新しい元号も「令和」に決まり、いよいよ「平成」とも本当にサヨウナラ・・・
そんな実感がわいてきますね。
さすがにまだ馴染めませんけど
「ネット」に「音楽」、「映画」に「舞台」と、いろいろ書き綴ってきましたが、最後に、簡単に自分の「平成史」を。(完全に自分自身の覚書ですけど(^^;)
※テレビについても書きたかったですが、多分収拾つかなくなるので、止めておきます
昭和64年1月7日。この日はいろんな意味で忘れられません。
受験生の冬休みでした。
「崩御」のニュースは、真っ黒な画面に太い白字で書かれていたと思います。
休みの朝でしたが、リアルタイムで見ていました。
なぜならその日は、受験しようか迷っていた学校の下見で、広島市内に行く準備をしていたからです。
そのニュースを一通り見たあと、なんだかざわついた心のまま、電車で広島に向かいました。
その日はみぞれ交じりの悪天候。寒かったです。
市内につくと、一番の繁華街やデパートが半旗を掲げ、全て休業。あんな寂しい街を未だかつて見たことがありません。
それを見てから、「大変なことが起きたんだな」と実感しました。
ただ、「自粛」ムードでなんとなく縮こまっていた昭和の終わりから、世の中があっという間に変わっていく様を、肌で感じることができた多感な世代だったかもしれません。
・・・あれから30余年。
世の中も大きく変わりましたが、自分自身もいろんなことがありました。
なにしろ、平成はほぼ社会人生活そのもの。
もちろん最初は大変でしたけど、慣れてくると今まで出会ったことのない、世代や違う考え方の人たちとの多くの出会いが待っていました。
そして、「エンタメ」への扉を開いた時代。
何もかもが新鮮で、まさに「新しい時代」でした。
(学生時代は友達も少なくて、暗~い時代でしたので・・・)
「宝塚」にはまり、「映画」を見まくり、「ライブ」を楽しみ、「旅行」に勤しんで・・・
どんなに仕事が忙しくても、睡眠時間を削ってでも遊びに夢中で・・・・元気だったなぁ
あまりに自分中心の生活を過ごしてきたのでふと気がつくと、同世代や下の子たちはすでに家庭を持ち、孫がいる人もいます。その間、完全に世の中から取り残されてしまったはぎお。良かったのか悪かったのかわかりませんけど・・・
30年というのは、それだけの年月ということで。
・・・途中で別の選択肢を選んでいたら、どうなってたのかな?ついつい考えてしまいます。
その時の選択を後悔してるわけではないですけど・・・
先日も書きましたが、世の中「SNS」や「ネット」が普及し、誰もが予想できない時代がやってきました。
もうすでについていけてませんけど、この先そういうアイテムとどう付き合っていったらいいのか。それが「令和」時代のテーマの一つになりそうですね。
この数年で、個人発信の意見に、全く知らない人が「評価」する・・・時代が加速度的に進みました・・・
「考え方」や「常識」が覆されどんどん変わり、今は何が正しいのか、わからなくなっています。時代についていけてない実感が。
SNSって、自分の思いを綴れるひとつのアイテムとして、気軽に楽しめると思って始めたのですが、発信者と受け取り側で思いが違う・・・ということを再確認しないといけませんね。
それから、大災害にテロ・・・
子どもの頃には考えもしなかった出来事が、次から次へと起こったのも「平成」でした。
改元とともに、戦争はもちろん、こういう悪いことも去ってしまう事を願うばかりです。
とにかく、みんなが穏やかに暮らせますように。
来年はオリンピックもあります。
また大きく時代が変わりそうですが、何にも流されず、自分を見失わないのが一番なのかな。
なかなか難しいですけど、年々その思いが強くなります。
この改元で、自分自身も気持ちが新たにできればな~