不登校に関する良質な記事。さすが経験者です。
但しまず、学校で受けた定期テストの成績をまず通知表に反映させるか、させないか、というハードル。
更には学校とはコトナル場所に定期通学している場合、出席日数には含めるものの授業受講とは認めてくれない問題があります。
校長先生にも掛け合って、校長の判断で認めることができる、という文科省通知があるはずだが、なぜ認められないのか、と聞いています。優秀な子どもたちが安価な公立の進学校にいく機会を奪っていないか。
なぜこれを認めることが出来ないのかは、二つの理由が話をしてみてわかります。
まず一つ目は、毎日通学している生徒たちへの配慮です。通学していない生徒たちより上位評価してしまうと、休み得ではないか、という苦情を心配しているようです。
しかし定期テストには参加している訳ですから、学力は同じ土俵で評価しているにも関わらず。その他の学習以外の部分をきっちり評価軸が定まっていないのが原因でしょう。
こうなると結果的に通信簿には1ばかりが列ぶわけです。
これはなかなかのダメージを食らいます。定期テストで上位に入っても1ばかり列ぶわけです。
この通知表に堪えないといけません。
しかし定期テストは受けに行くわけです。自分の学力の目安にはなりますが、どうにも模擬試験の方が信用出来ます。
そして2つ目、これは同じ地区の校長同士の配慮です。
校長の権利として認められているにも関わらず、自分だけ先走った評価は付けられないという同調圧力。
これに、各地の校長は縛られており、定年も近いのにここでことを荒立てたくない、という村意識が垣間見えます。お互いに監視しあって萎縮している状況。
割を食うのは、子どもたちです。
基本的には、県でいくつか公立の不登校経験者を受け入れ可能な高校を用意しているので、そちらへ誘導する感じ。または通信制の高校に誘導する形。
学習意欲の高い不登校の子どもたちは、私立の進学校の一般入試という競争率の高い競争に向かわざるを得ません。
これがかなりの強敵。
偏差値70超えに挑戦することになります。
全国から猛者の集まる早めの試験に立ち向かうのはかなりの難関。
しかも私立の進学校の先生たちは皆異口同音に言います。
中学の内申書は関係ないのでとにかく5教科で受験してくださいと。
5教科で力を見せてくれれば、問題なく取りますっと語ります。
さあ一見優しい言葉ですが5教科で受けられる私立の進学校は受験日報が重複していたりして、良くても試験日の間隔が狭い。
一日で回復しなくてはいけません
、5教科の疲れを。
これはかなりの負担になります。
1月の後半はかなり立て込みます。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます