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塩塚高原の雲海

2011年09月16日 | 徳島の空景

7、8年ほど前からになるでしょうか。
塩塚高原に雲海を求めて上るようになったのは。

高原で初めて出会ったときの雲海の様子は、あまりにも印象的でした。

早朝、北方に広がる瀬戸内海から吹く風に乗った濃霧が、
正面に衝立てのように連なる山を駆け上がり、
南面(見ているこちら側)の谷間をあっという間に埋めてしまいました。

大雲海というのは、きっとこういう風景をいうのだろうと感動したのを、
時を経ても、はっきり覚えています。

2011年の中秋に、観月を楽しんだ翌13日の朝。

記憶ほどの規模ではなかったものの、期待通りに雲海が現れました。
そして今回は東方向、吉野川が注ぐ播磨灘の方向に雲海が広がっていました。

渡ってきた早朝の涼しい風に穂をなびかせる無数のすすき。
標高およそ1000mの高地に広がるすすきの原の真ん中で、
ピジョンズ・パークは、やっぱり言葉を失っていたのです。


▲日の出とともに、あたりが明るくなり、雲海が見え始めた


▲山の頂が、まるで海に浮かぶ島のように見えた


▲高原のすすきも、移り行く景色を楽しんでいるようだった


▲仕事に戻らなければならない時間が迫る。留まりたい気持ちとの押し問答が始まっていた

This program is presented by pigeons-park.

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2 コメント

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Unknown (雨乞滝の女神)
2011-09-16 13:34:30
「塩塚高原雲海編」感動。写真で見て感動するのですから、現場に居たらどんなもんかと。現場では風や温度を肌で感じながら見えるのですから。このテントは一夜を明かしたテントですか。寒かったのでは?いやそれより怖くありませんか。吾妻屋のシルエットが朝日に浮かんでいる写真大好きです。動物を撮るものは動物の習性を知り、自然を撮るものは地形や風の向き、気象状況を把握したうえで撮影に挑むのですねえ。いつも「足で稼ぎ、時間を惜しまない写真」を撮り続けるビジョンズ・パークさん、尊敬いたします。二度の人生があるなら次回は男に生まれてきて車で寝泊りしながら撮影旅行がしたい。長々と失礼いたしました(^.^)
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おほめいただいて(〃ー〃) (dhamuneko(管理人))
2011-09-16 13:58:47
女神さまにほめていただいて、うれしいです。
テントは印象的ですが、実はバイクで旅をされてる方に
出会って、その方のテントをモデルにさせていただきました。

ピジョンズ・パークはといえば、徹夜するつもりで、
疲れたら東屋か、車中でちょこっと寝ればいいと
いった感じで足を運んでいたので、何も用意していませんでした。
月明かりが心強かったので、夜中にうろうろしてまして、
どちらかといえば、そっちのほうが怖いかも^^;)です。

それより女神さまの行動力を、ボクはリスペクトしています。
ぜひまた、紅葉のシーズンにごいっしょさせていただければ、
うれしいです!
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