しかしこんなばかな判決があっていいものか。
薬害や公害訴訟でも常に国は解決を長引かせて被害者の寿命が尽きるのを待っている。
寿命のある人間と、生命と寿命を持たない国家という人口システムとの戦いはこうなる場合が多いが今回も酷い。
今回はロジックを完全に捨てた形。
想定を上回る自然災害が起きたら、国は責任を持たなくて良いという信じられない判断。
ということは確実にやってくる大地震で、再度原発事故が起こったとしても電力会社に僅かな賠償金を払わせるだけで、そんな危ないものを国策として設置した国の責任は問われないことになる。
もし安全対策をしていたとしても今回の事故では全電源喪失に至っていた可能性が高いと言う。
想定を上回る津波が来ても防潮堤の高さを増していれば、敷地内に入り込め水の量は圧倒的に減らすことはできたのでは。
冷却機能を早期に回復できたら全く違う展開もあったのではないか。
なぜ女川原子力発電所は浸水せず、福島第一原発は冠水したのか。
同じ地震なのに。宮城と福島だぞ。
安全神話を作り上げた自民党が推進してきた原子力政策に間違いはなかったのか。
そこをなぜ考えないのか。
こちらに女川と福島第一原発の違いが良くまとまっています。
コロナで安倍が給付金を十万ほど配布したが、この予算が約じゅっちょうえん。
逆を考えれば国民一人当たり十万円出せばじゅっちょうえんの賠償金を作ることは可能。
十一年経過しているから年間一万円積み立てればかなりの賠償金を準備することはできた。
しかも震災時の特別税が、あったはず。
確定申告で、取られていたが、企業から取るのは早々に5年くらいでやめましたよね。
逆だろう。
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