てきたり、

「半パンデイズ」はちょうど私達と世代が同じくらいで懐かしかったり
哀しかったり、

「疾走」ではこれも東野圭吾の「白夜行」を思い出し、読み終えたときは
とっても重く、悲しく、切なくなかなか立ち直れなかった。

そんな重松作品が好きです。