ピロEK脱オタ宣言!…ただし長期計画

映画記事も散在報告も停滞中…ですが、自分が飽きない程度のマイペースで運営中。良かったら読んでいってくださいませ。

【映画】ファンボーイズ…あの熱を少し思い出せる映画です

2010-06-17 16:07:19 | 映画

今週は会社にいるか、帰宅すると寝ているかのピロEKです

夜勤というのは、やはり体調的に無理のある働き方のようで、年齢が上がって来るとともに、そう自覚させられる事が多くなりました
仕事内容とか、人員数の問題で夜勤はやむを得ないのかもしれませんが、少しの手当てと引き換えにするには…という感じ。もっと出世でもすれば夜勤をしなくても良くなるのかもしれませんが、そんな見込みも無いですしねぇ。困りました



で、以下は映画の記事です。
本日の記事は基本ネタバレなのでご注意
で、ネタバレ避けるために読まない方…この映画、私からはオススメです



「ファンボーイズ」
(監督:カイル・ニューマン、出演:サム・ハティントン、クリス・マークエット、ダン・フォグラー、2008年アメリカ)

TSUTAYA DISCASさんで「東のエデン 劇場版I The King of Eden」と一緒にレンタル。
この映画は国内ではごく少ない劇場(単館)でしか公開されていなくて、現状鑑賞するには、TSUTAYAでレンタルするしか無いみたいです多分。
私は、2010年5月27日(木曜日)の夜に一度目を鑑賞。その後二度ほど観ました



ストーリー
スター・ウォーズファンが15年間も心待ちにしていた待望の新作「スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス」公開直前の1998年秋。スター・ウォーズファンのエリック(サム・ハティントン)と仲間たちは、末期がんでEP1の公開まで生きられないライナス(クリス・マークエット)の「死ぬ前にEP1を観たい」という願いを叶えるため、スカイウォーカー・ランチに侵入しEP1のフィルムを盗み出す計画を立て大陸横断の旅に出る。
詳しくは…http://culture-pub.jp/fanboys/





ピロEK的感想&点数
スター・ウォーズ(※以下SW)の持つ熱を上手く表現した作品ですねこれは

SWファンと名乗るにはかなりレヴェルの低い私ですが
CFで阿部サダヲの携帯電話がベイダー卿だったり、「ナイト ミュージアム2」にベイダー卿が出てきたり、ユニクロのTシャツでスター・ウォーズモノが出るとつい買ってしまったり…と、そんな程度でテンションアップ出来る私としては、この作品は凄く楽しめました…もしかしたらEP1よりも面白かったかもしれません(暴言)。

内容は、上記ストーリー紹介でも書いたように、末期がんの友人にEP1をみせるために大陸横断してジョージ・ルーカスの所からフィルムを盗み出そうという馬鹿なんだか悲しいんだかわからないお話

冒頭からSWパロディが目白押しで…

あの字が宇宙に流れていくヤツとか、そこから星が写って(残念ながらスターデストロイヤーは出てきませんでしたが)、地上にカメラが写るとストーム・トルーパー2人とダース・ベイダーが登場…てな具合。
ダース・ベイダーの中に入っていた青年ウィンドウズ(ジェイ・バルチェル…「トロピック・サンダー」にも出てた俳優ですよね)がちょびっとヘイデン・クリステンセンに似ていると思ったのは私だけですかねぇ

チューイと先に行った方が助手席に座れるとか。

ミレニアム・ファルコンを意識した、主人公たちが乗るボロいバン(天井にR2-D2を装備)のナンバープレートが“slave2”だったりと、ジャブ程度のネタを出しつつ…

途中から、何故かSWとは関係ないはずのスター・トレック(以下ST)ネタが満載に…
悪意のあるSTファン(トレッカー=トレッキー)の描き方は大爆笑でした。
寄り道した一行が、未来でカーク船長が生まれる町に着いたときにトレッキーと揉めるあたりはこの映画の中で一番面白いんじゃないかなぁ。…このSWファントレッキーという構図はこの映画のキモなようです
R・モルタルバンだとか、良く分からない単語もたくさん登場しましたが、分かりやすいネタでは、スタートレックにはゲイがいるそれはピカード艦長…と主人公サイドが攻撃した際の回答が「イギリスの俳優だからなよっとしてるけどホモでは無い」というのにはまたもや大爆笑(この部分は日本語と英語の両方でチェックしちゃいました)。
その後乱闘になって、最後にリーダー格のトレッキーさんが「カ~~~~~~~ン」と叫ぶシーンは…「カーンの逆襲」かな…その映画観た覚えはないのですが…観たのかなぁ…なんか記憶にあるシーンでした…で、彼ってダース・ベイダーの事を喘息だと馬鹿にしていたのに…彼自身が喘息だったのね。あの吸入器使ってました私も(丁度1998年ごろに使ってました…当時、スポーンフィギュアを買うために冬場なのに走ったら発作が出て死にそうになった記憶があります

その後も、主人公たちがハン・ソロ役のハリソン・フォードを褒めたたえるシーンでは…「インディ・ジョーンズ」シリーズ、「ブレードランナー」など失敗作は1本も無い…なんて言って褒めちぎっていると…車が「6デイズ・7ナイツ」の看板の横を走り過ぎる…なんてネタも

その後も“不潔なオタンコナス”だの(英語だと、なんとかナーフ飼いとかだったですかね)、
警察から逃走する際に押した、押してはいけないボタンがやっぱり凄いボタン(ニトロ)でハイパースペースに突入したり、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」ばりに看板に激突したかと思うとダース・ベイダーみたいになったりと…まぁ、ここまででもかなり楽しんでる訳ですが、この後にまさかのカメオ出演が目白押し

ランド・カルリシアンが出てきたかと思うと(個人的には本当にビックリしたのでココがカメオでテンション上げる部分としてはピークだったんですけどね…ところでジャッジ・ラインボルトって誰ですか)、

転送音で何故かウィリアム・シャトナー(カーク船長)が登場して、スカイウォーカー・ランチの見取り図をくれたり…同時にトレッカー入門もくれるんだけどね
ウィリアム・シャトナーに不可能はないという設定も凄いです
…で、何故かジョージ・ルーカスと敵対しているという設定。後になって「ウィリアム・シャトナーの手引きか」なんて台詞もあったような

で、ジャージャービンクスの刺青(イタイ)をした美人局&トレッキー軍団から逃げ出した後に倒れた友人が運び込まれた病院のお医者さんが…キャリー・フィッシャー(レイア姫)。
で、彼女にハン・ソロの名セリフ「i know」を言わせちゃうとか

スカイウォーカー・ランチの警備員の一人がレイ・パーク(ダース・モール)だったりと…この辺りになると、ちょっとしたタイムパラドックスな訳ですが

…と、こんな感じ
他の方はさておき、ウィリアム・シャトナーはこんな感じで大丈夫なんですかねぇ


スカイウォーカー・ランチに侵入出来てからも、警備員がTHX 1138風だったり、エレベーターの音声が…多分ヨーダだったり、EP4のゴミシューターのくだりが再現されたりと盛りだくさん


で、物語は感動の終焉に向かっていく訳ですが…

ここでも
「物事には欠点も必要。安っぽい特殊効果にパペットだから味がある」…的な台詞で軽く新三部作を否定…この映画のスタッフは新三部作が嫌いなんですかねぇ


…で、ラストはEP1の鑑賞直前に
「駄作だったらどうする
なんて台詞で終了…というとんでもない作品です

とまぁこんな感じでかなり堪能できた映画でした。

他では…
これまた何故か「バック・トゥ・ザ・フューチャー」ネタも多かった気がします


点数ですが…
気持ちは5点…普通に考えても4点ぐらいなんじゃないかなぁ
私は十分に堪能したので5点(5点満点中)としておきます。
SWの一番楽しい部分…
公開前の盛り上がり…ボバ・フェットはハン・ソロのクローンで、ダース・ベイダーはルークの父親のクローンで…なんて誤情報に騙されたり(EP6公開前)、「スター・ウォーズ インサイダー」なんかを読みながら先の展開や新キャラクターを夢想したり(私の場合EP2前とEP3前かな)、無駄に特典映像DVDつきサントラ盤を買ったり(EP3公開前)、友達とあれやこれや話をするあんな感じ…を思い出させてくれるナイスな映画でした



補足・蛇足
…なんて長くて近年の当ブログにしてはかなりテンション高めの記事を書いた私ですが
SWの劇場公開初日って行った事が無いんですよね実は
EP2かEP3のどちらかは先行上映に行ったとは思うのですが、先行上映と初日はやっぱり違いますよね(行った事無いから分からないけど)。

でも、そんなテンションを全く味わった事が無いかと言われれば…その縮小版的なものなら多分あります

【思い出話1】
確か、旧三部作の特別編が公開初日の日だったんじゃないかな
北九州市内のテーマパーク、スペースワールドでもスター・ウォーズフェスティバルだか何だかが開催初日。これに並びました私…たいした行列でもなかったんですけどね。
スペースワールドのゲート前にはSWのコスプレをした団体さんが陣取っていて(ファンの間では有名な方々らしいです。全国から集まったみたい)、中に入ると開幕式でテープカットはダース・ベイダー卿(だったと思う)。これに参加してテンションを上げたのを憶えております。
イベント自体も希少なフィギュアが売ってたりしてナカナカでした
このイベントには何度か足を運んで、うちの子がベイダー卿のマントの中に入れてもらったり(羨ましいです)、その後も割と堪能したような…。

その数年後、EP3公開と同時に行われた同じようなイベントには…行った記憶が無いけど…行ったかなぁ
スペースワールドは最近かなり廃れている感じなので、またあんな感じで盛り返して欲しいモノです



以下は、SWと聞いて思いだした話で…だんだんこの映画とは関係なくなっておりますが…

【思い出話2】
EP1を観に行った時の話
ナブーのジャングルにクワイ=ガンとオビ=ワンが降り立って、後ろから野生動物が来るシーン。
小さかった我が息子は後ろを振り向きました
映画館の音響って凄いなぁと思った瞬間です



という事で、今日はこのあたりで(尻すぼみ





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3 コメント

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こんばんは♪ (yukarin)
2010-06-17 22:22:47
私もSWファンを名乗ってますがコレ観ちゃうと同じくレベル低いです^^;
でもSWを観たことある人なら楽しめる内容でもありましたね。まぁもっと詳しく知っていればそれ以上に楽しめるというもんですが。
CMの阿部サダヲが羨ましいと毎回思ってしまいますっっ。
返信する
★★コメントありがとうございます★★ (ピロEK(yukarinさんへ))
2010-06-21 23:12:31
★yukarinさんへ★

いつもコメントありがとうございます

>私もSWファンを名乗ってますがコレ観ちゃうと同じくレベル低いです^^;

この映画の登場人物は濃かったですね。
でも本当のマニアはもっと濃いんでしょうねぇ。
私は自分をそこまでのSWファンとは思っていないのですが、劇中のクイズの正解率は割とお高めでした。

> CMの阿部サダヲが羨ましいと毎回思ってしまいますっっ。

本当にあんな携帯なら即買いなんですけどねぇ

では、また来てくださいね。今後とも宜しくお願いいたします。
返信する
Unknown (piro-ek0324)
2020-07-15 21:10:50
ジャッジ・ラインボルトは、ビバリーヒルズコップと、初体験リッジモント・ハイの人だった。
当時は全然気がつかなかったっす😅
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