
昨日ぐらいから雨
が結構降っております。
南部九州地方は梅雨入りした(?)様子で、
私の住む北部九州もこのまま梅雨入り?なんて思ってます。今年は早いですね。
今週末は最近にしては珍しく、
お仕事も自分の身の回りも含めて何の予定も無く2連休です
来週からは土曜日が全部仕事だったりする
ので、英気を養うとしますかね
さて、本日の記事ですが、
本当は「散財報告」を準備してたんだけど、今週末でなんとなく追加で無駄使いしそうな予感
もしてるので、保留。
で、映画の記事にしました。
ただし、いつもみたいにDVD鑑賞ではないんですけどね。
詳しくはこの後に…
























「タイムマシン」
(監督: サイモン・ウェルズ、出演: ガイ・ピアース、2002年アメリカ)
(※今日は前置き部分が長いです)
まず、このブログの「映画・DVD」記事の定義に迫らないといけません
。
映画とは?…多分、私の中では劇場公開作を劇場で観た場合のことだと思います。
DVDは…こちらは、DVD発売されたもの、もしくはレンタルでの映画鑑賞です(劇場公開作でなくても「Vシネマ」も含みましょう。この際)。
何にしても、製作者が映画と定義して作成した映像が、映画全編観れる状態で鑑賞したものに対してレビュー(というほどのものじゃないけど)しているのが、「映画・DVD」というカテゴリーの記事と私は定義しています。
で、何が問題かというと…
今回の記事「タイムマシン」ですが、
TV放送されたものをビデオ(ハードディスク)に録画して観たものです。
TV放送というのは、時間の尺にあわせてカットしていたりします
。
特に地上波放送の場合、スタッフロールが無いのはもちろん
。
TV局のディレクターズカット版となっているのが実情なのではないでしょうか
。
この作品(タイムマシン)の場合、廉価版(1,000円以下)のDVDが発売されています。
通常版が発売直後、気になってた映画ではあったのですが、なんとなく「廉価化」な気配
がしていたので、買いませんでした。
そのうち「酷評
」を聞くようにもなったので、廉価版の購入も躊躇。
レンタルも廉価版が980円なのに、レンタルで数百円払うのか??とか思ったり、そもそもレンタルの候補に挙がらなかったりして…
で、今回の地上波放送まで観なかったわけです
…ということで、前置きが長くなってしまいましたが、結局レビュー行きます
5/24の夜に録画したHD(からさらにDVD-Rに焼いたもの)にて鑑賞。
あ、DVD-R一枚使ってるから、結局レンタルビデオ並のお金は使ってるのね
(多少は安価でおさまってるけど
)。
結構放置していたのですが「サマータイムマシン・ブルース」鑑賞後に観たくなったので観ました。
ストーリー
1890年代のニューヨーク。恋人を暴漢に殺された科学者アレクサンダー(ガイ・ピアーズ)は、数年後にタイムマシンを発明、過去に戻り彼女を救おうとする。しかし、彼女は別の死に方をしてしまう。
過去に運命を変える方法が無いと(何故か)悟ったアレクサンダーは、過去の運命を変える手段を見いだすべく(何故か)未来へ旅立つ…
ピロEK的感想&点数
原作者H・G・ウェルズの曾孫が監督なんですが、
原作を
「大胆にリメイク」でもなく、
「忠実に映像化」でもなく、
なんとも中途半端なアレンジなんじゃないの?もしかしてというのが正直な印象です
ストーリー自体に大きな不満は無いのですが、
現代の作品としては、タイムトラベルの定義が実に曖昧な感じ。
死んだ恋人を死なないようにするためにタイムマシンを作成。
でも恋人を助けちゃったら、タイムマシンを作る動機が無くなる
ここで「タイムパラドックス」が発生。
…フムフム
。
で、恋人は絶対に死ぬことになる。
…ん?だんだんわかんなくなってきた
。
…なんで、一回のタイムトラベルで諦めるかなぁ
…で、なんで未来に行こうとするのか

…ここで説明されてる(なぜその説明を心が読めるとはいえ未来人ができるのかは更に不明)パラドックスの説明からだと「フィアンセが絶対に死ぬ」ではなくて、「タイムマシンは作れません」という説明しかされていないと思うんですけどね(アレキサンダーの友人というアインシュタインの理論もたしかそうだよね?)。
タイムトラベルの定義というのは判りやすそうで判りづらいのですが、
時間軸一本説の場合はやっぱり「サマータイムマシン・ブルース」の保積先生(佐々木蔵之介)&メガネの女性(真木 よう子)の説明が一番納得
。
どうにでもなる説だと「バタフライ・エフェクト」あたり??(この作品がタイムトラベルものかどうかは不明ですが)もしくは「バック・トゥ・ザ・フューチャー」がまずまずの説明してくれてる。
パラレルワールド説だと、歴史かえる意味さえないからどうにでもしてください
(ドラゴンボール、トランクスのタイムマシンは、パラレルワールド説なんだろうけど、だとすると「バック・トゥ・ザ・フューチャー」とちがって同じ世界同士と何度も行き来できるあの機械はパラレルワールドへの移動装置ではあっても、タイムマシンじゃないんでしょうね。修行の仕方習ってきたトランクスが未来を切り開いただけ?)。
なんですが(中途半端なウンチクなので、間違ってたらご指摘ください)…
…この映画「タイムマシン」の中だと、この時間軸一本説なんだろうけど、なんとも曖昧
。
…主人公は荒廃した8億年ぐらいの超未来は変える気みたい。
…それ(荒廃した超未来)見たからやる気出して80万年後(だったっけ
)に戻るんだけど、それが出来るんならフィアンセ救えるじゃん(違います
)。
…曖昧さだけ100年前の小説に忠実とか言うんじゃないだろうネェ…まさか
。
で、タイムマシン破壊したら(何故か時計引っ掛けて)暴走してモーロックが全滅。
…まったく理屈がわかりません。いい加減すぎるような。
結局、TVで放送でしか観てない作品だから、行間が抜けてるのかなぁ
(96分の映画だから、そんなこともないとは思うんだけど)
でも未公開シーンとかあるし…まじぃ。お金余裕あったらDVD買う可能性出てきた(さほど面白くなかったのに好奇心で買うという罠
)
…だれか私を止めてください
と、ここまでは「タイムマシン」っていうタイトルの手前、タイムトラベル中心に突っ込み入れてきたけど、この作品のテーマって、どちらかというと「カニバリズム」ですよね。
モーロックがエロイ捕食というのは、中国人がサル食べるのと如何ほどの違いがあるのかは???ですね。モーロックの親玉もそんな風に言ってるし(言ってない
?)。
自然を破壊して生態系を壊してる人間。
他の生物は死に絶えちゃうんだから、人間の中で新しい生態系が生まれるのは当たり前。
みたいなこと言いたいんでしょうか。
…この映画の描き方だとそのへんイマイチ伝わりませんでしたが。
ということで点数は2点(5点満点中)。
点数は低めだし、いろいろ貶しましたが、深く考えなくて観れば面白いかもですね。
小説読んでみようかなぁ。
あと、映像はまぁまぁ。
…と、自分のブログの定義までを考え、記事にするか悩みながら観た映画なわけですが、
…結果、悩むほどの作品じゃなかったかも…
…DVDで、観ても評価変わらないだろうね。コレ。多分。
補足・蛇足
あの図書館のA.I.が80万年稼動(そんなわけないじゃん)していたのは許してあげますよ
。
そこは、この映画のツッコミポイントじゃないですからね(まぁ、でもあのA.I.が80万年稼動できるんだったら「サマータイムマシン・ブルース」のリモコンが99年ぶりでも動くのは特に不思議ではないね
)。
あんまり高評価な訳でもないのに長い記事になってしまいました
。
チョイ古い映画だからコメントとかトラバは盛り上がらないかなぁ。
こういうSF作品とかだと、ウキペディアとかで調べることをオススメ。
小説との差異なんかたくさん出てきましたよ
。
では、今日はこのあたりで。
今から無駄使い(模型店)に向かいます
★当ブログ内映画DVDレビューの検索はこちらで★

南部九州地方は梅雨入りした(?)様子で、
私の住む北部九州もこのまま梅雨入り?なんて思ってます。今年は早いですね。
今週末は最近にしては珍しく、
お仕事も自分の身の回りも含めて何の予定も無く2連休です

来週からは土曜日が全部仕事だったりする


さて、本日の記事ですが、
本当は「散財報告」を準備してたんだけど、今週末でなんとなく追加で無駄使いしそうな予感

で、映画の記事にしました。
ただし、いつもみたいにDVD鑑賞ではないんですけどね。
詳しくはこの後に…
























「タイムマシン」
(監督: サイモン・ウェルズ、出演: ガイ・ピアース、2002年アメリカ)
(※今日は前置き部分が長いです)
まず、このブログの「映画・DVD」記事の定義に迫らないといけません

映画とは?…多分、私の中では劇場公開作を劇場で観た場合のことだと思います。
DVDは…こちらは、DVD発売されたもの、もしくはレンタルでの映画鑑賞です(劇場公開作でなくても「Vシネマ」も含みましょう。この際)。
何にしても、製作者が映画と定義して作成した映像が、映画全編観れる状態で鑑賞したものに対してレビュー(というほどのものじゃないけど)しているのが、「映画・DVD」というカテゴリーの記事と私は定義しています。
で、何が問題かというと…
今回の記事「タイムマシン」ですが、
TV放送されたものをビデオ(ハードディスク)に録画して観たものです。
TV放送というのは、時間の尺にあわせてカットしていたりします

特に地上波放送の場合、スタッフロールが無いのはもちろん

TV局のディレクターズカット版となっているのが実情なのではないでしょうか

この作品(タイムマシン)の場合、廉価版(1,000円以下)のDVDが発売されています。
通常版が発売直後、気になってた映画ではあったのですが、なんとなく「廉価化」な気配

そのうち「酷評

レンタルも廉価版が980円なのに、レンタルで数百円払うのか??とか思ったり、そもそもレンタルの候補に挙がらなかったりして…
で、今回の地上波放送まで観なかったわけです

…ということで、前置きが長くなってしまいましたが、結局レビュー行きます

5/24の夜に録画したHD(からさらにDVD-Rに焼いたもの)にて鑑賞。
あ、DVD-R一枚使ってるから、結局レンタルビデオ並のお金は使ってるのね


結構放置していたのですが「サマータイムマシン・ブルース」鑑賞後に観たくなったので観ました。
ストーリー
1890年代のニューヨーク。恋人を暴漢に殺された科学者アレクサンダー(ガイ・ピアーズ)は、数年後にタイムマシンを発明、過去に戻り彼女を救おうとする。しかし、彼女は別の死に方をしてしまう。
過去に運命を変える方法が無いと(何故か)悟ったアレクサンダーは、過去の運命を変える手段を見いだすべく(何故か)未来へ旅立つ…
ピロEK的感想&点数
原作者H・G・ウェルズの曾孫が監督なんですが、
原作を
「大胆にリメイク」でもなく、
「忠実に映像化」でもなく、
なんとも中途半端なアレンジなんじゃないの?もしかしてというのが正直な印象です

ストーリー自体に大きな不満は無いのですが、
現代の作品としては、タイムトラベルの定義が実に曖昧な感じ。
死んだ恋人を死なないようにするためにタイムマシンを作成。
でも恋人を助けちゃったら、タイムマシンを作る動機が無くなる
ここで「タイムパラドックス」が発生。
…フムフム

で、恋人は絶対に死ぬことになる。
…ん?だんだんわかんなくなってきた


…なんで、一回のタイムトラベルで諦めるかなぁ

…で、なんで未来に行こうとするのか


…ここで説明されてる(なぜその説明を心が読めるとはいえ未来人ができるのかは更に不明)パラドックスの説明からだと「フィアンセが絶対に死ぬ」ではなくて、「タイムマシンは作れません」という説明しかされていないと思うんですけどね(アレキサンダーの友人というアインシュタインの理論もたしかそうだよね?)。
タイムトラベルの定義というのは判りやすそうで判りづらいのですが、
時間軸一本説の場合はやっぱり「サマータイムマシン・ブルース」の保積先生(佐々木蔵之介)&メガネの女性(真木 よう子)の説明が一番納得

どうにでもなる説だと「バタフライ・エフェクト」あたり??(この作品がタイムトラベルものかどうかは不明ですが)もしくは「バック・トゥ・ザ・フューチャー」がまずまずの説明してくれてる。
パラレルワールド説だと、歴史かえる意味さえないからどうにでもしてください

なんですが(中途半端なウンチクなので、間違ってたらご指摘ください)…
…この映画「タイムマシン」の中だと、この時間軸一本説なんだろうけど、なんとも曖昧

…主人公は荒廃した8億年ぐらいの超未来は変える気みたい。
…それ(荒廃した超未来)見たからやる気出して80万年後(だったっけ


…曖昧さだけ100年前の小説に忠実とか言うんじゃないだろうネェ…まさか


で、タイムマシン破壊したら(何故か時計引っ掛けて)暴走してモーロックが全滅。
…まったく理屈がわかりません。いい加減すぎるような。
結局、TVで放送でしか観てない作品だから、行間が抜けてるのかなぁ

(96分の映画だから、そんなこともないとは思うんだけど)
でも未公開シーンとかあるし…まじぃ。お金余裕あったらDVD買う可能性出てきた(さほど面白くなかったのに好奇心で買うという罠

…だれか私を止めてください

と、ここまでは「タイムマシン」っていうタイトルの手前、タイムトラベル中心に突っ込み入れてきたけど、この作品のテーマって、どちらかというと「カニバリズム」ですよね。
モーロックがエロイ捕食というのは、中国人がサル食べるのと如何ほどの違いがあるのかは???ですね。モーロックの親玉もそんな風に言ってるし(言ってない

自然を破壊して生態系を壊してる人間。
他の生物は死に絶えちゃうんだから、人間の中で新しい生態系が生まれるのは当たり前。
みたいなこと言いたいんでしょうか。
…この映画の描き方だとそのへんイマイチ伝わりませんでしたが。
ということで点数は2点(5点満点中)。
点数は低めだし、いろいろ貶しましたが、深く考えなくて観れば面白いかもですね。
小説読んでみようかなぁ。
あと、映像はまぁまぁ。
…と、自分のブログの定義までを考え、記事にするか悩みながら観た映画なわけですが、
…結果、悩むほどの作品じゃなかったかも…
…DVDで、観ても評価変わらないだろうね。コレ。多分。
補足・蛇足
あの図書館のA.I.が80万年稼動(そんなわけないじゃん)していたのは許してあげますよ

そこは、この映画のツッコミポイントじゃないですからね(まぁ、でもあのA.I.が80万年稼動できるんだったら「サマータイムマシン・ブルース」のリモコンが99年ぶりでも動くのは特に不思議ではないね

あんまり高評価な訳でもないのに長い記事になってしまいました

チョイ古い映画だからコメントとかトラバは盛り上がらないかなぁ。
こういうSF作品とかだと、ウキペディアとかで調べることをオススメ。
小説との差異なんかたくさん出てきましたよ

では、今日はこのあたりで。
今から無駄使い(模型店)に向かいます

★当ブログ内映画DVDレビューの検索はこちらで★
コメントありがとうございます
反応が遅くなってしまい申し訳ありません
>もう一度作り直してほしい作品です!
多分ですけど…原作のSF小説自体がこういう感じの話だと思うんですよね。
ただ、観る側の知識も豊富になった現代で映画化するんだから、もうちょっと理論とかしっかりしたシナリオに直しても良かったとおもうんですけどねぇ。
では、また来てくださいね。今後ともよろしくお願いいたします。
TBありがとうございました♪
中盤までの展開は良かったのですが、
話が全然違う方向に向いてしまったのが残念です。
もう一度作り直してほしい作品です!
いつもコメントありがとうございます。
なんだか中途半端というか、むりやりストーリーが進んでいく感じの作品でしたね。
補完しないといけない内容が多い感じ。
タイムマシンものの原典なのに、この映画はなんかイイカゲンでした。評判どおりの駄作って感じでした。
では、またきてくださいね。
ミケも今作は…楽しめなかったです。
ピロEKさんほどタイムトラベルに詳しいわけじゃないんで、ツッコむにもつっこめないミケですが^^;
また見たいと思えませんでした~。
でも小説はちょっと気になります。