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映画バルトの楽園「BANDOロケ村・歓喜の郷」

2006年04月11日 | 徳島の暮らし・人
徳島は、朝から台風のような雨と風。今日は、西日本全域で大荒れの空模様とのことで、お出かけの際は、車の運転など、読者の皆さんどうぞ気をつけてください。さて、今日紹介するのは、映画のロケセットをそのまま活かし、鳴門市にオープンした「バルトの楽園(がくえん)BANDOロケ村・歓喜の郷」です。皆さんは、ベートーヴェンの「交響曲第九番・歓喜の歌」通称「第九」が、日本で初めて演奏された場所が鳴門市大麻町板東だったことをご存じでしょうか? 今から約90年前、第一次世界大戦中に俘虜(捕虜)となった旧ドイツ兵約1000人が、板東俘虜収容所で暮らしていました。収容所内は、戦時中としてはあまり考えられないくらい自由度が高く、旧ドイツ兵俘虜たちは、パンを焼き、切手を発行し、ボーリング場をつくり、雑誌を印刷し、そして結成された楽団によって、第九が演奏されたのです。しかも、収容所は「ゆるく」閉ざされており、地元の人々が収容所内に入ったり、あるいは俘虜たちが近隣を散策するなど、地元との交流が生まれていたそうです。この真実の物語は映画化され、6月17日(土)から全国公開されます。そして映画「バルトの楽園」の撮影にあたり造られたのが「歓喜の郷」です。実物大につくられたバラッケ(兵舎)や運動場、パン製造工場や印刷所、共同浴場、さらには第九の舞台まで、当時のままに再現されています。入場は一般500円。映画が始まる前に、まず大正の時代へ足を運んでみませんか?

参考:歓喜の郷URL
http://www.pref.tokushima.jp
参考:バルトの楽園URL
http://www.bart-movie.jp

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