あのじ屋ピチカ2

主に趣味のこと、時々仕事のこと。

詳解 不思議な水銀の話

2021-06-23 09:22:49 | 本紹介
古代において日本は朱の一大産地だった様です。
古墳の中に詰められたり、不老不死の妙薬だったり、
中世にはおしろいとして使わりたり、鏡になったり、
つい先ごろまで美白クリームに使われたとか。

案外身近に水銀は使用されて来たし、元素なので無くすことはできないので
知識を得て上手につきあって行きましょう、という本です。

以下のサイトからPDF版がダウンロード出来ます。

全体版→詳解 不思議な水銀の話

分割版→不思議な水銀の話 翼を持ったいたずら元素の秘密 第2版

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水銀は356.73 °Cで気化しちゃうので釉薬に使うことも無く、焼き物では縁の無い元素です。しかし、「辰砂釉」という名前だけ拝借してその実銅による発色の釉があります。長らくなんで辰砂というのか謎です、憧憬の念があって命名されたのかな。ちなみに辰砂釉は焼成中にすぐ飛んで周囲の焼き物にくっつく、というのであのじは使用してません。綺麗な色ですけどね。
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