genのつたないソーイング

趣味のソーイングと生地マニア公開

Mパターン研究所(MPL) ブラウスドレス8号

2007年06月29日 02時52分17秒 | Mパターン研究所

型紙 デザインMさん
       NO.O0711 ブラウスドレス 7部袖 8号 ¥2,625

生地 あらゆる生地ウエダさん
               昨年の9月購入、現在は販売していない。
               綿ローンボーダーレース(ピンク) 綿100%
               110cm幅 680円/m×3m  刺繍部は片端40cm 
               スモーキーピンク(灰桜)、刺繍は豪華だが派手な高級感はない。
               地味色ピンクなので大人でも着こなせる。  
               横地で使用。  
               裾、袖口、襟に刺繍を持って来たので刺繍部は2.8mくらい使った。  
               無地部はハギレ合わせると1mくらい残った。  
               縦地で取るとデザインMさん記載用尺2.7mよりも少なくて済むと思う。

ボタン 1.1cm×5個 茶プラスチック(1個10円)     
               ヨーロッパ服地 ひできさん 実店舗購入  


      
             余談 
                足元、汚くて申し訳ない。
                ワンちゃん3頭ともシニアなのでバリアフリー対策。
                敷居の段差にタオルを巻いて置いている。

フンワリしてるわりには妊婦さんに見えず細身に見える
(私の洋服比なので、どこが細身やってのは、なし)
動きやすいんだけど前後脇にシワが出来ている。
小さいねぇ~~。

茶色ブラウスドレス着用のモデルさんも脇にシワが出来てる。
モデルさんの白い生地の服はシワは出来てないが
ちょっとだぶついてて、あきらかにサイズが違う気がするなぁ・・
茶色の方が細くみえるなぁ。
脇シワが出来てもいいから細身に見えるほうがいいや。
でも脱ぐのがキツくて関節外れそうだった。
やっぱきついや~~。
次回は必殺、得意の袖下を0.5mm下げて脇も0.5mm出し補正にする。

袖は刺繍を生かすために切り替え袖から1枚に変更、タックもなし。
スカートはスカラップ優先する為、裾ラインをまっすぐにした。
だからトルソー横向き、スカートの前中心よりも脇の丈が長い。
着用には問題なし。
トルソー画像、シワがあって薄ぼんやり貧乏くさいけど。
            
            
レースのスカラップワンリピート優先で後スカート裾幅(裾脇)も少し出した。
前スカートは幅が広くなってもタックで調整出来る。
襟もレースを生かしたくて内襟1枚しか付けていない。
襟裏をめくるとこういう具合↓
       
よって裾、袖口は裾あげなし、襟も裏無しの一枚で、めちゃ簡単ソーイング。
私はワンピースとして1枚で着ることはないけど
これワンピーとしても凄い可愛い。

前立てがバイアスなので生地がヘナヘナ伸びている。
それをクリアーしなければ。
テロテロ生地だと素敵な洋服になると思う。

刺繍部とボタンアップ


anneesicottonハイネックリボンつきジャケット262&ストレートスカート901

2007年06月26日 01時12分08秒 | anneesicotton

型紙 生地と型紙と洋裁のanneesicotton(アネージコットン)さん    
      ハイネックリボンつきジャケット262(P2602) 40号 6,825円   
      裏つきのストレートスカート    901(9014)   42号 2,940円

生地 ヨーロッパ服地 ひできさん   リネンコーナー  
             イタリー DUEBI リネンシルク シャンブレー グレー  
                 麻(リネン) 85% シルク 15% 160cm巾 イタリア製    
                 透ける、粗織、リネンなのでシワを覚悟。   
                 シャリシャリしててタイシルクのような風合い。   
                 縫い目が避けてきそうなのでどちらかというとスカートに向かない。
             玉虫のような光沢があってメタリック。   
                 流行のバルーンスリーブだとシルエットをキープしてくれるので
                 向いてる。   
                 一重の軽いコートにも向くと思う。

裏地 接着芯は船場センター 丸豊さん購入記事を参照下さい。

胸増し毛芯 生地と型紙と洋裁のanneesicottonさん     
                 胸増し用毛、ワタセット (1m×1mくらい?だったと思う)840円
      

生地と型紙と洋裁のanneesicottonさんの型紙は大人っぽい。
ノーマルデザインなのに野暮ったく見えないのが不思議だ。
黒で作ると喪服にも出来そうだ。
スカートはかなりの補正と丈の延長。
この年齢になるとヒザ丈は気が引けるし・・・足が異常に太い。
しかしロングにするのだったら後スリットにするべきだった。
生地と型紙と洋裁のanneesicottonさんの掲示板にはロングは
イメージが違いすぎ失礼なのでウェストを折ってミニ丈で書き込んだ。 
                     

   ジャケットは裏無し。
   前身頃ポケット回り、見返し、襟、裾には接着芯。

ジャケット 補正箇所 
       ウェストがボディコンシャス(死語?)できつかったので 
       前後5mm合計2cm出した。 
       自分が反射体だとは思わなかったけど後丈がたぶつき5cmカットした。 

後身頃裾 型紙カット図
      
   下の綺麗な型紙はオリジナル  
   上に乗ってる鉛筆書きは縫い代を省略して写した型紙。  
   【削った箇所分】というところがダブついたので削った分。

前脇身頃裾 型紙カット図
      
    同じく下の型紙はオリジナル  
       上に乗ってるのは縫い代省略して写した型紙。  
       多く削ってる方は後側。  
       前はそのままでOKなのでなかり斜めになるが  
       つながりのいいように後と線を繋げる。
       後と前脇を並べたら
      
        ↑こういう感じで繋げる。

実物 トルソーでは後がかなり上に上がってるが 
私が着ると裾ラインがちょうど平行になる。 
     
      前脇身頃が急ラインなので裾上げ時にカクカクにならないように
      縫代を小まめにつまんで表を見ながら調整してまつる。   

スカート補正箇所 
   42号でヒップはちょうど。 
   ウェストはローライズのせいかかなり大きい。  
   オリジナルを生かしつつヒップライン(ウェストから19cm)まで文化式を応用。
     すべて半身で計算 私のウェスト74cmの場合 
          後 4分のウェスト(18.5cm)+ダーツ(2cm)マイナス0.5cm=20.9cm
                ダーツは中央に2cm移動  
                後のダーツを移動した型紙 赤い線が修正後  
                                   

         前 4分のウェスト(18.5cm)+オリジナルダーツ(2.3cm)プラス0.5cm=21.3cm
                21.3cm位置を元の型紙に置くとウェストからヒップの線が
                急カーブになるので修正。
       カーブサシで自然カーブを引き直し余分はダーツに振り当てる。   
       1本分のダーツ2.3cmはすでに計算に入ってるので   
       もう1本ダーツを増やす、半身で2本に変更。   
       中央から8cm位置に長さ9cmのダーツ(2.3cm)   
       そこから3.5cm離れた位置に余った寸法のダーツ幅を長さ8cmで引く。
       これは文化式のデキストを見ると載っていると思う。     
       前のダーツを2本に変更した型紙  
              
           鉛筆書きが元の線、赤い線が変更後   

生地と型紙と洋裁のanneesicottonさんで購入の胸増し毛芯  
    素人なので毛芯もわからなかったが、こういう副資材販売も有難い。
          
         付け方はパターンメイキングメモ参照。

相変わらず難しい両玉縁ポケット
   粗織のリネンなので角部の糸が飛び出してくる。
      
      付け方は過去記事で説明しているが
      この説明ではご覧の方は全然理解出来ないと思う。
      ジャケットの縫い方の基礎 フラップポケットの付け方説明有。
  


Mパターン研究所(MPL) B0100 シャツ 8号

2007年06月24日 02時43分02秒 | Mパターン研究所

型紙 デザインMさん 
       NO.B0100 NO.B0100H シャツ 8号 ¥4,095 
                    ↑両方記載してしまったがBO100の方を製作。
         BO100HはHLがBLに比べて小さい方向けのパターン。

生地 生地と型紙と洋裁のanneesicottonさん   
       エトロストライプ オレンジ・緑 cotton100%   
       148cm幅×165cm=4,677   
       1ヵ月後、セールで半額くらいになっててちょっとショック。  
       サラサラして密織でシワも寄らず非常に扱い易い。  
       Uno Boutique Annさんではこの生地は
       3段シャーリングブラウス5883cottonや
       タイトなシャツドレスになっていた。
       インディアンブラウスとかなんとかいう名前だった。

ボタン 1.5cm×7個+カフス2個 クリーム色貝ボタン(高瀬ボタン系) 
       オークションかヨーロッパ服地 ひできさんか記憶なし。

接着芯 これまた生地と型紙と洋裁のanneesicottonさん
       SX2 接着硬い芯 ベージュ 1,260円/2m単位    
       アパレル用の芯を年に2回くらい共同購入で予約販売される。
       イメージ通りのシルエットになり付きも良い芯地だと思う。   
       今回はメンズライクにしたかったので硬い芯にした。   
       他にはシャツブラウス用、ジャケットコート用、透けるブラウス用有。

       
     補正は丈を5cm伸ばしただけ。
     もしかして伸ばさないほうがすっきりしたかも知れない。
     それでも、(自分の中で)かっこいいシャツが出来たと思う。
     コンパクトなのにどこもきつくない。
     立体裁断堪能。

難しかったのは11.6cmのリピートストライプの柄合わせだ。
大きな間違い→後身頃から裁断、それにあわせ袖、その袖にあわせて
          前身頃ととった。
ところが、後ヨークが一番肝心なのだ。
          ストライプ柄合わせをする場合は
            後ヨーク表→袖→前身頃→後身頃が合わせ易い。
          袖山中心に袖の前後9cmとそれに繋がる後ヨークは
          お互い縦地なので完全にストライプがあうのだ。
          ここがあっていないと高い生地で手作りした意味がない。
         
          後ヨークと袖の合わせ目の画像。
          全体画像の横向でも肩から袖が繋がっているので  
          ここの柄があってないとみっともない。
      片方の袖にヨークを合わせ、もう片袖はそのヨークに合わせて
      裁断しなおした。
            でもそれまでに生地の柄合わせに贅沢に使っていたので
            袖下5cm幅くらいどうしても足らない。
            ストライプだから接いでも判らないだろうと右袖下を接いでいる。
                      
                           ↑(袖下の縫い目と別に矢印部にも縫い目がある)
                      随分みっともない。
で、結局、両袖も左右対象になりその袖に合わせると前身頃も左右対称になる。
カフスや袖口短冊もすべて左右対称になる。
3色以上のリピートがある場合、片側は天地を逆さにしたら
リピートが左右対称になる。

袖口の短冊も苦労した。
柄を合わせるにはどこを織り目にもってくればいいか
頭では全然理解出来なくて(たぶん神経細胞の破壊化)2回作り直した。
               
ラインはかっこいいので次回作もこんな派手ストライプで作りたい。
今度は失敗しないと思う。

ボタン生地のアップ
            


ミセスのスタイルブック2007初夏号 P60ジャケット文化新原型

2007年06月22日 00時31分59秒 | 他ソーイング

型紙 ミセスのスタイルブック初夏号 
         P60ジャケットNo18 KEIKO SUZUKI by スプレット
         最新号ではないのでバックナンバー参照
           (本文の画像)

 生地 ヨーロッパ服地 ひできさん 実店舗購入 
         花にアニマル柄 ワッシャー加工 イタリー製         
         ポリエステルジョーゼット ポリエステル100% 
         100幅×230丈=1,575円
         天地有、柄合わせしたので2.3m使い切った。        
         ネットではアップされてないが実店舗にはまだまだたくさんあったので
         問い合わせされると購入できるかも。        
         薄くて繊細、楊柳なので扱いにくい。
         記載使用量 110幅×180丈       

ボタン ヤフーオークションにて工場放出品なので単価わからず     
         プラスティック茶 1.3cm×6個

接着芯 生地と型紙と洋裁のanneesicottonさん
         an95 , 透けるブラウスベージュ 1,400円/2m単位
         ジョーゼットや薄い生地用     
         これあたりも出なくて付きが良い。     
         表裏襟と左右前立表裏分

ポケット口用 サテンピコリボン茶 ヨーロッパ服地 ひできさん 実店舗購入 
         約35cm 13mm×18m=400円

新原型が使える(原型を操作する)一番簡単そうなタイプを選んだ。
       
      ダーツが適度に入っているのでシルエット綺麗。
      ミセスのスタイルブックには作りたい服が一杯あるので
      立体裁断にこだわらず型紙作りに慣れてきたらこれからも利用したい。

      前回のミセスのスタイルブック初夏号には
      文化式原型成人女子用実物大身頃、バスト77cm~104cm(3cmピッチ)
      9サイズ付いているので便利。
      私も保存用と切り取り用2冊購入した。

バスト寸の決め方 洋裁教室ではトップバスト+アンダーバスト÷2    
      トップで決めると緩みが多すぎるらしい。               
      私の場合=トップ88cm+ アンダー78cmを2で割ると83cm
      83cmの原型を使用。
      【参考寸法】
        Mパターン研究所さんは8号
        生地と型紙と洋裁のanneesicottonさんは40号
        Lサイズ、11号

原型操作 作り方P147参照
       (本文の画像) 

    後原型は肩ダーツ3分の2折ると袖ぐりが増える
        →

    前原型はバストダーツ3分の2をたたむ
    BPから垂直に下に切り開いたウェストラインが開く。
       → 

    この原型を元に後は説明通り写すだけ。
       ↓操作した原型を元にダーツ等写した前身頃
     

    袖も操作した後の型紙を使い【袖山の高さを決める】という説明通りに
    袖山高さを決める。
    私の場合、14cmになって後と前のアームホール寸法を三角に書くと
    袖幅(三角の底辺)38cm。
    このままでは袖幅が広すぎるので袖幅を36cmになるように
    先に三角の底辺を書きアームホール寸法を書いたら高さが16cmになった。
    袖山平均、ブラウスジャツ系は14~15cm
           ジャケット系は15cm~17cmらしい。

楊柳生地はめちゃ難しい。
斜めや横の本縫いが伸びる。
躾をして型紙を置きサイズが変わってないか確認してからロックミシンで
縫い合わせた。
肩にはストレート接着芯を前後貼って伸びを防いだ。
他の部分に伸び止めを貼ると着たときに動きにくくなるらしい。
襟と前立の接着芯はシワを伸ばさずそっと置いてアイロンを当てる。
ただしミセスのスタイルブック2006年盛夏号 【夏素材の扱い特集】より
夏生地は芯をなるべく張らない。薄い素材にあわない芯を張ると
モアレや樹脂のあたりが表に出るとの事。

   11号トルソー
  
       柄合わせといっても左右同じ高さの位置に同じ花が来ないというのと
       袖も左右で違う柄位置
       ポケットにするペムラムを下の身頃と同じ柄になるように合わせた。

ボタン生地テープアップ