缶詰だけど、それが何か?

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DoaU444日目_Part7_銀座から東京スカイツリーを眺める

2010-05-23 22:08:38 | 歩道橋
It's tough to make predictions, especially about the future.
予言するなんて無理だ、特に未来についてはな

天才ヨギ・ベラは言葉遊びを続ける。
統計を駆使した天気予報だって、70%の確率で当たればスゴい方。
未来について語ったところで、天気予報以下の価値しかない。
マーティ・マクフライがデロリアンで向かった2015年まであと5年、
ホバーボードでの移動が5年後に実現しているなんて思えないし、
鉄腕アトムも生まれずに時は過ぎだ。

萬福を出て昭和通りに戻る。
昭和通り沿いの建物もきれいになった気がするけれど、
ナイルレストランの外観は変わっていない、
まだムルギランチを勧めてるかな?G.M.ナイルさんは。

銀座東二丁目交差点から300m。



三原橋交差点
都道316号の昭和通りと、都道304号の晴海通りの交点である。
晴海通りを渡る前は銀座4丁目、横断して銀座5丁目へと足を踏み入れる。

ちょっと右に曲がる。



歌舞伎座
大学の頃に何度か見た、1幕とかではなく、
午前の部全てとか、午後の部全てとか、もちろん3階の安い席だったけれど。
相棒はもちろん助六寿司、幕間にビールとともに食べた。

まだ形は残っているけれど、白いフェンスで囲まれている。
ホントに壊しちゃうのかな?

昭和通りに復帰して400mぐらい進む。



昭和通り銀座歩道橋
コレがまたどうしたことか、都内では珍しいX字型の歩道橋。
池上通りで出会った桜新道歩道橋とココぐらいじゃない?



昭和通り銀座歩道橋下部
Xの下と上をつないだような形。
通常の鉄骨むき出しの橋部ではなく、パネルで覆われている。
階段部分もかなりおもしろい。
昭和通りに下りる階段分は複雑な構造、そして横道にはストレート型?



昭和通り銀座歩道橋 エスカレーター
ストレート型の階段だと思ったものはエスカレーター。
こちらは下りのエスカレーター、道を挟んだ向こうが上りである。
エレベーターがある歩道橋は志 田町歩道橋とかいっぱいあるけれど、
エスカレーターってどうなの?風雨にさらされる訳だし。



昭和通り銀座歩道橋 階段部分
90度曲がって、さらに90度曲がって、昭和通りに対して45度で下りる。
1つ目の踊り場でまたも45度曲がって下りる。
2つ目の踊り場で360度回転してようやく地上に降り立つ。

ホントにすごい歩道橋、てかこれ歩道橋か?



昭和通り銀座歩道橋 橋部
歩道橋を英訳するとPedestrian walkway、Pedestrian deck、
Pedwayと略される。
ただ、この場合、町田や藤沢など駅から他の建造物へのデッキを言う。
いわゆる歩道橋とはちょっと違う、橋ではなく空中通路的な感じ。
この歩道橋も橋というよりも通路といった風情。
階段部分に昭和通り銀座歩道橋と、かなりご立派なプレートと表示だったからねえ。



築地方面
正面の首都高都心環状線の向こう、
左は国立がんセンター、右に朝日新聞東京本社。
その先に築地市場となる。
さらに運河を隔てて、埋め立て地の勝どきとなる。



日比谷方面
右の銀座7丁目と8丁目の間を抜ける花椿通りの先、
銀色に輝くのは日比谷公園沿いに立つ大和生命ビル。
その右に帝国ホテルが建つ。



秋葉原方面
今日、志田町歩道橋からスタートした時には予想もしていなかった。
東京タワーは間近で見られると思っていたけれど、
銀座から東京スカイツリーが見られるとは思わなかった、
東京スカイツリーまで約6,372mもあるのに、だ。
こんなに近い未来だって予言することなんて無理だ、ホントに。



汐留方面
正面にパナソニック電工の本社ビル、その奥に汐留センタービル。
昭和通りの終点、新橋交差点はすぐそこ。
しかし、その前にまたも巨大な歩道橋が目の前に・・・。

DoaU444日目_Part6_中華そば萬福(ラーメン/銀座)

2010-05-23 13:29:46 | 食べ歩き
医学部の学生は6年の学生生活を送った跡、医師免許を取得、
その後、大学病院で臨床研修をしなければならない。
このとき、自分が専門としたい診療科目だけを研修するわけではない、
たいていの場合、他科へ里子へ出される。
所属は内科だけれど、産婦人科や小児科で勤務することだってある。
だから内科医だからといって、婦人科の知識がないなんてことはない。

ただし、クスリの処方に関しては制限がある。
自分で自分を診察して、処方してはいけないのである。
向精神薬やモルヒネを勝手に出せる、それが問題だからである。
ただし、抜け道はいくらでもある。
同期の研修医、医師に診察を受ける、という形式をとる訳である。
こうすれば、どんなクスリだって処方できる、ほぼ無償で。

朝、市販薬ではないロキソニンを飲めたのも、そんな理由から。
医師の知り合いがいれば、クスリはいくらでも手に入る。

そして、その医者とよく銀座で飲んだり喰ったりした。
ただ、アホみたいに高いフレンチとかではない。
昭和通りの銀座二丁目交差点を渡って築地方面へ向かう。
築地二丁目交差点の手前、魚竹という小料理屋だったりする。

その手前に恐ろしく歴史のあるラーメン屋がある。
オレのオヤジすら生まれていなかった、1929年のオープン。
大正時代は屋台だったらしい。

銀東一歩道橋を下りて200mぐらい進む。
銀座二丁目交差点を左に曲がる。
300mぐらい進めば右側に魚竹はあるけれど、
13時半近い、昼ごはんはほぼ確実にない。
曲がって50m、2ブロック目の角にその店はある。



中華そば 萬福
三角形に切った薄焼き卵が特徴の老舗である。
当然、食券機なんて無粋なものはない。
暖簾をくぐって右側にテーブル席、正面にカウンターとテーブル席。
こじんまりとした作りだけれど、30人ぐらいは入れるかもしれない。
ただ、昭和レトロを狙ったような内装になっていて、これはどうにも。

1時半ぐらいだからさすがに空いている、先客は3組ぐらい。
何年ぶりだろ?ココに来たのは。なので、当たり前のものを注文する。



中華そば(650円)
ほぼ中央通りから離れているとはいえ、ここはれっきとした銀座2丁目、
それでも、この値段で出しているんだから立派すぎる、ホントに。
中華そばの必須アイテム、ナルトがちゃんとのっている、コレがうれしい。

スープは鶏や魚介、野菜が渾然とうまくまとめたもの。
だから、最近のカツオや煮干しが極端にたったような下品な味ではない。
カツオなど、そのベースを感じさせない出汁がホントにウマい出汁だと思うので、
当たり前のことを当たり前に出してくれるこんなラーメン屋が好きである。

麺はいたって普通。
てか、噛めないんだ、ホントに。
飲み込むようにして食べるしかないので、
小麦の風味がどうの、歯ごたえがどうの、
そんな御託、わかる訳がない。
チャーシューはもも肉なので、噛めない。
前歯で切り裂いて前歯で噛む、情けない。
メンマもほうれん草も同じだ、もったいない。

食後にロキソニンを飲む、後味をぶち壊すかのように。
万全の体調で来たい、そう思いながら店を出る。

DoaU444日目_Part5_銀座一丁目の空を眺める

2010-05-23 11:43:12 | 歩道橋
日本テレビ、TBS、フジテレビ、テレビ朝日、テレビ東京
東京に住んでいれば、この民放5局を当たり前のように見る。
ただし、これはあくまで東京の話。
地方によっては民放は2局しかない県もあるし、徳島なんて1局である。
そして、東京以外の地方局は東京のテレビ局とネットワークで結ばれる。
そして東京キー局との窓口になる支社を東京に置く。
そのほとんどが銀座に集中している、電通が銀座にあったから、そんな理由で。

大学まではほとんどこなかった銀座だけれど、
働きはじめてから銀座によく来るようになった、東京支社に行くために。
だから、銀座をふらふらとしはじめたのは大学を卒業してから。

国道15号である中央通りはかなり変わったけれど、
それ以外はあまり変わらない、この街のいい所である。

日本橋交差点から200m、江戸橋一丁目交差点に出る。



江戸橋一丁目交差点
都道10号となった永代通りと都道316号、昭和通りの交点である。
北に進めば江戸橋に出る。
さて南下しましょう、ここから新橋まで。
200mほど進む。



江戸橋歩道橋
片側5車線の昭和通りを跨ぐ歩道橋。
階段はストレート型が両側に2脚ずつ。
手前、江戸橋方面の階段はかなり緩やかな傾斜以外はおかしな所はない。
でも、銀座側の向こう側は踊り場が異様に長い。
これは昭和通りの地下に作られた都営駐車場への入口があるから。
この昭和通り、計算し尽くされた道路である、すごいね、ホント。



秋葉原方面
正面に江戸橋南詰歩道橋が見える。
両側にはビルが建ち並ぶ。
この歩道橋のすぐ左には日本橋島屋。
右側には♪たけだ たけだ たけだぁ♪の武田製薬。
この辺りが日本橋兜町である。



銀座方面
直進車線は地下へと潜る。
その上を横切る道を右に進めば東京駅八重洲口へと出る。
左に進めば八丁堀を過ぎて永代橋の西で永代通りと合流する。

右の上り車線側、手前のデカイ建物は丸善。
正面に見える歩道橋の左側にそびえる白いビルは味の素本社、
今や日本以外のアジアでしかうれない味の素を生み出しつづける会社である。

下り車線側に下りて、味の素本社の裾野に向かう。



室町歩道橋
片側5車線の昭和通りを跨ぐ、片側1脚のストレート型階段が下りる。
あまりに幅が広く、強度確保のために中央分離帯にも柱が1本。



秋葉原方面
右の下り車線側、すぐの白いビルが味の素の本社である。
江戸橋の辺りのビル群がまだ見える。



銀座方面
正面に東京高速、いやゆるKK線が走る。
その先が銀座である。
この先の立体交差の辺りに都営地下鉄浅草線の宝町駅。
この昭和通りは地下駐車場も地下鉄もある、ホントにスゴいね。

右の上り車線側に下りる。
KK線をくぐって200mぐらい進む。



銀東一歩道橋
こちらの上り車線側の階段には平仮名表記。
ぎんとういちほどうきょう
何だよ、これ?そう思う。下り車線に漢字表記で銀東一とある。
銀座一丁目の東、それを略した命名だとようやくわかる。

片側5車線の昭和通りを跨ぐ。
階段は江戸橋歩道橋と同じタイプ、ここにも地下駐車場の入口が階段下にある。



秋葉原方面
正面に白いビル、味の素本社ビルが追いかけてくる。
銀座っぽいオシャレな感じの店が増えてくるのもこの辺り。



新橋方面
すぐに銀座二町目東交差点の立体交差。
その先、にょきっと立つのが汐留のパナソニック電工のビル。
外堀通りに建つ西新橋1丁目歩道橋からは正面に見えた高層ビルである。
その左、変なアンテナ状のものが立っているのは、でんぱつビル。
でんぱつ?パーマのこと?それにアンテナ?わからん。

左の下り車線側に下りる。
13時半、そろそろお昼ごはん?
ロキソニンが切れてきたのか、ずんずんと痛くなる。
ロキソニンを飲まないと・・・昼ごはんを食べよう、もう銀座だし。