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後裾ベンツ(ベント)の作り方、縫製方法 anneesicotton 細身ハーフコート42(5)

2006年11月12日 04時44分12秒 | anneesicotton

過去記事    
仮縫いanneesicotton 細身ハーフコート42    
補正 anneesicotton 細身ハーフコート42(2)    
部分縫い【その1】両玉縁 (3)  作り方    
部分縫い【その2】袋布の付け方(3)  作り方 
部分縫い【その3】上下の角処理と袋の作り方(3)
部分縫い 袖口スリット anneesicotton 細身ハーフコート42(4) 作り方

の続きである。
長くて画像が重たいです、根性のある方だけどうぞ。
 
ロックミシン、接着芯は省略
右ベンツは白生地
左ベンツ(下側になるので持ち出し布がある)はオレンジ生地

画像は裏向けで置いてある状態。
型紙では文字のある側を表として見るので写すときは左右に気を付ける。
たとえば生地の表側を向けて置いたら型紙も表側を向けて上に置く。
女性用は持ち出しのある方が左側である。
今は裏向けで置いているので左右逆→  

    (1)左右中表、ベント止まりまで地縫い   
         ペンでポイントしている位置ではなく   
         その下段、矢印のところまでが正解   
         この標は最終で表からベンツ止めの飾りミシン用である。
    (2)矢印のところまで黒糸で縫い終わった
    (3)縫ったところまで縫代を割る。
             

    (4)右ベントから   
          ベント部 見返しを中表に折る   
          実物はこの見返し部にも接着芯を貼っている   
          ここが背 中央線になるので布目を縦に通す   
    (5)裾出来上がり線の標を合わせる 
          実物ではこの裾線4cm上がりくらいまで接着芯を貼っている
    (6)裾出来上がり線に沿って見返し生地があるところまで黒糸で縫った
             

    (7)裾を出来上がり線で裏側に折り角をひっくり返すので
              綺麗にアイロン
             

    (8)裾に沿って縫い終わった見返しを表にひっくり返す
    (9)ベンツ開き止まりまで縫って割った縫代の続きとして  
            今出来上がったベンツもまっすぐアイロンで整える  
            上側になるので裾までまっすぐ、角も綺麗に。
            

    (10)左ベンツ処理    
       左ベンツ持ち出し部を出来上がり線(縦)で中表に折る 
    (11)折って裏から見たところ     
       裾出来上がり線(ペンでポイントしてる線)を合わせる    
       実物では裾出来上がり線4cm上がりくらいまで接着芯
              

    (12)持ち出しの裾線を合わして表から見た図
    (13)黒糸で持ち出し終わりまで縫った
    (14) (13)を裏側から見た
      

    (15)左ベンツ(下側)の裾出来上がり線を裏側に折り
       角を綺麗にアイロンで。
             

    (16)左ベンツ角を持ってひっくり返して右ベンツの上に重ねた
    (17)アイロンで整える、左右ベンツ出来上がりの状態
             

    (18)表側から見た出来上がりベンツ   
       左右、丈が同じかどうか確認   
       左ベンツの持ち出し部は右ベンツから見えないように   
       少し控えている。
    (19)右ベンツをめくった図
             

    (20-1)ベンツ開き止まりの処理    
        もういちど左右のベンツを中表に合わせる    
        右ベントは見返し1枚と
        左ベントは持ち出し布とその見返しなので2枚
        =合計3枚が重なる
     (20)飾りミシン用に付けた青の点線の下段を縫う   
        右(白)は見返し、左(オレンジ)は持ち出し布になる。   
        手前オレンジ布、見返しとなっているが
                  持ち出し布の見返しである。
             

     (21)右ベンツ開き止まりから見た縫う箇所、赤い点々を縫う
     (23)一応、反対向きからも確認で    
        左ベンツ開き止まりから見た縫う箇所、下段の赤い点々を縫う
              

      (25)左右のベンツ布を縫い合わせた右ベンツからの図  
         背中央から続いているベンツ開き止まりミシン終点から
               きっちり縫い始める。    
                  赤でバツをしてるのは間違って飾りミシン用標の上段を
                  縫ったため
                  別に2段縫っても表からはわからない
                   
(26)同じく左ベンツからの図、確認の為
                   

      (27)背中央から開き止まりまでの縫代を割る為   
         ベンツ止まりギリギリまで切り込みを入れる   
         上から縫代がつながっている左ベンツの持ち出し布のみ
         

      (28)中央の縫代を割り左ベンツを右に寄せた切り込みを
         判りやすくするため、上の生地(左ベンツ持ち出し布の見返し)
                    を開いているが、この切り込みは
                    今、手で押さえている生地で隠れる
         

       (29)ベンツ側の切り込みが隠れた↓
                    

       (30)表から見た後ベンツ 
          左ベンツ(持ち出し布)が右ベンツよりも長くならないよう。
       (31)めくった状態
          

       (32)裏からみた出来上がりの後ベンツ
       (33)今のままではベンツ止まりが動く
          

      表から飾りミシンでステッチ
        
       飾りミシンは裏地を付けてからか付ける前かわからないので 
       次回習ってくるけど、このへんは臨機応変でいいと思う。

       あとは表は前、前脇、後脇、後上、後ベルト、後下(ベント)
       外衿、袖を付ける。

       裏には前見返しと内衿が付く。
       外衿と書かれた型紙が2枚ある。
       スタンドカラーなので少し小さい寸法の衿が
               裏地に付く内衿だと思う。
        裏との接ぎ方はご存知だと思うが、また引き続き報告したい。



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