genのつたないソーイング

趣味のソーイングと生地マニア公開

超初心者の疑問点色々anneesicotton 細身ハーフコート(7)

2006年12月21日 00時44分04秒 | anneesicotton

型紙 anneesicottonさん     
       総裏 細身ハーフコートHalf coat(Mina)42号

過去記事
 仮縫い anneesicotton 細身ハーフコート42   
 補正 anneesicotton 細身ハーフコート42(2)     
 両玉縁ポケットその1 anneesicotton 細身ハーフコート42(3)   
 両玉縁ポケットその2 anneesicotton 細身ハーフコート42(3)   
 両玉縁ポケットその3 anneesicotton 細身ハーフコート42(3)   
 袖口スリット anneesicotton 細身ハーフコート42(4)   
 後裾ベンツ(ベント)の作り方、縫製方法 anneesicotton 細身ハーフコート42(5)
  袖付けのイセ込みanneesicotton 細身ハーフコート42(6)   の続き。

こんな事もわからないの?っていう超初心者の疑問です。
私のような初めてコートを作る方対象の記事です。
ページ重いので興味のある方のみ。

見返しの前端段差
     
画像の型紙は前見返しを出来上がり線で写し直したもの。
     切躾をするので表部型紙には縫代は付けてない。
           
     
              
          見返しにだけ前端の上から19cmくらいまで2.5mm幅
          広くなっている。 
                  そのアップ部分↓ (1.0の数字は縫代寸法) 
                              

見返しと表前身頃は型紙出来上がり線通りに合わせる。
見返しの段差部分(矢印箇所)は
その下と自然につなげるようにして表身頃と合わせる。
表も見返しも縫代は同寸なので縫代端を合わせると良い。

先生にどうしてか聞いた。
スタンドカラーだが、たまに開襟にするかもしれない。
その時、見返しが前身頃の上になり返り分の生地が足らなくなる。
表と同寸幅だったらツレるので開襟部分まで返りの分を
ミリ単位で増やすとの事。

     見返しを開襟にしてみた画像、外側に返るので
       生地に余裕を持たせないとツレて上手く返らない。
       
      表を開襟にしてみた画像、内側に返るので返しの余裕は必要なし
       


裏地、後身頃の疑問点 
     画像の型紙は裏地の後身頃を縫い代付で写したもの。  
           (裏地なので縫代も型紙に付けた)
     バックセンターに線が一杯あって
     どこを縫っていいかわからなかった。
     
     この部分は anneesicottonさん の縫製手順にも説明は有る。
     バックセンターは一番、運動量が多いのでキセを1cmに広げる。
     襟ぐりからではなく5cm下からで良い。 
     画像、赤点が実際に縫う縫い目↓
                     

     縫い目汚いが実際に縫った見本
     矢印部分でキセ分を付ける為 階段状に縫った。
     (型紙にもちゃんと出来上がり線記載、その通り縫えばよい)
        

      裏地のキセは襟ぐりを右手に持って出来上がり線を
      ベンツ開き止まりまで手前に折るのが基本 
      キセ分を入れてない箇所(上から5cmまでとウェスト線から下)は
      縫い目の線=出来上がり線で折ることになる。
      縫製手順書にはなかったが先生の指示では
      この 1cmのキセ部分を二目落しで落ち着かせるらしい。
      ↓画像は二目落しの縫い目のサンプルだが
       天地逆さまに画像処理してしまった。
       上の階段状の縫い目はウェスト部分のキセ止まりになる。
       

      裏地の表側、二目落としを引っ張ってみた様子↓
                        

襟付けの縫い代 
     表地の襟付けの縫代はすべて割る。 
     裏地の襟付けの縫代は裏地部分との結合点だけ裏地側に倒し
     見返し部分で自然に縫代を割る。
        
        
     縫製手順では切り込みを入れていたが
     先生は入れなくても良いという事なので切り込みは省略。
     裏地を表からみた倒した縫い代の様子↓
                      


以前、縫い代はすべて割ると記載したが袖付けの縫い代は割らない。
縫い終わった袖付け回りには一切アイロンを当てない。
袖側に縫い代をふんわり倒し落ち着かせるだけ。

表前端にストレートテープではなくハーフバイアステープを貼る
のはあまりにも伸びないようにしてしまうと反対にツレるかららしい。
生地も伸びるし前面に貼った接着芯じたいが伸びる。
アパレルで使う特別の接着芯は伸びないので
ストレートテープを貼る場合もあるらしい。
それにあまりにもカチンカチンにしてしまうと面白みのない表情になる。

ウールはチャコもムリだしツィードは動かすたんびに
     ハシからどんどんホツけてくるので縫代幅目安の縫製は
     出来上がったらかなりサイズが変わってしまうことになる。

     縫代目安の縫製の場合は裁ったパーツから先に
     ロック始末するのが安心だ。
     芯を貼る場合はこの限りではない。

     私の場合は補正もしたので切躾は要必至。
     今はやりのキルティングも裁ったパーツからすぐに
     ロック始末しないとキルティングしてる糸が裁ち部から
     どんどん解けてくるのでえらい事になる。
      それも1箇所や2箇所ではなく半分以上、出来上がり線より
      内側まで解けてきてすべての切り端をミシンで押さえた
      情けない記憶がある。
      これだったら自分でキルティングしてる事になる。     
     

裏との結合は次回報告できると思うけど未定。


telitea PN-0002クロップトパンツ

2006年12月20日 10時47分53秒 | 他ソーイング

型紙 teliteaさん  
      PN-0002クロップトパンツ B寸法ヤングミセス11B 1,890円

生地 COSMOさん  5月新着 ミニヘリンボーンピンク 
       110cm巾 綿45% 麻55% 780円/m×2mで幅90cm×丈45cm余った

3体型に分かれていて各6サイズ、合計18サイズもある。
自分サイズに近いものを選べる。

おばさんでも今風のクロップドパンツが着れるかもと期待オーダー。
しかし、しっかり若向きのパンツであった。
見栄をはってヤングミセスにしたのが間違いだったか。
素直にC寸法ミセスサイズにすればよかった。
ヒップが小さかった・・・私の既製品の出来上がりヒップサイズは99cmである。
あ~~間違った~~。
        前向きがガニ股だ!
    足が短いのでそれなりだがパンツとしては結構いいかもしれない。
    とくに横ラインがすっきりしている。
    前の股ぐりは、生地が余ってだぶつく。
    後はきつそうなのはサイズ間違いとしても
    とりあえずヘンなシワは出来ていないので
    後股くりが深くて私にあっていると思う。

型紙はものすごくしっかりした紙で高級そうだ。
カット済でこの値段は安い。
説明書は初めての人だったらマゴつくかも知れない。
クルールさんと同等くらいの説明書かな?

縫製手順は↓1枚
     

部分縫いはファスナー付け、脇ポケット、後ポケットの3種の
ワープロ、色付き説明書
丁寧なので絵と同じようにしたら なんとか出来ると思う。
      

後ポケットは玉縁にフラップを差し込む縫製だ。 
私は玉縁を作った事があるからこの説明でわかるけど
初めての方はどうだろうか? 
絵と同じ形にしていけば大丈夫だとは思うが。

    勝手に解釈して玉縁の上にフラップを載せるので  
    玉縁が隠れると思い角を雑にした玉縁の図  
    縫い目がヨレヨレである。  
    真ん中画像はフラップを開くと玉縁布があって 
    玉縁上からポケットとつながっている。 
    右端の画像はポケットの中身。  
            

脇ポケットも今まで作った事のない形である。
半身分もある袋布をワにして片方はポケット口に入れ込み
もう片方は別の脇布と一緒に脇身頃になる。 
画像青線が半分に折った袋布。 
本当はスレキにすべきだが生地じたいが麻混で破けなさそうだから 
そのまま使用。 
この脇ポケットに関していえばMPLさんより丁寧なつくりだと思う。 
         

この生地は薄いので夏向きだ。
薄くても透けないし麻混だがチクチクしないしので1枚で大丈夫。
色は淡いピンクラベンダーで紫にも見えて可愛い。
COSMOさんはたまに先シーズンの生地も
1年後、安くなって販売してるので来年売り出すかもしれない。
シワはかなりよるし落ち感もなし。
最近、生地選びに失敗してるのでそれぞれの型紙屋さんが
サンプルで作ってる生地とよく似た風合いで
とりあえず挑戦する事に決めた。

生地とボタンのアップ
    

ハリボテトルソー
     


袖付けのイセ込みanneesicotton 細身ハーフコート42(6)

2006年12月13日 22時21分45秒 | anneesicotton

型紙 anneesicottonさん     
              総裏 細身ハーフコートHalf coat(Mina)42号

過去記事
    仮縫い anneesicotton 細身ハーフコート42
  補正 anneesicotton 細身ハーフコート42(2)  
  両玉縁ポケットその1 anneesicotton 細身ハーフコート42(3)
  両玉縁ポケットその2 anneesicotton 細身ハーフコート42(3
  両玉縁ポケットその3 anneesicotton 細身ハーフコート42(3)
  袖口スリット anneesicotton 細身ハーフコート42(4)
  後裾ベンツ(ベント)の作り方、縫製方法 anneesicotton 細身ハーフコート42(5)

  の続き。

    洋裁教室で袖のいせ込み方法を習った。
    自分が忘れないため記録しておく。
     型紙にはイセ込みの合標は記載されていたが
     袖を補正して合標がわからなくなったので先生の方法にてイセ込む。

         袖を身頃に付けながらイセ込んでいたら
         先生にそのやり方は初心者の中の初心者ねと指摘(笑)
    そういえばanneesicottonさん の縫製指示書にも
    袖付けの前に袖のイセ込みの絵型があった。

    しつけ糸2本取りで袖の標、縫い代側3mmとその5mm上をぐし縫い。
    薄い生地はミシン縫いで寄せてもいいが厚い生地は手縫い。

ぐし縫いの寸法
    前袖は袖山から袖底の2分の一。
    後袖は袖山から袖底の2分の一+α(前袖より約2~3cm長め)
    ↓実物は2枚袖だが絵は省略
      
    (余談 このノートはRickRackさんの気持ちのおまけ)


イセ込む分量   
    型紙段階で割り出したイセ込みの寸法を先に縮める。   
    私の場合全体で1.6cmしかなかった。   
    一般的に厚い生地は4cm弱、薄い生地は1.7cm     

    前袖   袖山から3cm程までを集中的にイセ込み   
          そこから下はぐし縫いは、しているものの全くイセ込まない。  
    後袖   袖山からぐし縫いした箇所まで平均的にイセ込む。   

       画像の点線部分をイセ込む↓  
                   

アイロンで袖の形付け   
    ウマやユキ割に乗せてギャザーにならないよう凸凹や波打を整える。
    ↓前袖をイセ込んだ状態、シルクピンが袖山~紫の矢印部分まで。
      

     ↓後袖をイセ込んだ状態、ぐし縫いをした部分全体を平均に。
         

         ↓一応、綺麗に形付けした状態
       

     袖山を片手に持って丸くなってるか確かめる。
     その形のまま袖側裏を手前にして身頃を合わせる。

  まず袖山を合わす。
  必ず袖側から、身頃を袖山の丸みになじませるように
    待ち針で止めていく。
  アイロンで袖山を綺麗に形付けた型を壊さないため
  袖底は合わせないでイセ込みを優先する。
  ぴったり合う場合もあれば袖底が前袖側や後袖側に
    かたよる可能性もある。
  柄合わせがある場合は柄を優先。

しつけをして袖のフリを確認する。
腕は前にフレているので袖を通さない状態でも画像のように
前に少し袖がフレていたら完璧。
この時も柄あわせは優先、前や後に少しフレすぎていても目をつむる。
       
   身頃の袖付け回りにシワが出来るのも縫製段階で
   前にフレてないのが原因らしい。
   この袖付けのしつけは先生にして頂いた。
   私がしたらこんなに微妙な前フリにはならないだろう・・。
   もしくはパターンが良いのだと思う。

   本縫いをしたらイセ込みがミシンで伸ばされて
   この完璧なシルエットが壊れないか心配。
   なお身頃裾はまだ処理をしていないので斜めになっている。
   後に上がっているわけではない。

お昼の時間に通っているのでご年配の方が多い。
しかし!ミセスなのにミセス体型でない痩せている方々ばかりで・・・。
既製品でも苦労されないで着こなせると思うのに優雅だ。
作品もプロ級で補正の試着や製作途中の作品を見るだけでも
勉強になりワクワクする。

ネット世代の方々ではないので生地の購入は
特設会場の催し『シルク ヤマトヤ』さんである。
主要都市で開催されているが次の販売はいつかわからない。

ボタンはタムラさん 通常価格は私など高くて買えない。
教室在校者はカードがあって2割引きで購入できるらしい。
バーゲン時は半額になるので特典がなくてもかなりお得。


Lovable ショール風カーデ 

2006年12月05日 04時26分10秒 | 他ソーイング
型紙 Lovableさん  
         ショール風カーデ L 1,500円

生地 cosmoさん  9月新着 ジャズネップウールパープル 130cm幅 
            980円/m×約2.3m 綿64% ウール30% アクリル6%

レース LACEの館さん
        [即買]4.5cm巾ブラウン系高級トーション(5m)880円を約3.5m
        オークションなのでタイトルをそのまま記載、高級っていうのが
        気恥ずかしい。

       
ドレープが全然出ない生地を使ってしまった。
前を合わせないでストンとさしても私の場合、サマにならない。
それでなくても結構、着用が難しいデザインである。
前立てをあわせるしかないからゴムをたたいてシャーリングにした。

レースが甘すぎたか!
母親が私をおんぶして、こんなの着てた!
昭和のねんねこ風だ。

サイドや後はスタイリッシュで可愛いと思う。
後裾の波打ちはゴムを入れている。
ゴムは指定寸法より少しきつめにしてもいいと思う。

インに分厚い服を着用出来る余裕があるのにそんなに太って見えない。
今着てるのもセーターのような分厚いタートルだ。

袖が身頃続きの横地になるのでボーダーだったら
袖だけストライプになって面白い。
簡単だしデザインも好きなので生地を選んで再挑戦する。

この生地、暖かくて凄く可愛いカラーネップだ。
今回の服は生地もレースもお気に入りなのでお散歩用に着る。
テンションは高くないがセーターっぽいウネがあるので横縫いが波打つ。
ウール混なのに全くチクチクしないのでロックミシン縫製のみの
タートルだと最高だったかも。

買ったのはパープルのはず、でもどう見てもこげ茶だ。
こげ茶も大好きな色だしレースの色と合ってるので結果オーライだ。
いや結果オーライじゃない。
一目見てこの生地はこれに仕立てると生地を生かせるという
感性がどうしてないのだろうか。

11号トルソー
  

生地とレースのアップ