ピロEK脱オタ宣言!…ただし長期計画

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【映画】マイ・バック・ページ…ボブ・ディランもCCRも、この映画に出てくる連中の事は認めないと思う

2021-02-14 09:13:22 | 映画
本日は2021年2月14日(日曜日・バレンタインデー🍫)です。
東北地方で昨晩地震があったとのこと。
神奈川の息子のところでも(被害は出てないけど)ずっと揺れたとのことです。

大きな被害が出ていない事を祈ります



以下は、映画鑑賞記録(今日は邦画)です



「マイ・バック・ページ」
監督 :山下敦弘
出演 :妻夫木聡、松山ケンイチ、忽那汐里
制作年:2011年
制作国:日本🇯🇵

2014年12月31日(水曜日)にテレビ西日本(福岡の地方局)で放送されたものを録画。
その後、HDD内に温存…6年以上後💦💦💦💦💦💦の2021年2月3日(水曜日)の夜と4日(木曜日)の夜に分けて鑑賞しました。
(それより前にも何度か観ようとしたのですが、内容的に好きな映画じゃないため、なかなか進まず6年も温存する事になりました)



概要
川本三郎の回顧録「マイ・バック・ページ ある60年代の物語」の映画化。
学生運動最盛期の1969年、東都新聞社に入社した沢田雅巳(妻夫木聡)は、希望した“東都ジャーナル”ではなく“週間東都”に配属される。フーテンの下に潜入取材などをしながら、入社2年を過ぎた頃、先輩記者の中平武弘(古舘寛治)から東大全共闘議長で指名手配中の唐谷義郎(長塚圭史)を紹介され取材する中で、学生運動に燃える若者たちに触れ、高揚感のような感情を持った沢田は、その後京西安保の幹部の梅山(松山ケンイチ)だと名乗る男と接触、中平からは梅山は偽物だから接触の価値がないと言われるが、同世代であることや音楽の趣味から親しくなっていく。



感想
私のとっても嫌いな層の人たちが主役の映画。
幼稚な時代の、幼稚な人たちの動向をずっと観せらる具合。

映画の中では、松山ケンイチのキャラを実はくだらない人間、まわりはそれに翻弄されたという描き方でしたが…
(とりあえず、松山ケンイチのキャラは、学生運動やっているというだけでもくだらない人種なのに、虚言癖、虚勢を張る、根っこがない、すぐに裏切る、嫌なことは人にやらせるというクズで確定

妻夫木聡浅くて若い記者(モデルは著者)も、

古舘寛治演じる実は浅い先輩記者も、

他の朝日新聞社)の連中も…すごく上司の三浦友和以外…全員、何がしかしょうもないし、

学生運動家の連中も、
あの大阪弁の人も、けっこう知恵の足らないクソ

それらが全員…

総じてくだらない層の人。
こいつら暇やったんでしょうね。

冒頭のフーテン連中も…何がしか考えが甘いからあの境遇にいるのであって…

彼らは、うちの親よりちょっと下の世代ですが、ウチの親も含め、まともな大人は、ちゃんと働いて、ちゃんと子供を何不自由なく育てるように、ちゃんと頑張ってくれていたとくれていましたからね。
この映画の連中を「時代を象徴する」みたいに言われるのは、実に違うな…と思う次第です😠

ボブ・ディランCCRも、
おそらくお前らみたいな連中のことは認めてないからね💦


正しそうな時代背景としては…

瓶ビールと小さいグラスでの(しみったれた感のある)飲酒😅

子供や未成年者がいる前で、バンバン煙草を吸う🚬発展途上国の原始人がたくさん登場するあたり
(この描写、私自身がこの時代に生まれていたことを恥じてしまうような描写っすね。私が喘息なのもこういう時代背景に関係してたりしてるのかもしれません


さて、一番クソ人間の松山ケンイチ演じる梅山だか、片桐優だかの話に戻しますが、
この根っこがないのに虚勢等々で自己表現ぽいことするタイプのクソ人間は、
私が、ごく若い頃のオタク界隈にも、多く生き残っていました。
それでも私らの時代は、そいつらの“遊び方”が「学生運動」ではなくて、“同人誌”だったので、随分健全ではありますけどね😅
(一部、某危険宗教団体を除けば安全でした)
そういった連中が、10数年遡るだけで、あの危険な方面に行くのだとすれば、この映画の時代って不幸ですね💦

ちなみに私は、
1960年代当時の新左翼みたいな連中は、この松山ケンイチのキャラのみではなく、ほぼ100%が、こういうタイプの(嘘の)連中だったと認識しています。
私ら世代が学生時代の左巻き教師など、政治的な話ばかりして授業しないやつとかザラにいましたからね…あなたらより賢い時代に生まれた生徒達には全く響いていませんでしたよ。
あれって職務放棄だよなぁ😠

でこの映画だけなのか時代なのか
本来は、世間を正しい方向に導く役目を担うべきマスコミも、思慮が浅く、意味がわからなくて下らない職業意識を振りかざして、バカの味方というか、油に火を注いで行くのだから、重ねて不幸な時代です
…仮に松山ケンイチが本物の左翼であったとしても、あんな庇い方する必要はないよね💦

映画自体も、松山ケンイチのキャラを詐欺師というか、カッコつけのためだけに行動するくだらない人間として描いておきながら、全体的にそういう層や支援層にシンパシーを感じた作り…美化している感もあって…その点でも、やや気分悪いっす

あと、真心ブラザーズのファンとしては、
こんな映画の主題歌を歌うな💦…とか、思わされる部分もあり。

…まぁ、そんな何やかんやも(煙草以外)
ラストで泣くところで映画としても否定しているのかもしれないですけどね。

と、大嫌いな題材と描写の映画…なのだけど、
映画の作りテンポ等は悪くないんだよね…なんやかんや思いながら、ずっと観て要られました
(散々、批判しておきながら、映画の作りは良かったとか言うのだから、私は情緒不安定な面もあるのかもしれません😅)


点数は4点(5点満点中)
…内容が嫌いじゃなければ5点だった可能性もある“映画の作りとして”良作です


触れるの忘れていましたが…
忽那汐里が演じている、倉田眞子という表紙モデル。
彼女には実在のモデルがいて、保倉幸恵って方らしいのですが、なんか不幸な御亡くなり方をした人みたいですね。

…この映画のような題材を、美化する材料に使われたのは重ねて不幸ですね💦



では、このあたりで



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