「やすらぎの刻～道～」

もう2年前ですか。
久々に全話見てしまった（(^^ゞ）、あの話題のドラマ

「やすらぎの郷」

その続編が作られることになるとは、思いもしませんでした。その名も

「やすらぎの刻～道～」

続編の難しさを不安視しつつ、でも、それ以上に楽しみにしていました。

 

前作以上に、個性派ベテラン（くせ者？？）俳優が登場してますね　一番のくせ者は、橋爪功さんだと思ってますけど・・・

一週目は、お嬢（浅丘ルリ子さん）とマヤ（加賀まりこさん）が「やすらぎの郷」に入るきっかけになった「事件」。
歳を重ねると、どんどん中心から外されていくという現実・・・
「魅力」「充実期」って人それぞれ感じ方も違うし、見る側の求めるものも違うと思うけど・・
しかも、みんなをのせるだけのせておいて、すでに別の案がスタートしていたなんてねぇ・・・
ホントにありそうな話で、芸能界ってコワイところだ・・・と。

いや、はぎおが知らないだけで、普通の社会でもあるのかもしれない。

二人の女優の存在意義だけでなく、一時代を築いた作家のプライドと創作意欲を喪失させた、結構重い内容でした。

さて、来週から新しい入居者とのエピソードが始まるのかな？

 

中島みゆきさんの主題歌「慕情」や、島健さんのBGMが耳に馴染み過ぎて、流れてきただけで1作目の世界観に戻れたことが嬉しくて。
しかも、メインキャスト以外の、ホームのスタッフの人たちもほとんど同じ方が出ていて、これもまた嬉しくて。

 

ただ、この2年の間に、前作の出演者の方も何人か亡くなってしまいました。

中心人物だった野際陽子さん。放送中の訃報に本当に驚きました。
そして、ゲスト出演の津川雅彦さん、佐々木すみ江さん、さらには、あの「やすらぎの郷」創設者役だった織本順吉さん・・・
続編が決まってからの相次ぐ訃報に、「あの時は元気だったのに・・・」と残念でなりません。2年という時間は短いようで長いのでしょうか。

 

基本、前作の登場人物は引き続き出演で、役の上で亡くなった「姫」こと九条摂子役の八千草薫も菊村先生の夢の中でご出演だったのに、病気で降板・・・ご高齢だけに心配です。

菊村先生の友人のテレビマン、近藤正臣さんや、居酒屋のおやじ小松政夫さん、それから、認知症のあるシャンソン歌手及川しのぶを献身的に支えるマネージャー、藤木孝さん・・・過去の出演者はもう出ないのかなぁ・・貝田さん、好きだったな

 

こんなに年齢層の高い出演者が1年の連ドラに挑む。
楽しみでもあり、みんなが無事で終了できることを心から願うドラマがかつてあったでしょうか。

 

若干心配なのは、ホームの現実の話と、先生の「脳内」で描かれるドラマの並列放送。
大河「いだてん」がそんな感じで進んでいて、なかなか視聴者がついていけない状況のようで（はぎおももう挫折・・・）

でも、このドラマに関しては、世界観が好きだし、（入居者の年代とは遠くないかしら）、倉本先生のこと、きっと現代と過去が繋がっていく展開になっていくはず・・・はぎおはついていくぞ～
1年間、楽しみにしています