少し前ですが、尾道が
というニュースが流れました。
はぎおは尾道市民ではないものの、尾道には割と縁がありまして、ことあるごとにこのブログにも取り上げてきました。
映画やドラマの舞台で徐々に有名になり、しかも「しまなみ海道」のサイクリングコースが世界的にも有名になったこともあってか、特に駅前の海岸通りは本当にきれいになりました。
そう、きれいというより「オシャレな街」になりました。
でも・・・はぎおがイメージする「尾道」の姿とは、だいぶ変わってしまったなぁ
初めて尾道に足を踏み入れたのは、今から・・・うん十年前
高校生だったでしょうか。(いや、物心つく前から行っていたらしいですが・・・)
駅舎は今と変わらぬ平屋ですが、駅前の光景は、古いグレーのビルが1軒。あとは木造平屋の商店・飲食店がず~っと並んでいる、本当に「古い街並み」という、正直「薄暗い」印象でした。(そして、若干怖かったような)
それでも、商店街は老舗の店がまだまだ賑わってたかな。
社会人になってから飲み会などで、お手洗いもないような、その「木造平屋」の狭~い店などに連れて行ってもらいましたが、今考えると「古き良き時代」を楽しめた、最後の瞬間だったかもしれません
その後、駅前再開発に伴い、その「木造平屋」の建物はすべて取り壊され、ウッドデッキと芝生で構成された美しい港、オシャレな建物・・・すっかり様変わり。
商店街は・・・表通りは空き店舗が増え、逆にこちらの方が暗い感じになりましたが、次第に他県の若い人たちが「尾道」に憧れてどんどん集まり、表通りや細い路地に雑貨とかパン屋とかガラスショップとか「洒落た」お店を開店させて・・・時代の流れですかね。
確かにその頃から爆発的に観光客も増えたと思いますが、みなさんにはどんなふうに見えてるのかな~なんて。
今は以前と比べると尾道に行く機会も減ってしまいましたが、なぜか地元よりも(失礼)愛着のある街には変わりないです。
街並みは変わっても、尾道の象徴「千光寺山頂」からの「尾道水道」の眺めは変わりません。
そこだけは、変わってほしくないものです。