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DoaU444日目_Part3_桜田通りの起点を見にいく

2010-05-21 23:55:39 | 歩道橋
琵琶湖の東岸にある彦根市、その彦根出身の男が江戸城へ登城した、150年前の冬。
国会議事堂の近く、憲政記念館の辺りにあった邸宅から籠に乗って出発する。
内堀通りを600m先の桜田門へと向かう。
江戸城を目前に銃撃され、最後は日本刀で首をはねられて絶命する。
桜田門外の変が起こったその場所に、今は警視庁と法務省が睨みを利かせる、
皇居と国会議事堂を守るかのように。

虎ノ門3丁目歩道橋を下り車線側に下りて300mぐらい進む。
右手に小沢一郎で有名になった西松建設が、桜田通りの1本奥に見える。
飼い犬に手を噛まれた小沢一郎は、このまま逃げ切れるんだろうか?

そこから200mぐらい進むと、左手に琴平タワーがどーんと。
いやはやなんとも
神社、なのか?ココ?
そのまま100mぐらいてけてけと。



虎ノ門交差点
桜田通りと外堀通りの交点である。
この辺り、かつては風情のある建物ばかりだった、
手前に見える文化庁の建物みたいに。
それが、その奥に見える文科省みたいなビルが建ち並ぶようになった。
そしてココが霞ヶ関の入口、そんな所。
ずんずん国道1号を進んで行くと、右に日本郵政と経産省、左に財務省、
続いて右に農水省、左に外務省と超エリート集団の間を進む。
次は東京地方裁判所、いわゆる東京地裁前にはテレビ局のクルーが3組、
そんな裁判があったのか?
その左手には警察庁と総務省。



法務省
この官庁街で好きな建物がこの法務省。
敷地内の図書館や法曹会館は一般人も入れるし、この佇まいが美しい。
あまり好きではないこの地域、とくに法務省の向かいの警視庁なんて、
好きな人間なんている訳がないけれど、ココだけは別格。

法務省を通り過ぎ、桜田通りを横断、さらに内堀通りを渡る。



桜田門交差点
国道1号線と国道20号、内堀通りとの交点である。
先に見える門が桜田門である、井伊直弼が向かった門である。

桜田門へと進む。



赤坂方面
内堀はきったない水だけれど、その周囲の緑はいつもキレイだ。
左に警視庁、NTTドコモが入っている山王パークタワー。
国会議事堂の右にはプルデンシャルタワー。
赤坂の高層ビル群がそびえる。



桜田門交差点
国道1号の桜田通りの起点がココである。
そして、井伊直弼が暗殺されたのもココ。
右手に警視庁、総務省と警察庁、左のデカイ建物が東京地裁と東京高裁。
イヤな所だ、ホントに。



半蔵門方面
ココから先は内堀通りの単独区間である。
正面に国会議事堂、内堀の緑に隠れている辺りに憲政記念館、
井伊直弼の邸宅があった辺りである。



銀座方面
桜田通りだった国道1号線は、ココから晴海通りと通称が変わる。
左に見えるのはペニンシュラ東京。
右側のデカイ建物は最高検察庁と公安調査庁。
ホント、イヤなとこだよなあ、
もちろん公安調査庁に調べられるようなことは何もない、
おまけに銃撃されるようなこともしていない、当たり前だ。

DoaU444日目_Part2_東京タワーを歩道橋から眺める

2010-05-21 10:19:02 | 歩道橋
東京タワーを初めて見たのは、まだ自我がなかった、
東京にはまだ高層ビルなんてなかった、そんな頃。
この333mの鉄骨製構造物の下で、
はとバスのガイドさんに抱きかかえられた写真が残っている。
もちろん、都民だったオレがはとバスで移動した訳ではない。
今では忌み嫌うベビーカーに乗せられて移動していた訳である。

東京タワーを見上げながら羽橋交差点を過ぎて300m。



東麻布歩道橋
片側2車線の国道1号線を跨ぐ歩道橋。
こちらの上り車線側はストレート型が1脚、下り車線側は2脚。
構造的には、あまりにも普通だけれど。



東京タワーまで170m
階段を上るといきなり東京タワーがこんにちは。
日本で、いや世界で、もちろん宇宙で一番東京タワーに近い歩道橋。
日本一の建造物の座は東京スカイツリーに明け渡したけれど、
やっぱりデカイ、ホントに。



五反田方面
正面に田町にあるNECの本社ビルがどーんと。
その左、黒っぽいタワーはラトゥール芝公園なるマンションがずどん。



六本木方面
正面に見える三角は新興宗教の霊友会、イヤなもんを見ちまった。
左のデカイビルは、あまりに有名なノアピル。

右の下り車線側に下りて、ずんずん150m。



飯倉交差点
桜田通りと都道319号、外苑東通りとの交点。
てか、外苑東通りはこの飯倉交差点が外苑東通りが終点である。
正面に見えるノアビル、かつてはロータスが入っていたけれど・・・。

飯倉交差点を過ぎて250mぐらい。



八幡町歩道橋
日本橋から5kmに建つこの歩道橋、
片側3車線と広がった国道1号を跨ぐだけだったハズ、かつては。
すぐ右のオランダヒルズにできてからは、そこへと接続する橋が延長されている。
階段はこちらの下り車線側が2脚、上り車線側は1脚だけ。



東京タワーまで383m
下り車線側から上って、オランダヒルズへの連絡橋付近から振り返る。
東京タワーの麓に見える緑の横、オランダ大使館だけれど、変な形・・・。



五反田方面
左の下り車線側佐川急便のトラックが停まっているところがオランダヒルズ。
もちろん森ビルの再開発地区である。



日本橋方面
左の上り車線側、車道に面した建物は低層の古びた建物が並ぶ。
奥の高層ビルとの対比がなんだか素敵だ。
この先すぐに東京メトロ日比谷線の神谷町駅の入口がある。
その辺りで左に曲がればテレビ東京、他の局と比べると格段に小さい建物。
そのまま抜ければホテルオークラまで進める。

正面に日本最初の高層ビル、霞ヶ関ビル。
42年前、高層ビルはココにしかなかった、どんな光景だったんだろ?

上り車線側に下りて500m。



虎ノ門3丁目歩道橋
片側2車線となった桜田通りを跨ぎ、階段はストレート型が1脚ずつ、
非常に簡単な作りである。



東京タワーまで794m
上り車線側の階段を上がると、ニッセイ虎ノ門ビルの右からこんにちは。
この階段の横はオムロン、無論。



日本橋方面
左側、飛び抜けて高いビルの1階部分にはデカイ鳥居がある、そして、社。
虎ノ門琴平タワーである。
もちろん金刀比羅神社の敷地を三井が再開発した物件。
まったくもって意味がわからん。

右の下り車線側に下りて進む。
この街は歩きやすい、だってベビーカーが絶無だし。