はぎおの「ツボ」note

興味がかなり偏ったはぎおが「ツボ」にはまったことを、のんびりと、時に激しく?!思いつくまま綴ってます…

考えるきっかけ…

2022-06-13 08:09:00 | 記録:本
先日、Eテレの
「マイケル・サンデルの白熱教室」
をほんの少し見ました。
各国の学生たちの白熱した議論。。

見た回のテーマは「民主政治と専制政治」

ウクライナ情勢からのこの話題。
欧米対共産圏的なこと…だと思うのですが。


ん?どこかで見たような。
そうだ、

「銀河英雄伝説」

のストーリーの根本じゃん!
本やアニメで考えさせられたテーマが、今現実に突きつけられてる…



この作品について、何度か書いたことがあります。
最初はストーリーも何も知らず、ただ、豪華声優陣の熱いお芝居に惹き込まれて見始めたのがきっかけ。
ただ、セリフや内容が難しかったので、途中から、原作を台本代わりに片手に持ちながら見るほど、夢中に。

そして、放送されてれば、結末知ってるのに何度もツイ見てしまう。

ただ、見る度に感じ方、印象が異なるのは何故だろう。
特にいま、この現実の世の中で、さらに深く考えさせられている気がします。

この本、タイトルがまさにSFなので、敬遠されがちかもしれないけど、見始めると、政治とか、国家とか、いや、そんな大袈裟なことだけでなく、死生観とか、生き方とか… 濃いキャラクターが行き交う架空のストーリーで、エンタメとして楽しめるのに、深い。。
時代劇、刑事ドラマ…勧善懲悪の世界に浸って生きてきた私。大人になって読んだので、目からウロコというか、堅いニュース番組や教科書より勉強になる、歴史の見方がだいぶ変わった気がします。
一番心に刺さったのは、国にしても、人々の日常にしても、永遠に続くものなどないのだな、って。

この原作が発売されたのは、今から40年前。
当時はアメリカ対ソ連の、東西冷戦時代だったのかな?

「予言の書」なの?と思えるほど。
未来の、しかも架空のストーリーなのに、だんだん現実に近づいてるような。
当たり前な日常は、当たり前ではない。そんなことを考える日が来るなんて。


政治にしても、人々の生き方にしても、何が正解とかではなく、それぞれの善し悪しを考える、感じられただけでも学びがあった。影響力大!の本でした。



また読んだら、見たら、また印象、感じ方が変わるかもしれない。

あの、濃いキャラクターたちの、大人の駆け引きに浸りながら、また読み始めてしまいそう😌






追記:見直すと、思ったより字が小さかった。💦これを熱心に読んでた頃が懐かしい😝

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