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神宮大会・立正大学vs上武大学。

2009-11-20 23:47:42 | 野球観戦記
神宮大会の決勝戦です。
神宮球場は、キレイな青空でした。

前日に開催された高校の部の決勝戦は大雨の中で実施され、
マウンドのぬかるみに足を取られたピッチャーのボークで
試合が決してしまったそうです。
せっかくの大舞台だし、条件の良いグラウンドで試合をして欲しいよね。


立正大の先発は、小石くん。

上武大の先発は、松永くん。

松永くんは、どうもこの大会では打ちこまれてしまうことが多いので
ここらでビシッと投げ切って欲しいなあ。

1回裏、立正大の攻撃。
1死後、2番・荒木くんがカウント2-2からの5球目をフルスイング。

打った瞬間に「入った!!」と思ってしまうような
素晴らしいホームランでした。

立正大が1点先制。

3回裏。
1番・黒葛原くんが2-2からセンター前ヒット。

無死1塁。
先の打席で先制のソロホームランを放っている2番・荒木くんが
初球を送りバント。

1死2塁。
3番・中嶋くんの打席、フルカウントから暴投。

2塁走者は3塁へ。1死1,3塁。
そして4番・赤堀くんが1-0からライトフライ。

3塁走者がタッチアップし、ホームイン。

立正大が2点目をあげ、スコアは0-2。

4回から、上武大のマウンドは2番手・齋藤くんが登板。

立正大の追加点を阻みます。

試合は進み、7回表。
ここまでの上武大打線は、普段の元気の良さが鳴りを潜め
立正大先発・小石くんの前にヒット2本に抑えられていました。
反撃の糸口がつかめないなあ。
何か手はないかなあ。
しかしこの回、2死から6番・成田くんと代打・奥村くんが連続四球。
2死1,2塁。
初めて迎えた得点のチャンス。
上武大の応援席では、元気な部員に混じって
大きなダルマも応援していました。

ここで立正大はピッチャー交代。
リリーフは菅井きん。
間違えた。
菅井くん。

この菅井くんも、小石くんと並んで
常に安定感のある投球を見せてくれる、素晴らしいピッチャーです。
8番・富澤くんはカウント1-2から
変化球を引っかけ、ショートゴロ。
打球を押さえたショートがボールを2塁に送り、1塁走者がフォースアウト。
スコアは0-2。

8回裏。
上武大は3番手・赤羽くんがマウンドへ。

立正大の反撃を阻み、9回の味方の逆転に望みを賭けます。

そして9回表、2点を追う上武大の攻撃。
1死後、途中出場の5番・寺崎くんがレフト前ヒットで出塁。1死1塁。
関東代表決定戦、そして神宮大会と
逆転に次ぐ逆転で死闘を制してきた上武大学。
客席で見ていても、「ここで終わるわけがない」と思ってしまうのですよ。
しかし6番・成田くんが2-1から空振り三振。2死1塁。
そして代打・加瀬くんが、2-1から外角の球を空振り。

その瞬間、マウンド上の菅井くんは大きくガッツポーズ。

そしてマウンドに集まる立正大の部員たち。

0-2で、立正大が上武大を下し
見事初出場、初優勝を成し遂げました。

勝者が生まれれば、同時に敗者も生まれます。
元気な打線を武器に
優勝まであと一歩という所まで辿り着きながら、
立正大相手に無得点に終わってしまった上武大学。
客席に頭を下げたまま、その場に崩れ落ちていきました。

負けちゃったけど、でも、胸を張って良い準優勝じゃないかな。
立正大と違って、リーグ戦の後も
神宮大会の前に関東代表決定戦に参加して
トーナメントを勝ち上がってこなくちゃいけなかったんだし。

試合後、表彰式が行われ
深紅の優勝旗が立正大学に授与されました。

全試合見たわけじゃないのですが、
とても面白い大会でした。
今後が楽しみな選手もたくさん見られたしね。

寒い中、本当にお疲れさまでした。


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