ちょっと気が早いのですが、赤松神社の秋祭りを思い出しています。
暗い夜空高く掲げた手作りの花火を囲むひとびと。
ざわざわした熱気の中にも、どこかしら落ち着いた雰囲気が混じり合い、
いかにも日本的な心地よさを感じていました。
吹筒煙火から盛大にあふれ落ちる火の粉の下を、
「できたん、どしたん」とナゾのかけ声とともに、若い衆が勇壮に駆ける奇祭。
その光景はピジョンズ・パークのココロを焦がします。
そうして焼きつけられた記憶のレイヤーが、
毎年一枚ずつ脳裏に重なっていくのです。
赤松神社は、ナカ(徳島県那賀町)の相生地区に隣接する
美波町赤松に建立されています。
今日のポッポニュースは、そんな赤松神社に近い、
尾山花バス停(南部バス)周辺の田園風景をピックアップしました。
昇ったばかりの朝日から新鮮な光線を浴びて、
稲は元気に育っているように見えます。
豊作に感謝し、翌年の収穫を願って火を噴く赤松神社の吹筒煙火。
昨秋の願いが通じたのでしょう。
ご利益を感じられる里景が広がっていました。
▲吹筒煙火に込められた豊作への願い──ご利益はあったようです
▲山の恵み落ち栗。でもまだ、ちょっと気が早くはないかい?
▲早朝の田園を歩くと、蒸れたような芳しい香りが、涼しい風に漂っていました
▲このあたりは区画整理が行われて
「田んぼ一枚あたりほぼ2000平米に統一されたのだ」と、
田んぼを見回っていたおじいさんが教えてくれました。
下の田と上の田をつなぐ、この急な坂も、
そのときに造られたのかもしれません
This program is presented by pigeons-park.