ピロEK脱オタ宣言!…ただし長期計画

映画記事も散在報告も停滞中…ですが、自分が飽きない程度のマイペースで運営中。良かったら読んでいってくださいませ。

【映画】オフィシャル・シークレット…実はパウエルのフィギュア持っています

2021-08-31 22:17:01 | 映画・DVD
本日は2021年8月31日(火曜日)です。
もう8月も終わりです💦

2021年9月7日追記:この日、このブログ記事投稿後、録画していた「コン・エアー」を観ました)



以下は映画鑑賞記録となります



「オフィシャル・シークレット」📨
監督 :ギャヴィン・フッド
出演 :キーラ・ナイトレイ、マット・スミス、レイフ・ファインズ
制作年:2019年
制作国:アメリカ合衆国🇺🇸/イギリス🇬🇧
原題 :Official Secrets

TSUTAYA DISCASから「ドラゴンボール超 ブロリー」と一緒に届いた1本。
2021年8月30日(月曜日)の深夜23:20頃までに字幕で鑑賞しました(DVD)。



概要
イギリス政府通信本部=GCHQの職員キャサリン・ガンがイラク戦争開戦決議を操作しようとしたメール内容をリークした「キャサリン・ガン事件」を描いたマルシア・ミッチェルとトーマス・ミッチェルのノンフィクション「he Spy Who Tried to Stop a War」の映画化。
2003年、GCHQの職員キャサリン・ガン(キーラ・ナイトレイ)は、アメリカ・イギリス両国政府がイラク戦争開戦のため非常任理事国から賛成票を集めるため、該当各国理事の盗聴をする重要機密である指示メールを受け取るが、不正を行ってまで戦争をしたいという指示に憤りを覚えた彼女は、この機密メールをリークすることを考え、反戦主義の友人を介して実行する。メールは、ロンドンの新聞オブザーバーの記者マーティン・ブライト(マット・スミス)に届き、裏取の結果このメールを本物と判断したマーティンはこれを一面の記事にする。記事が出たことにより、GCHQではリークをした犯人探しが始まり、無実なのに尋問される同僚たちを見かねたキャサリンは、自分がやったと告白、警察に連行されることになる。



感想
実話とのこと。
映画がどのくらい脚色されていないのかは分からないですが映画だけ見ての感想は…

1. 主人公と家族とか支援者だけの主張で成り立っておらず、元々は政府寄り、戦争賛成派の新聞が支援しているのだから、割と信憑性のある話なのかもしれない

2. イギリスは結構怖い💦…というか無慈悲な国家に見えた。政権に牙をむいた人物の配偶者だからと、いままで問題なかった人物を強制送還しかかるなんてゾッとする。主人公がどういう人物であれ…有罪になったわけでもないのに、そういうタイプの報復もしくはそう思われる行為を安易に行う馬鹿さ加減が怖い。起訴しない予定なのに見せしめのため1年間嫌な思いをさせるというのも怖い。

3. 弁護士が凄腕風味だった。しかし実際の裁判で活躍できたわけではない。裁判で証拠の押収、駆け引きの妙を観れるかと期待していたけど、史実なのでドラマチックではない。政府が戦争犯罪を問われることを嫌って、主人公を追求しないという展開は映画としたらイマイチ(史実だからやむを得ないが)

4. 実は私、パウエルの1/6スケールフィギュア持っている😅



とかかな…
まぁ最終的に明確な勝ち負けもない地味な話でしたが、それなりに退屈せず最後まで見ることができました。
あと、話の地味さに比べて登場人物は個性強目というか演出過多気味の人が多かったです。

私は不勉強ゆえにイラク戦争の是非など語れませんが…
この映画は特にイラク戦争自体の是非は問うておらず、
「イラク戦争にイギリスが参戦する経緯でこういうヒステリックな事例がありましたよ」
というものと認識しましたが、どうなのでしょう

…っていうかこの時代から20年も経過しちゃったのね💦時代の流れは早いです💦

この映画の主人公…
海外(台湾だったかな)で生まれ育って、
海外(日本の広島)で英語教師をやった経験があって、
移民のクルド人と結婚。
友人筋には反戦主義者がいる
…と、いかにも何かアレな可能性の高いコミュニティの人なんだけど、イギリスの諜報機関って、割とリベラルなのか、セキュリティが甘いのか…そういう人を身辺調査無く(もしくは調査結果良好として)雇い入れるもんなのですかねぇ

しかも、あんな感じで機密が持ち出せるという…
あのセキュリティだと悪いことしようとする人の手にかかればチョチョイですね。

…まぁ、この事例自体は“大したことではない”のかもしれんですね…マスコミが騒いだだけで😅
現に結局、アメリカもイギリスも、当時の両政府も裁かれてないのですから。


点数は4点弱(5点満点中)

キーラ・ナイトレイは美しかったですが、彼女の美しさを愛でるタイプの映画でも無かったですかね。



では、このあたりで



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