はぎおの「ツボ」note

興味がかなり偏ったはぎおが「ツボ」にはまったことを、のんびりと、時に激しく?!思いつくまま綴ってます…

修行?!と癒しの旅:西表島

2008-02-13 17:36:51 | 記録:旅
翌日。朝から雨です。しかも暴風雨・・・泣きそうでした
でも、折角来たので記念に西表に行かねばと、意を決してホテルから徒歩1分の港へ。

のどかな島のイメージとは全く異なり、港は「芋の子を洗う」ほどの人・人・人・・・しかも年配のツアー客ばかり。最近の60~70代の方って本当に元気ですよねぇ

満員の高速艇に乗り西表へ。到着する頃にはますます風雨が強まり、沈んだ気持ちのままバスに乗りジャングルツアーへ。

まずは、西表で一番大きな「浦内川」のクルーズ。マングローブやシダ類の木が立ち並ぶ、地元では見慣れない風景に、ようやく亜熱帯に来たという実感に浸ることができたかも

浦内川上流の船着場から、徒歩で2つの滝を見に行くツアーだったんですが、案内人はなししかも「必ず時間までに戻るように」との言葉だけ。とりあえず長靴を借り、合羽を購入して出発

の振る中、山道を進んでいくと、ぬかるみむき出しの岩肌が目の前に立ちはだかってる。しかも狭い道を踏み外せば再び上がる事のできない崖・・・ガイドなしでこの道はありえないでしょう旅行のパンフには単に「山道を歩いて片道40分」としか書いてなかったから、そんなに心の準備もしてませんよ~
そういえば、港には行方不明者の捜索写真が何枚も張ってあったっけ

でも時間内に船着場に戻らないといけないので、ずぶ濡れになりながら必死に進むこと30分まずは「マリユドの滝」に到着。

やはり本州などでみる滝の風景とは異なり、冬にもかかわらず緑が青々としたまさに「ジャングル」の中の滝。展望台からの眺めでしたが、大量の水量で迫力がありました~

小休憩して、その先にある更に大きな滝を目指して進む事に。ここから益々雨も強まり、ぬかるみもひどくて岩も大きくなってくる。さすがに来た事を後悔しはじめたけど、時間内に戻らなくてはと必死で進みました。そして歩く事15分。

落差はないものの、水量が豊富で豪快な「「カンピレーの滝」に到着。この圧巻の風景にほっと一息・・・する間もなく、慌てて帰路に

前後に人影もなく、従姉妹と励ましあいながら、さながらクロスカントリーに参加しているように険しい山道を小走りに戻って、何とか時間内に戻って来れました。

もうヘロヘロ&ずぶ濡れで、テンションも若干下がり気味でも、途中で寄ったカフェでの昼食が心身ともに暖かくしてくれて、ほっと一息

暴風の中、バスで「星の砂」海岸へ。澄んだ海と白い砂・・・景色を堪能したかったんですが、ずぶ濡れの服と暴風でもう寒くて寒くてすぐにバスへ。

次は、西表から水牛で有名な「由布島」へ。水牛君がえっちらおっちら車を引いて浅瀬を渡る有名な光景なんですが、雨の中ちょっぴりかわいそうででも、おじさんの三線での弾き語りが聞けて古い沖縄をちょっぴり感じることができました

また牛君に乗って西表まで戻り、ここでようやくツアー終了。高速艇に乗りホテルへ。

すっかり空腹になったので、ホテル近くのレストランで石垣牛のメンチカツを堪能。これがボリューム満タンに見えたものの、脂っこくなく軽くぺろりと平らげました。

とても疲れきっているはずなんですが、とても心地よい疲労感あのジャングル探検は冗談抜きで命がけだったせいか、自分でも感じたことのない研ぎ澄まされた緊張感と集中力を得る事ができた気がします。それからとにかく木々からのマイナスイオンを全身に浴びたので、お肌がツルツル!!
正直旅に出るまでは体力に不安を感じていたんですが、厳しい旅から得られたものは、とても大きかったです少しばかり心身に自信がつきました

いや~思いがけず修行→癒しの旅となったけど、すっかり堪能もちろんその晩は熟睡ですこれで雨さえなければと恨むばかりで・・・

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2 コメント

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ぬかるみの山道 (みゆみゆ)
2008-02-13 22:39:14
きれいな景色ですね!

私は平地なら割と歩ける自信はありますが、山道は嫌いです(^^;しかもぬかるみとは・・・。
でも、苦労してたどり着いたところで見る景色ってまた格別ですよね。
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想定外 (はぎお)
2008-02-13 23:01:22
>みゆみゆさん
正直、この山道は予想してませんでした。ゴールの見えないマラソンとでも言いましょうか・・・それだけに、とにかく自分でも思ってもみない集中力がありましたね。私も山道は大嫌いでしたが(苦笑)、この経験でトレッキングも案外楽しいかもと感じてしまいました(笑)
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