あのじ屋ピチカ2

主に趣味のこと、時々仕事のこと。

豆マメ鉢

2013-06-27 09:20:22 | 仕事の話
相変わらず造形苦手のあのじです。
豆盆栽の存在を教えてくださったお客様から頂いた
次なるミッションが・・
「豆マメ盆栽用の鉢」
ここまで小さいとロクロで挽くまでもないな・・
ん・・?ここに手ごろなビー玉があるぞ・・!?

と言うわけでビー玉を型に手づくねで作ったら、
よろよろした鉢が出来上がりました。

これはこれで可愛いのでは!?と思うことにして・・
お客様から去年納めた豆鉢の近況をいただきました。

もみじがちゃんと冬を越せたとの事、
鉢としての役割を果たしてくれているようです。
それにしても撮り方が上手ですね~

花坂陶石場

2013-06-24 08:53:59 | 世界の陶芸産地
今年の山には木の実が少ないのか、
熊出没のニュースがちらほら聞かれます。

さて、資料写真を撮っていた際、
「陶石場も撮っておこう!」とふと思い立ち、
手前の組合で入り口を確認した際、
「・・・熊がね、今年は出たとはまだ聞いてないけど・・」とのこと。

げ、熊か、出てもおかしくないシチュエーションだな・・

それでも一人歩き出しました。小さな鈴を鳴らしながら・・。
・・もうね、怖いんです。
熊というより、「熊が出るかも」という妄想の方が・・
「もし熊が出て、大怪我しても、自分の過失以外のなにものでもない」状態。
急に自分がちっぽけに感じるし、おまけにあと少しというところに

こんな看板が・・。『熊がこの付近に出没しています・・』恐怖倍増です
先に進もうか、戻ろうか、1分ほど看板の前で足踏みしてました。

そして自分に打ち勝ちました!前に進んだのであります。

写真を撮って、とっとと戻ってきました。
こんなに怖い思いをして紹介は一瞬でしたが・・

戦場カメラマンていつもあんな恐怖の中にいるのかな・・
あのじにはとっても無理な職業です・・

*良い子は絶対まねしませんよう






現代アートとデザイン

2013-06-20 09:27:03 | 仕事の話
先週は学生さん相手の講座の準備のため
資料写真を撮り回っておりました。
ご協力頂いた職人さんたち、施設、窯元さん、ありがとうございました。
いつもと内容の変わる仕事は新鮮で充実感が味わえます。

それにしても、
「現代アート」とは何でしょうね・・
その定義の様なものはネット上で探せますが、人それぞれの意見の様です。
あのじは再興九谷から現代に至るまでの作家さんの品物を並べてみたら何か分かるかもしれないと、その様な資料を作っていきました、行ったつもりでした。
・・が、コンピューターが変わって写真の順番がガチャガチャに表示されたのです。とほほ・・フォルダごとに細かく分けておくべきでした。反省

「贋物か本物か、どう見分けるか」などと尋ねられましたが、
あのじは個人的に、
あまり真贋を突き詰めるのには熱心ではありません。
上手な贋物を見て「上手いな~」と感心しちゃうほうです。
「これ幾らですか?」となっても・・骨董の市場価格を知らないし。
需要と供給のバランスで値段は決まっていくでしょうし・・。
欲しい人が多ければ高値がつくでしょうが、
いなければ良い仕事でも二束三文でしょう。

手っ取り早く白黒つけられたら、
そんなつまらないものには人は関心がなくなるでしょう!?
良し悪しの判断が人の感受性にまかされているから
不可解だったり、面白かったりして人を惹きつけているのじゃないかな?

「沢山見ることですね」
あのじの答えはいたってシンプル・・。
皆さん自身の感受性をどんどん育てていってください!と期待をこめて

終わってみたら、現代アートというより、
焼き物オタクぶりを発揮した講座でありました、
皆さん、聴いてくれてありがとうね

九谷古窯址

2013-06-17 08:23:01 | 世界の陶芸産地
近くて遠い場所ってありませんか?
九谷古窯址に10年ぶりくらいに行ってきました。
ネクサスにナビしてもらえば、勝手に着くだろう
と暢気に走り出したのはいいのですが・・。

この車一台分しか幅の無い道、おまけに「通り抜けできません」とある道を行けと指示します・・。
少し考えて無視しました。
その次は
数年前には通行止めになった道に入れ、と指示します。???これも無視しました。
人影もなく車もほとんど見当たりません。
小雨の降る中落石がぽろぽろ見える山道を走るのはなかなか心細い・・。
もう引き返したいな、と思った頃、「およそ300m先目的地です」とネクサスが言いました。
お!?左を見ると

登窯の址です。九谷村って本当に山奥だと実感しました。

大聖寺川の上流、向かって左に登窯址、右手に屋敷跡や焼土遺構があります。
帰りは九谷ダムの方から下りました。「五彩湖(ごさいのうみ)」というんだそうです。

栢野(かやの)の大杉、この目の前にある茶屋の草団子が本当に美味しいんです。
一説には・・
この栢野辺りが二番目の谷で九番目にあたるのが九谷村なんだそうです。
この山中温泉の方から九谷へ行く道の方がずっと良かった。
ナビもイマイチ道の良さまでは把握できてないみたいです

ハノイの空

2013-06-13 08:50:56 | 日記
先日、綺麗な夕日を見ていた日に
カンボジアのコンポンチュナンを一緒に訪ねた方が
ハノイでのバイク事故で亡くなってしまいました。
まだまだ活躍が期待されていた方でした。
残念でなりません、ご冥福をお祈りします。