本日2018年10月6日(土曜日)は、新車の購入を決め、カーディーラーさんで手続きをしてきました。
車種は後日。14年連れ添ったミニバンとはお別れの時が迫っています
以下は映画鑑賞記録です
最近見たものかつ、昨日アップの「GODZILLA 怪獣惑星」に引き続き「怪獣映画連続投稿(2)」です。
(最近の当ブログでは)通常、映画記事の画像は制作国版のポスターを載せるのですが、これは日本語版ポスターの方が圧倒的にかっこいいのでトップ画像には、そちらをチョイス。
ハリウッド版の画像は、記事中、もうチョイ下に貼っておきます
「ランペイジ 巨獣大乱闘」
監督:ブラッド・ペイトン
出演:ドウェイン・ジョンソン、ナオミ・ハリス、ジェフリー・ディーン・モーガン
制作年:2018年
制作国:アメリカ合衆国
原題:Rampage
TSUTAYA DISCASから「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」と一緒に届いた1本。
2018年10月1日(月曜日)の夜に鑑賞しました(ブルーレイ)。
概要
1986年にアメリカでリリースされたアーケードゲーム「RAMPAGE」をベースにした映画(このゲームのことは全く知りません)。
シカゴの企業エナジン社は宇宙ステーションで遺伝子操作の実験を行なっていたが、実験動物のラットが巨大化、暴走し、宇宙ステーションの乗組員を惨殺、宇宙ステーションは破壊される。一人残ったアトキンズ博士(マーリー・シェルトン)は会社の命令で実験結果である遺伝子サンプルを回収し脱出ポットでステーションから出るが、ラットの攻撃を受け脱出ポットも爆破し、遺伝子サンプルのみが地球に落下していく。
地球に落下したサンプルは、オオカミやワニに影響しこれらは巨大化で他の生物を惨殺していく、サンディエゴの動物保護地区におり、霊長類学者のデイビス・オコイエ(ドウェイン・ジョンソン)の親友であるアルビノのゴリラ、ジョージ(ジェイソン・リーズ)も遺伝子サンプルに触れ巨大化してしまう。エナジン社のワイデン姉弟は民間軍事会社に依頼しサンプル回収を目論むが、巨大化したオオカミに襲われ全滅してしまう。デイビスは異変を起こしたジョージを助けようとするが、そこの報道を見てかけつけた元エナジン社の研究員ケイト・コールドウェル(ナオミ・ハリス)が現れ、デイビスは異変の事情を知る。ジョージが暴れ出したところに政府機関のハーベイ・ラッセル(ジェフリー・ディーン・モーガン)らが現れ、ジョージは捕獲され、デイビスとケイトも拘束されてしまう。民間警備会社での作戦が失敗したワイデン姉弟は、次の手段として遺伝子操作された動物を寄せ付ける低周波をシカゴの本社ビルから発しおびき出そうとする。空輸中だったジョージもコレに反応し、輸送機の中で暴れ出し輸送機は墜落、なんとかデイビスと、デイビスに助けられたケイト、ラッセルだけが生き残る。その後アメリカ軍が出撃、ジョージとオオカミを攻撃するがコレも失敗、巨大化した怪獣たちはシカゴに向かっていく。
感想
冒頭のシーンは「ライフ」に似ている。パクリなのだろうか、パロディなのだろうか、リスペクトなのだろうか(但し「ライフ」はリスペクトするほどの映画でもない)。
ともかく、イイカゲンな話がテキトーにスタートしましたという感じの冒頭
(決して、“良い”加減でも、適度という意味の“適当”でもなく、チープで雑な始まり)
この雰囲気は、ある意味、実にドウェイン・ジョンソンが活躍できそうな舞台を整えたとも言えるのかもしれません。
悪徳企業が金儲けのために、用途もよくわからない遺伝子操作を行なっている。
うまくコントロールもできない怪獣が兵器に転用できるのかどうかは、甚だ疑問だし、セキュリティも甘々という雑な設定。
ゴリラ他2種も雑に巨大化、万能化していって、
雑に「強くて賢いけど人間嫌いで動物好きの元特殊部隊」という設定の主人公が、雑に超人的な体力を発揮、墜落する飛行機から超人的な活躍で脱出、超人的な体力で銃で撃たれても平気、超人的なタフさでなんとなく雑に活躍する。
本当は人間が主人公ではないこの映画なので、なんか色々ブレる感が強い。
ゴリラが活躍するのか、ザ・ロック様が活躍するのか、バディとして強力タッグとして活躍するのかというと、そうでもない。
飛行機墜落の際、助けてもらった政府の人(日本語吹き替えは雑に若本規夫るぅである)。
なんとなく雑にクールで、雑にザ・ロック様と仲間意識。
そういえば、飛行機墜落のシーンは「ザ・マミー/呪われた砂漠の王女」に似ている。パクリなのだろうか、パロディなのだろうか、リスペクトなのだろうか(但し「ザ・マミー/呪われた砂漠の王女」はリスペクトするほどの映画でもない)。
ゴリラは頭脳戦ではなく、主に肉弾戦を行う。道具は使うが、すげぇ頑強な怪物同士の戦いにおいて、それが何だというのだろうか。
バランみたいになったオオカミと、アンギラスみたいになったワニは、攻撃ヘリからのミサイルぐらいではビクともしないのだが、主人公が機転を利かせて相打ちにさせたり、ゴリラが鉄材で刺したぐらいで死亡(ただの落下速度と重さによる攻撃、ミサイルの方が強いんじゃないか普通)。
こういう映画の場合、巨大なゴリラはだいたい味方。
それはいいのだが、このゴリラ、悪人でも軍人もない人間を結構殺していると思う。
解毒剤で正気を取り戻し、最後には他の巨大怪獣を倒してシカゴを救ったとはいえ、ただで済むのだろうか。普通に考えればこの後がハッピーエンドのはずはなく。
倒壊したビルの上の会から降りられなくなった人を手で下ろしてあげる描写とかあったけど、そんなわけはない(信用できるはずがない)。雑に幕引きしすぎな気がする。
ということで点数は3点強(5点満点中)
雑な設定(雑に強い人間側主人公、雑に友情、雑に起こされたパニック、ついでに雑にコミカルな演出)の雑なバカパニック映画でした
では、このあたりで