セナド広場に着くと、ツアコンのお兄さんは石造りの建物に入っていく。中は一面に青いタイルと、真っ赤なポインセチア。う~ん、なんとも言えない美しさよ・・・
「キレイな壁でしょ。タイル(工業製品)じゃないですよ、アズレージョ(手工芸品)なんですよ!」と、お兄さんは張り切って説明する。ところでこの建物って、そのアズレージョとやらの資料館か何かなの?・・・。えっ、マカオの市役所(民政總署)?!
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「キレイな壁でしょ。タイル(工業製品)じゃないですよ、アズレージョ(手工芸品)なんですよ!」と、お兄さんは張り切って説明する。ところでこの建物って、そのアズレージョとやらの資料館か何かなの?・・・。えっ、マカオの市役所(民政總署)?!
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今日はちぴらの保育園のお餅つきだ。ぴら奥さんとちぴらは朝から保育園に行ったけど、ぴらにあは家で旅行の片づけやらパソコンの設定やら・・・。気がついたらすでにお昼前、慌てて保育園に行くと、今まさに食べ始めるというところ。「あれ、ちぴらくんのお父さんいたんですか?」という視線を浴びつつお餅を食べる。お餅はうまかったけど、さすがのぴらにあも居心地が悪い。ちょうど、同じ職場の人の家族がジェットフォイルで東京へ帰るところ。「雨も激しくなってきてるし、港まで送りましょうか?」と言い訳をして、岡田港まで嵐のドライブ・・・
その後、夕方にかけて雨&風はどんどん激しくなる。ぴら家の脱衣所の通気口から雨が吹き込んで、プチ雨漏りまでしてるし・・・。その雨の中、晩ご飯の買い物に街のスーパーまで出掛けたけど、高速ワイパーが全く効かないほどの土砂降りだ。所々、大洪水のように水がたまって、雷もあっちこっちでピカピカゴロゴロ。予定されていた神社の祭礼(島内で3ヶ所同時開催)も、のきなみ延期になったらしい・・・
壊れたパソコンから取り出したハードディスクのデータを、新パソコンに移しておこうと思った。とりあえず、必要なファイルかどうかは後で考えることにして、旧パソコンのマイドキュメントの内容を、まとめて新パソコンのハードディスクにコピーする。この間買った内蔵ハードディスク取り付けキットを使って新パソコンのUSBにつないで、後はコピーが終わるのを待つばかり・・・
さすがに5年分のデータは重かったけど、コピー中は放っておけばよいから、その間に別の用事を済ませよう。けど、ちぴらが心配・・・。最近パソコンに興味を持ったらしく、やたら自分で操作をしたがる。ペイントでお絵かきくらいならお手の物、勝手にソフトを起動したり終了させたり・・・。「あのね、今は途中でいじったらパソコン壊れちゃうからね、絶対にいじっちゃダメだよ!」と言って聞かせても、「ふ~ん・・・」という感じで今ひとつピンときてないらしい。「パソコン壊れたらね、飛行機のゲームも出来なくなっちゃうよ!」と少しビビらせると、「うん、さわらない」と約束してくれた。パソコンより飛行機のゲームの方が心配みたいだけど・・・
隣の部屋で片づけをしていると、なにやら怪しい雰囲気。そーっとパソコンの方を覗いてみると、今まさにマウスにタッチしかけているちぴらさん。「なにやってんのよ!」と後ろから怒鳴ると、マンガみたいに「ビクッ!」と飛び上がる。「絶対に触らないって約束したでしょ!」とぴらにあが聞くと、「パソコンさわってないよ、マウスにさわったんだよ・・・」と言わんばかりの若旦那。ホント性懲りもない・・・
マカオには世界遺産の建物が多い、犬も歩けば・・・という感じで10ヶ所も巡った。教会なんてあまりぴらにあの趣味じゃなかったけど、なかなか荘厳でよい雰囲気だった聖ドミンゴ教会。これでもキリスト教系保育園児のちぴらさん、一応マジメにお祈り中・・・(ただ下を向いているだけという説も?)
香港からの密輸品(スーパーで買った大量のお茶、お菓子、インスタントビーフン、中華お汁粉などなど・・・。一応、免税範囲)を、成田空港から宅配便で家へ送った。頑張って大島へ持って帰ろうかと思ったけど、予約していた飛行機が欠航になって予定が狂うと色々と面倒くさい。ちぴら連れで大荷物を抱えて、羽田空港~竹芝桟橋を右往左往(もしかしたら東京延泊になる可能性も)なんて絶対にムリ、「宅急便の料金が勿体ない!」なんてケチな考えはこの際やめよう。
受付のお兄さんは「大島ですか?」と料金シートを見つめて悩む。「あの、何県ですか?」って、九州の方を探したって見つからないよ・・・。関東地方なら翌日配達してくれるらしいけど、一応『離島』という扱いで3日後の配達という事。もう少し早く着くと嬉しいけれど、まぁ賢明な判断だと思った。しかし・・・、5日たっても届かない密輸品。まさか、「ホントに奄美大島まで行っちゃったの?」と思っていたら、なんと6日目に届いた。タグを見ると、3日もかかって成田空港から竹芝桟橋まで行っている。いったい、どこをほっつき歩いていたんだか密輸品・・・。あんまり怪しくて調べられてたのかな?
媽閣廟の中はお参りの人でごった返していた。手にはたくさんのお線香を抱えて、皆さん何やら熱心に願掛けをしている。天井からは巨大渦巻き線香(火がついている)がつり下がって、上を向いて歩いていると灼熱の灰が目に落ちる。かなりデンジャラス・・・
マカオに上陸して媽閣廟(マコッミウ)に向かう。ここはマカオ最古のお寺(1,400年頃に建立)で、阿媽(海の守り神)を祭っているところから、阿媽閣(アマコ)とも呼ばれていたらしい。アマコ→アマコウ→マコウ→マカウ→マカオ・・・、ウソのようなホントのマカオの語源。
台所にお弁当用のミートボールが3個だけ残っていた。ぴら奥さんが自分のお弁当に詰め忘れたのか、お皿に乗っかったまま冷たくなっている。夕飯の時、「コレも食べるの?」と聞くと、「えっ、にくだんご?」と興味津々のちぴら・・・
気がつくと、ミートボールのお皿は空になっていた。それを見たちぴら、「にくだんご、ちょうらい!」って。「1個食べたんでしょ?」とぴらにあが聞くと、「たべて、ない・・・」と今にも涙があふれそうだ。すかさず「ゴメン・・・」ってぴら奥さん、まさかとは思ったけど、何も考えずに3個とも一瞬にして食べてしまったらしい。こうなると、ちぴらの怒り(悲しみ?)は収まらない。たかがミートボール、されどミートボールでワンワン泣く。「ママの煮物のコンニャクあげるから許して・・・」という、全く意味不明なぴら奥さんの和解案でさらに泣くちぴら・・・
結局、食後にジュースを買いに行くという事で納得してもらう。普段は買ってもらえない炭酸飲料(CCレモン)を、お店で10分も悩んでゲットしたちぴらでした。