genのつたないソーイング

趣味のソーイングと生地マニア公開

ボタンの付け方 ボタンリフター対つまようじ

2008年01月06日 02時11分33秒 | 生地・副資材

仕事が始まると更新出来ないので休み中にまとめて。

ボタン付糸は絹糸 ボタン付け糸 穴カガリ糸があり
私は同じ色がない場合、60番4本取りにしている。  

  20番 1本取り 
  30番 2本取り 
  50、60番 4本取り

2~4本取りの時、1本つづが付けてる途中でバランバランになり
1本だけ余ったり先に引っ張られたりして非常に手間取る。
糸にロウを塗ると完璧までとはいかないまでもかなり解消される。
      
  バラケないし糸運びもスムーズに進む。

もっと丁寧な糸を扱い易くする方法は 
ミセスのスタイルブック2007年初夏号
【MAIKING NAVI縫い方の基本】から転用。
ロウを縫ってアイロンをかける↓
          
           (画像は記事から転載)

  アイロンまで当てなくていいけど、このロウを塗るのはかなりお勧め!
  1本の時でも長い糸は縫ってる途中で絡まったり
  結び目が自然に出来てりまうけど
  まず絡まないし糸通りが滑らかで作業が進行する。
  糸をロウと指に挟んでさっと滑らすだけでいい。

ミセスのスタイルブックのMAIKING NAVIには毎号
製図方法、部分縫い、縫い方など特集で記載。
丁寧なイラスト付き解説で、切り取って永久保存版にすると便利。

  ミシンの縫いズレも下生地だけを手前に軽く引っ張りながら
  押えの向こう側の生地は上下2枚合わせて進めてやると解消される。
  もっとも、シツケは基本だが。
  下生地を引っ張る方法は洋裁教室の先生にも教えて頂いたが
  特に縫いズレしたくない箇所(格子柄のポイントや脇)は
  シツケしてさらに待ち針を生地(進む方向)に対して直角に留め
  下生地を手前に引っ張るの事。
  待ち針は進める方向に直角に指すと針に当たっても
  針が逃げてくれるからミシン針は折れないらしい。


ボタンの足を平均のタルミで付けるのが難しい。
つまようじ(マッチ棒)を図のように使っている。
       

ボタンリフターなる物を使ってみた。
足3mmと4mm用 河口 252円 ダンボールで自分で作ってもいい。
         
   付け方はボタンと生地の間に挟む。
      

つまようじは片手でつまようじを持ちながら付けなくちゃいけないけど
ボタンリフターは両手が空くので便利。
でも指した穴が見えなくて同じ穴に指せない。
これは私には重要な要素なので、つまようじに軍配。
でも付けてる間、リフターが動かずイライラは減るから
どうでもいい、妹の服に使おう。

ボタンの付け方いろんな本に基本として載っているので
今さらなので興味のない方はスルーして下さい。

ボタン付け位置の表地から裏に指し抜けない程度の同じ位置に糸を出す。
最初の糸は少し残しておく。
ボタン穴に通し表から裏に。
この時につまようじで高さを決める。


つまようじを付けたまま3回繰り返し、裏から表に来た糸を
つまようじとボタンの間に一巻き。
つまようじを抜き、上から下に足を芯にして巻いていく。
この時に玉結びした最初の糸も一緒に巻き込む。
一巻きごとにキュキュを糸を締める。
(判り易いように足を長くしているが本当はつまようじに合わせる)

 

下まできたら裏に針を指し、表に戻したその針を今作った足に縫いこむ。
 3回くらい足に縫い込んだら絶対にボタンは取れないらしい。
後は針糸と足に巻き込んだ最初の糸を切る。
そうすると、どこにも玉結びも縫い終わりも見えない。
 


縦穴ボタンを付けると下前と上前がズレてこないですか?
私もよくズレる。
これもミセスのスタイルブックのMAIKING NAVIに記載されていた方法。
一番上のボタン付けの次に一番下のボタンを付ける。
付ける時はちゃんと裾を合わせてボタン付け位置の高さを確認する。
ボタンホールは2mm大きく作っているのでボタン位置は
ホールより 2mm下の高さ位置になるが
一番下のボタンのみホールと同じ高さ位置に設定。
2mmは考慮しない。
   


笑える服

2008年01月05日 04時23分26秒 | 他ソーイング

ヨーロッパ服地 ひできさんで購入の生地
金ラメスクエア柄 綿ストレッチツイル
帯にでも出来そうな柄と厚み。
1000/m、安い、なによりもこの金キラは私の好みだ。

ところが仮縫い試着時に妹が包装紙巻いてると思ったらしい。
これ冗談じゃなくてマジで思ったらしい。
普段から私の洋服の柄センスを疑ってた妹は
ついに行くとこまで逝ったと思ったらしい。
      
私は妹に言われるまでずっとイケテル生地だと思っていた。
妹の目が点にならなかったら平気で出歩いてたと思う。
よくよく考えると、全身この柄やっぱ外でよう着んわ、ピエロみたいやし。
だから自分の戒めの為、笑える服として、アップ。
今後、ビックリ生地で洋服を作ってしまった時に
これをみたら軌道修正出来るだろう・・・たぶん。
正月なので笑ってやって下さい。

でもヨーロッパ服地 ひできさんでは完売だった。
なお買った方とひできさんに、これは生地にあった
デザインを選んでないのと私の体型のせいで
包装紙になった訳で誤解なきよう。
今でもこの柄好きだわ~。
全身じゃなくジャケットとかだったら良かったかも←まだ未練。

という事でこの型紙じたいは可愛いので説明を。
型紙 ミセスのスタイルブック2007年 盛夏号 バックナンバー
       表紙 コート風ワンピース 
           P27右 KEI Hayama PLUS (33,600円)

商品のモデルさん着用生地 麻ペイズリー模様箔プリントは
TexStyleDepots(デキスタイルデポ)さんで昨年の夏頃に
販売してた。
私も欲しかったが、すぐに完売になった。
同じ生地で作ったら値打ちあるだろう、きっと。

     表紙デザイン画像
      
      (本文より転載)

ボックス型、旧原型使用なので簡単
前ヨークの丸みが難しかったくらいかな。
アパレルだから商品はシルエット綺麗だけど素人が作ると
ほんに箱って感じだ。
脇ポケットの作り方は同じ号に説明有。
もしくは
ジャケットとコートの手ほどき 小杉早苗 

前は略比翼あきだ 。
    
    これは工夫されたあきの縫い方 佐藤貴美江 に説明有

私はわからない時は 洋裁製図用薄紙で部分を同じ形で作ってみる。
この用紙は糊、テープ、マチ針、手縫い、ミシンもかけれるし便利。
ゴロゴロするので見返し続きにした。
裁つ前に前端から、見返し+比翼の必要用幅が判らなかったので
比翼のしくみを作って理解した画像↓


見返し4cm×3+端始末分1cmだった。
(製図では比翼は比翼で別裁ちしてある)  

製図で私の体型でいつも修正する箇所は
首回り前身頃より後身頃を半身7mm加えるにする事である。
中央線が後と前では違うという事であるが
これは文章では上手く説明出来ない。

原型には差を付けてないが、ほとんどの方は前より後の方が
外カーブになるため少し大きい。
イメージとしては三日月の外弓が背で内弓が前。


   


ミセスのスタイルブック 2006年春号 P43シャツドレス

2008年01月02日 00時18分21秒 | 他ソーイング

  明けましておめでとうございます
    年も宜しくお願い致します

型紙 ミセスのスタイルブック2006年 春号       
     P43 右 シャツドレス ジュンヤ タシロ 19,800円
     最新号ではないのでバックナバー参照
     かなり古くて申しわけないが。   
           
         ↑画像は本文から転載

生地 クルール(Couleure)さん   2007年6月新着
        サマーアクセント ブラック 1,100円/m×約2.5m
                       綿100% 112cm幅            
        ドロップスフラワー ブラック 1,100円/m 
                       前立分の長さ1m 裏襟 台襟分       
        2点とも同じ生地の柄違い。
        綿なのにサテンのような光沢とサラリ感、柄もかっこいい。
        引っ付かないので裏地に使うと
        凄いかっこいいコートとか出来そうな柄。  

ボタン   ボタンの田村さん 大阪市北区堂山 06-6361-0971         
         プラスチック黒 1.2cm×11個 150円/1個

裏地    在庫キュプラ 黒 身頃とスカート部のみ 2m


またまたモデルさんよりイメージ落ちする着用画像
         
    黒なのに太って見えるってどういう事~。
    もう少しダボって作ればいいのかなぁ。
         あ、一旦アップしてわかった!!
    丈が長すぎるんだ~~。

    文化新原型はバストの高さがある人はトップとアンダーの
    平均値の原型を使うという事で私83cmを使用。
    ワンピースという事を忘れていてヒップが入らない!
    バスト寸から、そのまま延長するためだ。
    縫代はいつも3cm取ってあるので
    上身頃、スカートとも前後2cm(合計8cm)広げた、凄い広げ方。
    オマケに最初の裁断で柄をピッタリ合わせていたので
    柄まで合わなくなる始末。

今後、ワンピースの場合はバスト88cmの原型を使用することにする。
新原型型紙操作は過去記事に大雑把な説明有。

ピンタックは裁断前に前身頃分+ピンタック幅を
大まかな大きさに裁って先に7本作ってから標付けと裁断する。
7本もピンタックを作っているうちにかなり幅が狂ってくるからだ。

台襟シャツカラーの縫い方は 
工夫された衿・衿ぐりの縫い方 佐藤貴美江
ミセスのスタイルブック2005年盛夏号には山口博ソーイングテクニック 
  台襟付きシャツカラー、短冊あき、2重仕立てヨークの作り方が写真解説有。
  お持ちの方はご参考に。
  山口博さんHPにはテキスト通販も有。
  別に回し者ではないがこういう部分縫いテキストは初心者には有難い。
もしくは
Mパターン研究所さんNO.B100シャツをテキスト代わりに
  購入するとすべて網羅されているので完璧だと思う。

しかしシャツとレインコート系は既製品が一番綺麗だと洋裁教室の先生が
おっしゃっていた。
素人が作っても綺麗に出来ないという事かしら?

ボタンと衿部、生地のアップ
     

ボタンと裏地のタムラさんはあらゆる洋裁道具とボタンが豊富にある。
高いけど目的のお品は揃うと思う。
生地と型紙と洋裁のanneesicotton(アネージコットン)さん
Minaに付いてるバックルのような留め具(名前わからず)も置いていた。