阿波市土成町を流れる宮川内谷川に沿って走る国道318号を、
土成ICから北へ向かってしばらく進むと、道の駅どなりが見えてきます。
国道沿いでは阿讃山脈が、山肌を赤く紅葉に染めています。
今日の写真は、本日の撮れたて、
道の駅どなりの前に広がる紅葉の山々と宮川内ダム湖の風景です。
この季節、貯水量はかなり減っているようで、
いつもなら水没しているはずの山肌が、水に洗われて露わになり、
断層なのか地層なのか、地球の歴史を目の当たりにできました。
広くなったダム湖の岸へ降りていくと、
毛むくじゃらの木がまばらに立っていました。
ゴミが引っかかったのだろうと思っていたのですが、
近づいてよく見ると、枝から無数の根が伸びています。
この木も常には水中にあって、枝からも効率よく
水を吸い上げているのだろうなと想像し、
またちゃっかりとした生命力に感心したのです。
帰り際、土成名物のたらいうどんをテーマにした道の駅を、
久しぶりで探索する気になったのは、
縁の神様の導きがあったのかもしれません。
ピジョンズ・パークではおなじみ、色えんぴつ画家・川上和彦さんの
個展が開催されていたのです。さっそく画伯に電話を入れると…、
「えっ!もう始まってたん^^)。いや、飾ってくれるとは聞いてたんやけど、
もうやってるとはしらんかったぁ」
なんとも、のんびりした答えが返ってきました。
開催期間については、そんなわけではっきりしませんでしたが、
まだしばらくは続きそうな様子。期間については分かり次第、
ポッポニュースでお知らせしますね。
道の駅どなりで休憩の際には、
静かな水面を赤く染める山々の紅葉とあわせて、
画伯の色えんぴつ画展もぜひのぞいてほしいな、と思うのです。
▲ひび割れた川底に、もう草が伸びていた。長く干上がっているようだ
▲宮川内ダムが頑張ってせき止めているが、もう残り少ない
▲水に洗われ、山肌が露出していた
▲はじめのうち、ゴミが引っかかって、こんな毛むくじゃらに見えるのだと思っていた
▲よく見ると、それは枝から直接伸びた根っこ。ほんとうに毛むくじゃらの木なのだった
▲道の駅どなりの背後の山も真っ赤っか。燃えているように見えた
▲道の駅どなりのギャラリーでは、川上画伯の作品展が開かれていた
OLYMPUS PEN E-P2/M.ZUIKO DIGITAL 17mm F2.8
This program is presented by pigeons-park.
意外なところで、
画伯の活躍ぶりに出会うと
うれしい気持ちで満たされます^^)。
応援してます。ガンバってね!