お山(産)歩雑記

お山を愛する絵描きの雑記帳かつ2010年7月生まれの歩美&2012年8月生まれの竜之介の一姫二太郎育児奮闘記

S友林業 まなびの森

2009-10-01 23:22:14 | Weblog
5連休も明けまして。
本日は富士山にあるS友林業さんのまなびの森にて、
地元小学5年生を対象に、
森林教室のお手伝いをさせていただきました。

いつも思うのですが、
子供たち(特に小学生高学年~中学生)を相手に森林教室を開くときって
どこに落としどころを持ってくるかがとても重要だと思うのです。
森(=山)には無数に学ぶことがあるからです。

専門的な用語で言えば
生物多様性とか
物質循環とか
多面的な機能とか

もっと抽象的になると
野性の力とか
感受性とか
八百万の神とか

たぶん自由奔放にいくらでも山で過ごす時間があれば、
子供たちはそんなこと、わざわざ大人の口から聞かなくても
本能で、敏感に学び取れると思います

しかし限られた時間、限られた条件の中で子供たちが学ぶとなると
そこには何かしら大人のアドバイス(テーマ設定)が必要なのです。
全てを学ぶには、時間が少なすぎるからです。
今回の森林教室ではそのテーマを、天然林と人工林という点に絞っていました。

野生動物が生活し、人間の意志とはある意味無関係に成立する天然林
人間が作り出し、人間の手が加わら無ければ成立できない人工林
それぞれの特徴と、必要性、そこで人がやらなければいけないこと
つまり、天然林においてはその生態系で占める位置と、そこに入った人が守るべきルール。
人工林においてはそこにどれだけ自分たちの生活が依存しているかと、適切な施業方法。
それを子供たちに、楽しんでもらいながらどう伝えていくか。

難しいテーマだったと思います。
本当はそういうテーマでの森林教室って、
私たちK有林職員が率先してやらなきゃいけないことなのですが。
なかなか単独で行動に出せないところが悩ましい。

S友さん、それに協力して今回の森林教室を実行したHアースさん。
今回の教室は非常に良い勉強&刺激になりました。
今後ともよろしくお願いします。