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関東地区大学選手権・流通経済大学vs筑波大学。

2008-10-27 21:48:01 | 野球観戦記
横浜市長杯です。

正式名称は、『横浜市長杯争奪 第4回関東地区大学野球選手権大会
第39回明治神宮大学野球大会出場決定戦』です。
神宮大会の出場権(出場枠2校)を懸け、
関東近隣の大学野球リーグ(関甲新、千葉、新大学、神奈川)の
秋季リーグ戦の上位2校がトーナメントを行います。

この大会の決勝戦まで勝ち残らないと神宮大会には出場できません。
神宮を本拠地にしているリーグ以外は、神宮で試合をするために
これだけの苦労を乗り越えているわけですな。

組合せ表を見ると、片側の山に創価大学、上武大学、東海大学…といった
強豪校が集まっていました。
これを勝ち抜くのは厳しいなあ。
しかも上武大と東海大なんて、1回戦でぶつかるし。
決勝戦でもおかしくない対戦カードじゃんね。



そんな大会の開幕戦は、流通経済大学と筑波大学の対戦です。
新大学のリーグ戦を見てきたワタシとしては
流経大に肩入れしてしまうわけですが。

筑波大学の先発は、坪井くん。

ドラフト候補として新聞などで何度も取り上げられているピッチャーですね。
見たい選手のひとりだったので、すごく嬉しい
一方の流通経済大学の先発は、奥川くん。


3回裏、筑波大の攻撃。
この日の流経大P・奥川くんは…制球が非常に微妙。
リーグ戦を見ても、三振をバシバシ奪っていくタイプではなく
どちらかと言えば変化球でタイミングを狂わせて打ち取るタイプだと思うのですが、
とにかくこの日は立ち上がりからボール球が先行してしまうため
常に走者を背負ってのピッチングになっていました
この回も、先頭打者の1番・山本くんにフルカウントから四球を与え、無死1塁。
2番・日高くんはバントで送り、1死2塁。
3番・遠藤くんがカウント1-1から124㎞の変化球を捉え、
センターのフェンスを直撃する大きな大きな3塁打。

2塁走者が生還し、筑波大が1点先制。1死3塁。
続く4番・本田くんも1-1からレフト前ヒット。

3塁走者が生還し、筑波大が2点目。
3回が終了し、スコアは0-2。

6回表、流経大の攻撃。
ここまでの流経大は、筑波大先発P・坪井くんに
完全に抑えられています
5回まででヒット1本、四球2つ。
しかもその1本のヒットも、打球に追いついたかに見えたセンターが
グラブで打球を弾いてしまい2塁打になっていたので、
実質ノーヒットではないかと。
そしてこの6回。
そろそろ反撃せんとね。
9番・上杉くんが四球で出塁。無死1塁。
1番・松島くんはフルカウントからファースト方向へのゴロ…

しかしファースト・遠藤くんは打球に追いつけず、
さらにセカンド・野口くんも打球をグラブで弾いてしまい、1塁セーフ。
無死1,2塁。
2番・増田くんは2-0からバスター。

これがバッチリ決まり、無死満塁。
流経大、チャンス!!
ここで筑波大の川村監督がマウンドに向かい
一旦間を空けたものの、
完全に流経大に向いた流れを引き戻すことは出来ず。
3番・福岡くんに対し、押し出しの四球…

3塁走者がホームインし、スコアは1-2。
4番・渡辺くんは2-2からライト前ヒット。

3塁走者が生還し、流経大が2-2の同点に追いつきます。
無死満塁。
一気に逆転したい流経大。
応援席も『流経サンバ』でものすごい盛り上がり。
続く5番・吉田くんも0-1からの133㎞の直球(たぶん)を
右中間へ弾き返します。

1,2,3塁走者が全てホームインし、流経大が逆転!!
スコアは5-2。

7回表、流経大の攻撃。
この回から、筑波大のマウンドは小長谷くんにスイッチ。
8番・山下くんはショートゴロ…
しかしショート・山本くんが人工芝に足を取られ、転倒。
(記録はショートのエラー)
無死1塁。
途中出場の9番・嶋田くんは四球を選び、無死1,2塁。
ここで筑波大は再びピッチャー交代。
リリーフは久保くん。

打席は、秋季リーグ戦で本塁打王に輝いた1番・松島くん。
1-0からの2球目、123㎞の
おそらく変化球を、ライト線ギリギリを抜ける3塁打。

1,2塁走者が生還し、流経大が2点追加。無死3塁。
2番・増田くんは浅いレフトフライに倒れ、3塁走者は動けず。1死3塁。
3番・福岡くんの打席の、カウント1-0から
久保くんがキャッチャーのミットの上を越える大暴投
3塁走者が生還し、スコアは8-2。
打席の福岡くんはフルカウントからライト横への2塁打。

4番・渡辺くんもセンター前ヒットで続き、1死1,3塁。

続く5番・吉田くんもレフト前ヒットを放ち、
3塁走者が生還。

7回が終了し、スコアは9-2。

8回裏から、流経大のマウンドは2番手・行田くんにスイッチ。

行田くんは、9回裏に2死から連打を浴びてしまい
2死1,3塁というピンチを迎えたものの
最後の打者、4番・本田くんをセンターフライに抑え、試合終了。


スコアは9-2と、流経大が大差をつけての逆転勝利を収めました


流経大、強いなあ。
こんなに強いチームだったのか。(失礼
先発の奥川くんの立ち上がりが今ひとつだったこともあり
2点先制された時にはどうなるかと思ったのですが、
尻上がりにピッチングの調子が良くなっていきました。
しかも、打線の破壊力もハンパない!!
5回までほぼ完全に抑えられていたストレスを発散させるかのような
6,7回の大爆発が頼もしかったです


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