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genのつたないソーイング

趣味のソーイングと生地マニア公開

anneesicotton 3段シャーリングブラウス5883cotton

2007年04月10日 03時28分08秒 | anneesicotton
型紙  anneesicottonさん 
             ブラウスコーナー  
             3段シャーリングブラウス 5883cotton 40号 3,570円

生地 Scampolo!(スカンポロ)さん   
             シルクコーナー     
             04-2050 ETRO シルクシフォンプリント1.6m 難有 1,600円
                           巾140cm シルク100%

リボン クラフトショップHintさん     ラメ入りコード 74円/mを約5m

 
これは、かなりのお気に入りになりそう。 
可愛いのに大人っぽい。  
製作も前立て以外、難しい箇所はない。 

邪道だが縫い合わせはすべてロックミシンでした。 
あ~~ロックミシンの針を7号に変えてなくて、たまに生地が伝線ツレした。  

シルクっていったらやっぱ絹糸よねって張り切って購入。 
50番しか売ってなかった。 (90番もあるらしい) 
色は完璧に合わせた。 
なのに実際、縫ってみると糸にやたら光沢があって 
白糸にしか見えない。
    
  画像は袖口ゴムをたたいた部分だがステッチしたみたいな糸が目立つ。 
  ついでにラッフルエグレ部分もアップ。   
  やはり上手く出来なかった。 
  巻ロックは隙間が開くので普段から2重縫いする。 
  糸はスパン90番と巻きロック用を使用。 
  ラッフルの巻ロックは縫いズレするのが嫌なので筒にしてから作った。   

  袖口のゴムは筒にする前の平らな時に付けた。 
  まずラッフルを先に付け、ゴムを出来上がり22cm+縫代左右1cmの
  計24cmに裁ちゴム両端を縫代に縫いとめる。
  後は生地に合わせてゴムを引っ張りながら縫う。 
  私はシャーリング用ゴム9mmの黒を使用。 

  リボン通し口がどうしてもわからなかった。
  身頃縫代を前立側に倒すと穴からリボンが出なくなる。

プカプカドラゴン様のブログに問題部分が詳しく説明されていた。
有難くお知恵を拝借し、身頃と前立の縫代を割った。

リボンは色を合わしたくて硬いコードを使った。
でも硬いとシャーリングが偏ったりして上手く出来ないので
柔らかい紐のほうがいいのかも知れない。   

スカンポロさんで異常にお安く手に入れたエトロシルクなので
とりあえず試作用として作ってみた。 
シフォンは初めてだったけどツルツルしていないので
裏地よりも縫いやすい。  
1.6mで贅沢に取って若干余った。
スカンポロさんの画像でみるよりも実物はもっと素敵な生地。 
難もわからない。
おかげで高級感のある洋服になった気がする?のは私だけかな。  

スナップボタンもシルク布で包んであるものを使った。 
ちょうど色がピッタリなのがあったが10mmが36個も付いてる。 
日本紐釦さんで購入、値段は1,050円。 
購入してから気が付いた。 
前立の幅と同じだし分厚い=失敗。 
でももったいないから付けた。    

  リボンとシルクスナップボタン 
    

  11号トルソー
    

anneesicotton ブラウスジャケット572 40号

2007年03月28日 01時26分37秒 | anneesicotton

型紙 anneesicottonさん  ブラウスコーナー
     ブラウスジャケット572 40号 2,940円

生地 ヨーロッパ服地 ひできさん    
     コットンコーナー   
      G.BINDA コットン ストレッチ フローラルプリント スプリングピンク 
         イタリア製   綿 97% ポリウレタン 3% 
                     145cm巾 2,600円/1m×1.3m
                     画像ではオレンジが蛍光色に見えるが実物は
          オレンジがかったサーモンピンクで上品である。

ボタン 大塚屋さん 実店舗      
      パールオレンジ色1.8cm×4個 プラスチック        
      セールにて7個が95円

補正なし。
大変かっこよく身体の凹凸に上手くなじんでくれるので着用も楽である。
これからの季節、何枚も作りたくなるブラウスである。
裏無しだが軽いジャケット代わりにもなるのが嬉しい。
身体が反れている方(姿勢の良い方に多い)は、ウェストライン丈がお勧め。
短いので後身頃がだぶつかない。
また私のような出っ尻もヒップに乗る丈だと後身頃が
だぶついてしまう為、この長さはちょうどいい。
しかし電車の吊革をつかむとオヘソは見える。



特にわからない箇所はないが私には技術が必要。
テーラードジャケットを作られた方には楽勝だろうと思う。
テーラー襟の角が難しく何度もやり直した。
画像【矢印】部分、これでも一番マシな出来きなのだ。
(チャコがまだ取れてない)
 

パネルラインなのでバストのある方にはかなりお勧め。
綺麗に包んでくれる。
またバストがスリムな方でも胸増し綿を入れるので
ヘンなシワが出来ないと思う。私は綿は入れてない。
胸増し毛芯の付け方はパタ-ンメイキングひとくちメモを参考に。
  

バストラインのカーブが、きつくツレる。
縫い代を割って前身頃縫代は5mmにカット&切り込みを入れた後に
ロックミシンをした。
1枚仕立てだが見返しで隠れるので大丈夫である。

立体裁断ゆえ、すべての縫い線が微妙なカーブだ。
アイロンがけが難しかった。
仕上げアイロン後も結構シワが寄っているが
マイアイロンと未熟な腕ではこれが限界。
プロ用アイロンとバキューム台が欲しい。

おばさんの代表柄、全体大柄花が一目ぼれ。
ちょっとレオナールかも、おばさんかなぁ・・・。
うっすらサクラ色のベースが明るく花も色が華やか。
柄あわせは花柄が寂しくなる箇所(枝部分)を避けた。
と思ったら襟にオレンジの花がなくって寂しい。
結構ストレッチがはいっている。
ひっぱったりせず素直に生地を合わせないとツレたりする。
布帛のストレッチは難しい。
2m購入して、まだ80cmあるのでスカートを作る予定。
上下だと派手すぎて怖い?

11号ミセス体系トルソー
 

縫う順番
   接着芯、HB(ハーフバイアステープ)、ST(ストレートテープ)
   を指定箇所に貼る
   すべてのダーツ縫い、背中の左右縦ダーツは縫代まで線を延長
   ダーツの基本は中央に倒す
   見返しの脇側パイピング
   縫代はすべて割るので襟と前端以外のすべてのパーツにロックミシン。
       
   前身頃、前脇(脇はスリット部分まで)、後左右、肩を縫い合わせ
   外襟を付ける。
   
   前見返しと内襟を付ける。
   縫代は割る。
   内襟の付いた見返しと外襟の付いた身頃を中表に合わせる。
   
テーラード襟の付け方はジャケットの縫い方の基礎 八角節子著 
           などを参考に
           角が難しい場合、表襟と内襟を先に形作ってから
           身頃と見返しに挟み込んでしまってもいいらしい。

戸惑う箇所 

   見返しと内襟には線が一杯ある。 
   (画像は見返しの型紙、大きくなりません)
   

       開襟襟なので表と同サイズだと内襟が綺麗に表に返らない。 
        点線は『これだけ開きました(約2mm)』という標で
           表身頃(外襟)と合わせるのは、実線(一番外側)である。
     縫代込みの型紙だが表との違いが2mm単位のデリケートな
     サイズなので襟周りだけでも出来上がり線があった方が無難。
     開いた箇所の標も必要である。
      
     表身頃と縫い合わせた時、見返し側の三角部分(画像右上角)が
     気持ちプックリ膨れてたらゆとりが入ってる証拠。

     キセは
       第一ボタンから下は見返し側を控える
       第一ボタンから上~内襟が表に返るところくらいまで
       表身頃(外襟)を控える。
       バックセンター襟はスタンドなので内襟を控える。
     ↑のように表に返す前に部分部分でキセを変えて
     アイロンで整える。
 
   四ツ留めや星留め
   四ツ留めはジャケットの縫い方の基礎 八角節子著に記載。
   
   見返しの肩縫代と表身頃の肩縫代を借り止め。
   後見返しはないのでテーラード襟を付ける時に
   切り込みを入れた位置から出来上がり線に折込んでまつる。
   したがって切り込みを入れたところからは身頃、見返しとも
   縫代は襟側に折れる。
   これは正しい方法ではないと思うので各自、本などで確認の事。
       
           
       袖のスリットは筒にする前に作る。 
           袖口の縫い代(袖口見返し)と袖を中表にあわせて
           スリット回りを縫って スリットを切り込み
           袖口を表に返したら袖下を縫い袖の形にする。
          
  
  袖付け
   イセコミしてアイロンと裄割りで完璧に袖の形を作ってしまう。
   袖と身頃の縫代は袖側に自然に倒す。
   袖付け後は袖付け縫い目にアイロンは使わない。
   私はイセコミがギャザーになった箇所があったので
   縫い目のキワ、縫代側をアイロンの先を使って落ち着かせた。
  

  裾脇スリット、裾の処理、ボタンホール、ボタン付けで出来上がり。
  

ボタンと生地のアップ         


anneedeux (アネドゥー) Vネックロングプルオーバー  42号

2007年03月08日 01時55分56秒 | anneesicotton

型紙 anneedeuxさん    
      Ayu 7A071 型紙 Vネックロングプルオーバー  42号 1,575円 

生地 Yahoo!オークション E○EX by KR○Z○A     
      110cm幅×7m=4,000円を170cm 身丈85cm 前幅最大55cm必要
      綿100% 天竺ニット 超薄高テンション グレー紫系アニマル柄


なんかいきなり太った画像でanneedeuxさんの営業妨害かもしれん。

  
   
妹が着ぐるみ着てるみたいと・・トホホ・・。
肌着のような薄ニットに膨張色ってことで。

サンプルのようなしっかりニットだと締め付けてくれると思う。
それと42号は大きすぎた。
私と同じような体格の方は40号でいいと思う。
全サイズダウンロードを購入すれば生地によって応用できるので便利。

イラスト付で詳しい説明書なのに私ときたら
Vネック部分が全く理解出来ず・・・脳細胞が壊れてきたのかな。
仕方ないから我流で適当にした。
本当は襟高にならなくちゃいけないのに身頃高になった。
Vの部分は手縫いしたよ、ずれるから。
上から落としミシンするから縫い目粗くてもOK。

ラインはかっこいいし型紙の値段も安いので満足である。

生地と身頃高になったV部アップ


超初心者の疑問点色々anneesicotton 細身ハーフコート(7)

2006年12月21日 00時44分04秒 | anneesicotton

型紙 anneesicottonさん     
       総裏 細身ハーフコートHalf coat(Mina)42号

過去記事
 仮縫い anneesicotton 細身ハーフコート42   
 補正 anneesicotton 細身ハーフコート42(2)     
 両玉縁ポケットその1 anneesicotton 細身ハーフコート42(3)   
 両玉縁ポケットその2 anneesicotton 細身ハーフコート42(3)   
 両玉縁ポケットその3 anneesicotton 細身ハーフコート42(3)   
 袖口スリット anneesicotton 細身ハーフコート42(4)   
 後裾ベンツ(ベント)の作り方、縫製方法 anneesicotton 細身ハーフコート42(5)
  袖付けのイセ込みanneesicotton 細身ハーフコート42(6)   の続き。

こんな事もわからないの?っていう超初心者の疑問です。
私のような初めてコートを作る方対象の記事です。
ページ重いので興味のある方のみ。

見返しの前端段差
     
画像の型紙は前見返しを出来上がり線で写し直したもの。
     切躾をするので表部型紙には縫代は付けてない。
           
     
              
          見返しにだけ前端の上から19cmくらいまで2.5mm幅
          広くなっている。 
                  そのアップ部分↓ (1.0の数字は縫代寸法) 
                              

見返しと表前身頃は型紙出来上がり線通りに合わせる。
見返しの段差部分(矢印箇所)は
その下と自然につなげるようにして表身頃と合わせる。
表も見返しも縫代は同寸なので縫代端を合わせると良い。

先生にどうしてか聞いた。
スタンドカラーだが、たまに開襟にするかもしれない。
その時、見返しが前身頃の上になり返り分の生地が足らなくなる。
表と同寸幅だったらツレるので開襟部分まで返りの分を
ミリ単位で増やすとの事。

     見返しを開襟にしてみた画像、外側に返るので
       生地に余裕を持たせないとツレて上手く返らない。
       
      表を開襟にしてみた画像、内側に返るので返しの余裕は必要なし
       


裏地、後身頃の疑問点 
     画像の型紙は裏地の後身頃を縫い代付で写したもの。  
           (裏地なので縫代も型紙に付けた)
     バックセンターに線が一杯あって
     どこを縫っていいかわからなかった。
     
     この部分は anneesicottonさん の縫製手順にも説明は有る。
     バックセンターは一番、運動量が多いのでキセを1cmに広げる。
     襟ぐりからではなく5cm下からで良い。 
     画像、赤点が実際に縫う縫い目↓
                     

     縫い目汚いが実際に縫った見本
     矢印部分でキセ分を付ける為 階段状に縫った。
     (型紙にもちゃんと出来上がり線記載、その通り縫えばよい)
        

      裏地のキセは襟ぐりを右手に持って出来上がり線を
      ベンツ開き止まりまで手前に折るのが基本 
      キセ分を入れてない箇所(上から5cmまでとウェスト線から下)は
      縫い目の線=出来上がり線で折ることになる。
      縫製手順書にはなかったが先生の指示では
      この 1cmのキセ部分を二目落しで落ち着かせるらしい。
      ↓画像は二目落しの縫い目のサンプルだが
       天地逆さまに画像処理してしまった。
       上の階段状の縫い目はウェスト部分のキセ止まりになる。
       

      裏地の表側、二目落としを引っ張ってみた様子↓
                        

襟付けの縫い代 
     表地の襟付けの縫代はすべて割る。 
     裏地の襟付けの縫代は裏地部分との結合点だけ裏地側に倒し
     見返し部分で自然に縫代を割る。
        
        
     縫製手順では切り込みを入れていたが
     先生は入れなくても良いという事なので切り込みは省略。
     裏地を表からみた倒した縫い代の様子↓
                      


以前、縫い代はすべて割ると記載したが袖付けの縫い代は割らない。
縫い終わった袖付け回りには一切アイロンを当てない。
袖側に縫い代をふんわり倒し落ち着かせるだけ。

表前端にストレートテープではなくハーフバイアステープを貼る
のはあまりにも伸びないようにしてしまうと反対にツレるかららしい。
生地も伸びるし前面に貼った接着芯じたいが伸びる。
アパレルで使う特別の接着芯は伸びないので
ストレートテープを貼る場合もあるらしい。
それにあまりにもカチンカチンにしてしまうと面白みのない表情になる。

ウールはチャコもムリだしツィードは動かすたんびに
     ハシからどんどんホツけてくるので縫代幅目安の縫製は
     出来上がったらかなりサイズが変わってしまうことになる。

     縫代目安の縫製の場合は裁ったパーツから先に
     ロック始末するのが安心だ。
     芯を貼る場合はこの限りではない。

     私の場合は補正もしたので切躾は要必至。
     今はやりのキルティングも裁ったパーツからすぐに
     ロック始末しないとキルティングしてる糸が裁ち部から
     どんどん解けてくるのでえらい事になる。
      それも1箇所や2箇所ではなく半分以上、出来上がり線より
      内側まで解けてきてすべての切り端をミシンで押さえた
      情けない記憶がある。
      これだったら自分でキルティングしてる事になる。     
     

裏との結合は次回報告できると思うけど未定。


袖付けのイセ込みanneesicotton 細身ハーフコート42(6)

2006年12月13日 22時21分45秒 | anneesicotton

型紙 anneesicottonさん     
              総裏 細身ハーフコートHalf coat(Mina)42号

過去記事
    仮縫い anneesicotton 細身ハーフコート42
  補正 anneesicotton 細身ハーフコート42(2)  
  両玉縁ポケットその1 anneesicotton 細身ハーフコート42(3)
  両玉縁ポケットその2 anneesicotton 細身ハーフコート42(3
  両玉縁ポケットその3 anneesicotton 細身ハーフコート42(3)
  袖口スリット anneesicotton 細身ハーフコート42(4)
  後裾ベンツ(ベント)の作り方、縫製方法 anneesicotton 細身ハーフコート42(5)

  の続き。

    洋裁教室で袖のいせ込み方法を習った。
    自分が忘れないため記録しておく。
     型紙にはイセ込みの合標は記載されていたが
     袖を補正して合標がわからなくなったので先生の方法にてイセ込む。

         袖を身頃に付けながらイセ込んでいたら
         先生にそのやり方は初心者の中の初心者ねと指摘(笑)
    そういえばanneesicottonさん の縫製指示書にも
    袖付けの前に袖のイセ込みの絵型があった。

    しつけ糸2本取りで袖の標、縫い代側3mmとその5mm上をぐし縫い。
    薄い生地はミシン縫いで寄せてもいいが厚い生地は手縫い。

ぐし縫いの寸法
    前袖は袖山から袖底の2分の一。
    後袖は袖山から袖底の2分の一+α(前袖より約2~3cm長め)
    ↓実物は2枚袖だが絵は省略
      
    (余談 このノートはRickRackさんの気持ちのおまけ)


イセ込む分量   
    型紙段階で割り出したイセ込みの寸法を先に縮める。   
    私の場合全体で1.6cmしかなかった。   
    一般的に厚い生地は4cm弱、薄い生地は1.7cm     

    前袖   袖山から3cm程までを集中的にイセ込み   
          そこから下はぐし縫いは、しているものの全くイセ込まない。  
    後袖   袖山からぐし縫いした箇所まで平均的にイセ込む。   

       画像の点線部分をイセ込む↓  
                   

アイロンで袖の形付け   
    ウマやユキ割に乗せてギャザーにならないよう凸凹や波打を整える。
    ↓前袖をイセ込んだ状態、シルクピンが袖山~紫の矢印部分まで。
      

     ↓後袖をイセ込んだ状態、ぐし縫いをした部分全体を平均に。
         

         ↓一応、綺麗に形付けした状態
       

     袖山を片手に持って丸くなってるか確かめる。
     その形のまま袖側裏を手前にして身頃を合わせる。

  まず袖山を合わす。
  必ず袖側から、身頃を袖山の丸みになじませるように
    待ち針で止めていく。
  アイロンで袖山を綺麗に形付けた型を壊さないため
  袖底は合わせないでイセ込みを優先する。
  ぴったり合う場合もあれば袖底が前袖側や後袖側に
    かたよる可能性もある。
  柄合わせがある場合は柄を優先。

しつけをして袖のフリを確認する。
腕は前にフレているので袖を通さない状態でも画像のように
前に少し袖がフレていたら完璧。
この時も柄あわせは優先、前や後に少しフレすぎていても目をつむる。
       
   身頃の袖付け回りにシワが出来るのも縫製段階で
   前にフレてないのが原因らしい。
   この袖付けのしつけは先生にして頂いた。
   私がしたらこんなに微妙な前フリにはならないだろう・・。
   もしくはパターンが良いのだと思う。

   本縫いをしたらイセ込みがミシンで伸ばされて
   この完璧なシルエットが壊れないか心配。
   なお身頃裾はまだ処理をしていないので斜めになっている。
   後に上がっているわけではない。

お昼の時間に通っているのでご年配の方が多い。
しかし!ミセスなのにミセス体型でない痩せている方々ばかりで・・・。
既製品でも苦労されないで着こなせると思うのに優雅だ。
作品もプロ級で補正の試着や製作途中の作品を見るだけでも
勉強になりワクワクする。

ネット世代の方々ではないので生地の購入は
特設会場の催し『シルク ヤマトヤ』さんである。
主要都市で開催されているが次の販売はいつかわからない。

ボタンはタムラさん 通常価格は私など高くて買えない。
教室在校者はカードがあって2割引きで購入できるらしい。
バーゲン時は半額になるので特典がなくてもかなりお得。


後裾ベンツ(ベント)の作り方、縫製方法 anneesicotton 細身ハーフコート42(5)

2006年11月12日 04時44分12秒 | anneesicotton

過去記事    
仮縫いanneesicotton 細身ハーフコート42    
補正 anneesicotton 細身ハーフコート42(2)    
部分縫い【その1】両玉縁 (3)  作り方    
部分縫い【その2】袋布の付け方(3)  作り方 
部分縫い【その3】上下の角処理と袋の作り方(3)
部分縫い 袖口スリット anneesicotton 細身ハーフコート42(4) 作り方

の続きである。
長くて画像が重たいです、根性のある方だけどうぞ。
 
ロックミシン、接着芯は省略
右ベンツは白生地
左ベンツ(下側になるので持ち出し布がある)はオレンジ生地

画像は裏向けで置いてある状態。
型紙では文字のある側を表として見るので写すときは左右に気を付ける。
たとえば生地の表側を向けて置いたら型紙も表側を向けて上に置く。
女性用は持ち出しのある方が左側である。
今は裏向けで置いているので左右逆→  

    (1)左右中表、ベント止まりまで地縫い   
         ペンでポイントしている位置ではなく   
         その下段、矢印のところまでが正解   
         この標は最終で表からベンツ止めの飾りミシン用である。
    (2)矢印のところまで黒糸で縫い終わった
    (3)縫ったところまで縫代を割る。
             

    (4)右ベントから   
          ベント部 見返しを中表に折る   
          実物はこの見返し部にも接着芯を貼っている   
          ここが背 中央線になるので布目を縦に通す   
    (5)裾出来上がり線の標を合わせる 
          実物ではこの裾線4cm上がりくらいまで接着芯を貼っている
    (6)裾出来上がり線に沿って見返し生地があるところまで黒糸で縫った
             

    (7)裾を出来上がり線で裏側に折り角をひっくり返すので
              綺麗にアイロン
             

    (8)裾に沿って縫い終わった見返しを表にひっくり返す
    (9)ベンツ開き止まりまで縫って割った縫代の続きとして  
            今出来上がったベンツもまっすぐアイロンで整える  
            上側になるので裾までまっすぐ、角も綺麗に。
            

    (10)左ベンツ処理    
       左ベンツ持ち出し部を出来上がり線(縦)で中表に折る 
    (11)折って裏から見たところ     
       裾出来上がり線(ペンでポイントしてる線)を合わせる    
       実物では裾出来上がり線4cm上がりくらいまで接着芯
              

    (12)持ち出しの裾線を合わして表から見た図
    (13)黒糸で持ち出し終わりまで縫った
    (14) (13)を裏側から見た
      

    (15)左ベンツ(下側)の裾出来上がり線を裏側に折り
       角を綺麗にアイロンで。
             

    (16)左ベンツ角を持ってひっくり返して右ベンツの上に重ねた
    (17)アイロンで整える、左右ベンツ出来上がりの状態
             

    (18)表側から見た出来上がりベンツ   
       左右、丈が同じかどうか確認   
       左ベンツの持ち出し部は右ベンツから見えないように   
       少し控えている。
    (19)右ベンツをめくった図
             

    (20-1)ベンツ開き止まりの処理    
        もういちど左右のベンツを中表に合わせる    
        右ベントは見返し1枚と
        左ベントは持ち出し布とその見返しなので2枚
        =合計3枚が重なる
     (20)飾りミシン用に付けた青の点線の下段を縫う   
        右(白)は見返し、左(オレンジ)は持ち出し布になる。   
        手前オレンジ布、見返しとなっているが
                  持ち出し布の見返しである。
             

     (21)右ベンツ開き止まりから見た縫う箇所、赤い点々を縫う
     (23)一応、反対向きからも確認で    
        左ベンツ開き止まりから見た縫う箇所、下段の赤い点々を縫う
              

      (25)左右のベンツ布を縫い合わせた右ベンツからの図  
         背中央から続いているベンツ開き止まりミシン終点から
               きっちり縫い始める。    
                  赤でバツをしてるのは間違って飾りミシン用標の上段を
                  縫ったため
                  別に2段縫っても表からはわからない
                   
(26)同じく左ベンツからの図、確認の為
                   

      (27)背中央から開き止まりまでの縫代を割る為   
         ベンツ止まりギリギリまで切り込みを入れる   
         上から縫代がつながっている左ベンツの持ち出し布のみ
         

      (28)中央の縫代を割り左ベンツを右に寄せた切り込みを
         判りやすくするため、上の生地(左ベンツ持ち出し布の見返し)
                    を開いているが、この切り込みは
                    今、手で押さえている生地で隠れる
         

       (29)ベンツ側の切り込みが隠れた↓
                    

       (30)表から見た後ベンツ 
          左ベンツ(持ち出し布)が右ベンツよりも長くならないよう。
       (31)めくった状態
          

       (32)裏からみた出来上がりの後ベンツ
       (33)今のままではベンツ止まりが動く
          

      表から飾りミシンでステッチ
        
       飾りミシンは裏地を付けてからか付ける前かわからないので 
       次回習ってくるけど、このへんは臨機応変でいいと思う。

       あとは表は前、前脇、後脇、後上、後ベルト、後下(ベント)
       外衿、袖を付ける。

       裏には前見返しと内衿が付く。
       外衿と書かれた型紙が2枚ある。
       スタンドカラーなので少し小さい寸法の衿が
               裏地に付く内衿だと思う。
        裏との接ぎ方はご存知だと思うが、また引き続き報告したい。


袖口スリット anneesicotton 細身ハーフコート42(4)

2006年11月10日 05時06分10秒 | anneesicotton

過去記事    
     仮縫いanneesicotton 細身ハーフコート42    
     補正 anneesicotton 細身ハーフコート42(2)    
     部分縫い【その1】両玉縁 (3)    
     部分縫い【その2】袋布の付け方(3)   
     部分縫い【その3】上下の角処理と袋の作り方(3)    の続きである。

判り易いように内袖を白色、外袖をオレンジ色とする。
サンプルは左袖を製作。
袖山、接着芯、ロックミシンは省略。
縫代はすべて割るのでパーツすべてにロックミシン。

画像は裏側を向けて置いている。(標しを付けている方が裏) 
            


(1)スリットではないほうの外袖と内袖を中表にして地縫い
(2)分り易いように赤糸で縫い終わった
(3)縫代を割る
(4)袖口出来上がり線を外表に折ってアイロンで整える   
           ※ハサミでポイントしている線、その上の破線は接着芯の線
                 
        

袖口出来上がり線を外表にして折った画像 
        

スリット側(反対側)
        
           (1)外袖と内袖を中表にして上からスリット止まりまで合わせる    
                 ※ペンでポイントしたところまで
           (2)スリット止まりまで赤糸で縫った
           (3)縫った所までアイロンで縫代を割る


スリットの処理 スリット止まりから下は内袖と外袖は別々に処理    
          外袖       
             袖口出来上がり線をもう一度中表に折りなおし    
             スリット止まりから下の縫代同士を合わせる。    
             内袖(白い生地)はややっこしいので除けておく。  
                  

    待針で止めた所を色々な角度から見た画像 
      ↓   (この画像では白い生地の内袖スリットは先に縫い終わっている) 
            縦の大きい画像は袖口見返し側
              (実物ではこの面は接着芯が貼ってある)で 
               スリット止まりよりも上に4cm程生地が
               かぶさるのは裏地と接ぐ為
      

     内袖も外袖と同じ要領(オレンジの布を挟み込まないように)
     一応、色々な角度から撮った画像
          
          (1)袖側
          (2)見返し側(実物ではこの面は接着芯が貼ってある)
          (3)縫代側
          (4)ペンでポイントしてある所から下(袖口出来上がり線)に縫う

スリット止まりから下を縫う。
           スリット止まり終点(赤い糸)から続きのように
           始点の針を落とし返し針→下まで縫う。
         
           この場所は生地が重なっている。
           他の生地を縫いこまないようにしながら
           スリット止まり終点ギリギリに始点針を落とすのが難しい。
           黒い糸がスリット地縫い
            

           両スリット縫い終わり。
           そして悪い例
           手前オレンジ色は外袖のスリット
           赤い糸の終点と黒い糸の始点がかなりずれている。
           他の生地を縫いこみそうで終点きっちりにミシンを落とせてない。
            
            ↓上に乗っている外袖をめくって
             
            接着芯を貼っている面から見た(このサンプルでは芯は省略) 


    
   スリット止まりまでは先に縫代を割ってあったが
   今縫った箇所も外袖、内袖 各々同じ方向に縫代を倒しアイロン。
   特に角は綺麗に整える。
            

      表にひっくり返して角を綺麗に出す。
      アイロンで整えスリットの出来上がり。
              

       スリット留め部を引っ張るとスリット留めが解けそうで心もとない。
   手縫いで補強した。
           

2枚袖によくある【あきみせ処理】ではない。
いたってシンプルな9cmスリットでスカートにも応用出来る。

袖を7cmくらい折り返すようなデザインなので
袖口の見返しが12cmと長い。
折り返すのだったらツィード等、厚めの生地は避けたい。
薄手の軽い素材だったらカフスを折り返すみたいにかっこいいと思う。

後ベント(ベンツ)を習ったので次回更新したい。
ベンツまで出来たらこのコートの難しい部分縫いは多分、ない。
後は裏地を付けると出来上がるはず・・・。
しかしまだ裏地の裁断、標付けもこれからである。
先は遠く春になりそうだ。


両玉縁ポケットその3 anneesicotton 細身ハーフコート42(3)

2006年10月28日 23時33分00秒 | anneesicotton
過去記事
   仮縫い anneesicotton 細身ハーフコート42  
   補正 anneesicotton 細身ハーフコート42(2)の部分縫いである。

今回の両玉縁ポケットについては3部に分かれている。
       【その1】両玉縁
       【その2】袋布の付け方
この記事  【その3】上下の角処理と袋の作り方 である。

【上下の角処理】 三角に切り込んだ部分をつまむ
            

三角部分以外の身頃の生地を除けて三角の角がきっちり
収まるように玉縁布と袋布のすべての縫代を止める。
身頃は絶対に縫いこまないように。
画像の青い点々部分を縫う↓
       

ミシンにセットしたところ、青い点々を3回往復してしっかり縫う。
      

縫いあがった縫い目 黒糸
        

向こう布(表地)の裏から見た縫い目 
      

【袋の作り方】

 袋布 裏地と向こう布(表地)を袋にする。 
 なにもしなくても自動的に同じ位置で中表に重なっているはず。
 青い点々が型紙から写した出来上がり線。
 ここでも身頃は縫いこまないように。
        

 縫いあがった縫い目、裏地袋布から見た図
 身頃は縫いつけてしまわないように除けておく。 ↓
            
           2度縫いして回りはロック始末


 向こう布(表地)から見た袋布出来上がりの袋部分は前側に来ること。
   

 表身頃から見た両玉縁と袋ポケットの出来上がり
   

 玉縁を開いたところ 裏地は玉縁口より控えて表に見えないように。 
     

 ポケットに手を入れた。
 前側に向かって手が入るか確認。
     

表から見たら角が汚い。
2回練習したけど綺麗に出来ない。
こんな調子だったら本番布に挑戦出来ないよ。

両玉縁ポケットその2 anneesicotton 細身ハーフコート42(3)

2006年10月28日 23時32分41秒 | anneesicotton
過去記事
仮縫い anneesicotton 細身ハーフコート42  
補正 anneesicotton 細身ハーフコート42(2) の部分縫いである。

両玉縁ポケットについては3部に分かれている。
       【その1】両玉縁の続きが
この記事 【その2】袋布の付け方
              【その3】上下の角処理と袋の仕方である。

脇側同様、前側(裏から見て左)の玉縁布と身頃を縫った縫代を割っておく。
出来上がり線で折った玉縁布の見返しは
折った状態で割った縫代の上に乗せておく。
糊は裏地の袋布を付けてから貼る。


       

裏地の袋布の裏側を手前にして3本線の標と玉縁出来上がりを
同じ位置に置く。
脇側に袋がくるように。
         

青い線が標付け&玉縁出来上がり位置。
玉縁の切り口(真ん中の標)より左に少し控えた箇所を
出来上がり線で折った玉縁の見返し布と縫う。
画像では待ち針で止めた部分を縫う↓
           

前側の玉縁出来上がりを開いて中から見た図↓
                  
          細い青い線は玉縁出来上がり線(玉縁口部)である。
          その上の青い点々部が裏地袋布と縫う部分である。

縫いやすいように身頃の生地を全部除けた図↓
                  
         青紫の細い線が折った玉縁出来上がり線、その外側を縫う。
         *見返し部を裏地袋布と縫えば良い。


黒糸で実際に縫った画像↓
        

縫いあがった裏地の袋布(裏側)↓
        
       3本の青い線の中央(玉縁の口)よりも前側(左)を縫えてたら良い。

袋布裏地を前側に倒すと玉縁口より控えて出来上がる↓
         

もう一度、裏地袋布を脇側に開き糊付けをする。
脇側の縫代始末と同様、割った縫代に
出来上がりに折った玉縁布見返しと
縫い付けた裏地袋布を乗せて糊付けする。
         
    先に糊付けしてしまうと出来上がりに折った玉縁布と
    裏地袋布が縫い合わせ出来ない為。

割った縫代と玉縁布と裏地袋布縫代をくっつける瞬間↓
                
  

裏地袋布を前側に倒すと出来上がり↓
                


袋布 向こう布(表地)の付け方 
    画像通り向こう布(表地)の裏側を手前にして
    玉縁出来上がりと向こう布標付け位置を合わせて置く。
    出来上がった裏地袋布と合わせて置いても良い。 
          

    脇側から見た図↓
            
  
    表地の袋布と出来上がりで折った玉縁見返しと 
    最初に切り込みを入れた身頃の縫代まで縫いこむ。
           
         順番は身頃縫代→玉縁見返し→向こう布(表地)の3枚が
         縫い合わさる。
         
         
    最初に縫った玉縁両端2本の脇側縫い目の上をなぞって縫っても良い。
              
             ↑画像黒い糸、最初の縫い目の上をなぞって縫った。

向こう布(表地)の裏側から縫い目を見た図↓
             
       玉縁標付け3本線の脇側の線の上が縫えてたら正解。

続き【上下の角処理と袋の仕方】は 【その3】に記載。

両玉縁ポケットその1 anneesicotton 細身ハーフコート42(3)

2006年10月28日 23時32分14秒 | anneesicotton

一応、過去記事の続き  
     仮縫い anneesicotton 細身ハーフコート42  
     補正 anneesicotton 細身ハーフコート42(2) の部分縫いである。

anneesicottonさんのデザインは非常に好みであるが
説明書はセミプロ用である。
細かい部分が私のような者初心者には辛いので
躊躇されてる方も多いと思う。
部分縫いなど少しでも参考になればと判る範囲で記録してみた。

今回の両玉縁ポケットについては3部に分かれている。
この記事【その1】両玉縁                 
            【その2】袋布の付け方
            【その3】上下の角処理と袋の仕方である。    

洋裁教室で両玉縁ポケットを習ったので手順を公開。 
一応、オーダー物、上物の作り方であるらしい。 
オーダーの玉縁は身頃と段差を作らない。 
量販アパレルなどは簡単な玉縁縫製で
少し玉縁部が盛り上がっているらしい。 
好みなので盛り上がっても良い。  

ただ生地と型紙と洋裁のanneesicottonさんと同じ手順ではないと思うので
自己判断で。

前脇身頃に付ける縦型の両玉縁、袋ポケット付き
右ポケットの説明である。
なおロック処理は省略


判り易いように各パーツすべて違う生地を使用。
       
      4パーツすべて表向きで置いている。 
      標は表にも付けているが裏につけたほうが便利(わかってる~)

脇身頃と玉縁布を標位置で中表に合わせ両端の線を縫う。
画像では黒糸部分↓
            

身頃の裏側から見た縫い目 
               

縫った2本線に並行に真ん中に玉縁口の切込みを入れる。  
上下は赤ペンで書いたような三角の切り込みを入れる。
                

切り込みを入れた後 
                

玉縁布を切り込みから裏側(身頃の裏)に回す
              

すべて裏に回った玉縁布 画像は身頃の裏側
             

この段階で表から見て綺麗な玉縁になるように出来上がり線で折って
アイロンで整える。  
口が開かないように注意。 
                

身頃裏から見た図
                 

身頃裏から作業する。
身頃裏から見て向かって右、脇側の玉縁から作業。
上に乗っている出来上がり線で折った見返しの玉縁布(脇側)の生地を
除けると、身頃と玉縁布を縫った縫代が出てくるので、その縫代を割る。
             

縫代を割った状態で玉縁口の出来上がり線(青色の点々)に折った
玉縁布の見返しを貼り付ける。
               
               のりは手芸用ボンド、手芸用両面テープなど。
               私はダイナックテープ使用。

縫代どうしを貼るのではなく玉縁布の縫代1枚だけを芯にするつもりで
玉縁布の見返しを乗せてしまう。
                
                    ↑出来上がり線に折った玉縁布の見返しを
           乗せて貼り付ける瞬間

ここで縫代を割らないで、どちらかに片倒しすると
表からみたら盛り上がった玉縁、もしくは凹んだ玉縁になってしまう。

向かって左、前側の玉縁の縫代も割っておく。   
のり付けは袋布を付けてから。

長くなるので続き【袋布の付け方】は【その2
           【上下の角処理と袋の仕方】は 【その3】に記載。