このブログについて
『はぎおの「ツボ」note』は、ドラマ・エンタメ系の感想、旅行記etc. 自由気ままな「日記」です! 内容はかなり偏ってますが (^-^; お気軽に楽しんでください♪
いま関心があるのは「昔の時代劇・刑事ドラマ・サスペンス」「お芝居(宝塚中心)」「神社・仏閣」かな (^.^)
※なお、コメント等については、承認後の掲載とさせていただきますので、ご了承ください。
今、受験シーズン真っ盛り
はぎおの時代はまだ
「共通一次」
試験だったような…?(年齢がバレバレね)
ただ、勉強は好きではなかったので(理数はほぼ赤点)、そんなものを受けようとも思ったことも一度もなく…全く縁のないものでした
でも、毎年新聞に掲載される「センター試験」の問題を、一度は解いてみたいと思い続けて早ウン十年。
今年、ついにやってみることにしましたただし
日本史限定
です。
これしか得意じゃなかったから
全部で36問、100点満点で計算されます。
マークシートなので、もちろん選択問題。だからチャレンジできるわけで
大枠は6問、その中で細かな問いがあります。
授業ではかなり端折って、現代史なんてやらなかったような記憶がありますが、問題は古代から現代まで幅広く扱っていて、なかなかバランスが取れてるのかなぁと。(授業でやってない分、受ける方は大変でしょうけど)
結果は
17問正解 46点
微妙…
まぁ、全く勉強せずに受けた割にはまぁまぁ
正解率が高かったのは、
文化・文化財の問題 と
現代史の問題
まぁ、もしかしたら、勉強どうこうより「常識問題」かもしれない…
で、ほとんど正解がなかったのは
古代の政治・社会・文化の問題 と
近世の政治・社会(農業)の問題
確かに…古代の律令国家とか荘園・郡司なんて、現役時代から苦手だったなぁ…
近世江戸時代の問題ができなかったのは残念
でも、勉強したら、日本史だけ好成績が取れそう
来年もやってみようかな~
こういう幅広い問題ができてこそ、本物の
「歴女」
なのかも知れないね~
次は、いよいよ「歴検」か
な~んてゲーム感覚で楽しんでますが、受験生にしてみたら真剣勝負ですからね。大変だと思います。
まだまだ寒い日が続いてますが、受験生の皆さん、風邪をひかないように頑張ってくださいね~
ドラマを見ていて、ロケ撮影が多いと何だかうれしくなります
リアリティがあるというか、開放感があるというか。
最近は「ドラマのロケ地」ということで、「観光地」のようにアピールしている地域も多いですよね。
で、一番撮影が多いのは、きっと
京都
でしょう。
もともと歴史のまちとして外国にも有名な土地ですが、はぎおにとっては「時代劇の聖地」でもあります
時代劇を見なくても、最近では2時間ドラマやサスペンスがよく撮られているので、名前は知らないけど誰もが見たことある場所も多いはず
先日、好きな時代劇(今は「八丁堀の七人」祭り中)を検索して、見つけたのがこちら↓
このサイトは、管理人さんが、時代劇で使われたロケ地を、どんなドラマで使われていたかの解説付きで紹介されています。
このボリュームたるや、圧巻ですいったい何年かけて作られたんでしょうねぇ。
大覚寺 広沢池
などのロケ地としてお馴染みの場所はもちろんのこと
二条城 嵐山 常寂光寺 仁和寺 上賀茂神社
などなど、修学旅行などでも訪れる超有名な場所まで、詳細な解説が写真付きで掲載されています。
ホント、名所の多い場所ですよね
それに、ほとんどが建立何百年という歴史的価値のある場所ばかり。
行ったところでは、二条城は最高でした
数年前に劇団四季観劇の折、小学校以来二度目の拝観をしましたが、何度行っても「タイムスリップ」した気がして、楽しいです
ただ、他の名所は、かれこれ10数年行ってません。
この「時代劇の風景」を見れば見るほど、京都に行きたくなりました。
もちろん世界遺産を中心とした主要観光地も訪ねたいんですが、とにかく「ロケ地巡り」をして、はまった時代劇の世界に浸りたい
でも、映画やアニメに感化されてロケ地を訪ねたくなる人の気持ち、よく分かるようになりましたねぇ
次の電車の旅は、京都ロケ地巡りに決まりかな
さて、このサイトの中には、 「時代劇拝見日記」という各番組、各話の解説とロケ地の紹介を合わせた、時代劇大好きなはぎおには「バイブル」のようなページもあります。
管理人さんの解説文がとても楽しくて、「そうそう!」と共感したり、思わず笑ってしまったり。実際にその番組を見ていなくても、笑えて感心すること請け合いです。
ほんとに事細かくご覧になっていて、かなりの情報量をUPされています。
見ていない作品も、この解説を見ると逆に見たくなりますねぇ…それでますます『京都ロケ地愛』が強まりそう
今日は12月14日。
赤穂浪士 討ち入り
の日ですねぇ。
恥ずかしながら、歌舞伎の
仮名手本忠臣蔵
は、ちゃんと見たことはないんですが
映画やらテレビ
やら、何本見たことでしょう
顛末も、結末も、全部わかってるんです。
(どこまでが史実に基づいてるかは、わかんないけど)
だけど、泣ける…
個人的には、討ち入りのシーンじゃなくて、
内蔵助が討ち入りの前日、浅野内匠頭の妻、阿久里に最後の別れに行く場面
いや~何度見ても、泣ける。
決意を秘めて、何も知らない阿久里にののしられても、迷惑がかからないように真実を語らず、仏壇の内匠頭に、そして表に出てから阿久里に別れを告げる…(あってますか?)シーンは、多分日本人だから、あの奥ゆかしさに心を揺さぶられるのかもしれません。
なんだろう、討ち入りよりもはぎお的にあれが一番のクライマックスです。
最近だと、テレビ東京で製作された、吉右衛門さんバージョンが良かったなぁ
その他の浪士たちにもドラマがあって、参加できた人、途中で亡くなった人、事情により離脱した人…その後の話もドラマティックですよね。
演出や、演者によってだいぶ違う印象ので、同じ作品でも「別もの」みたいに感じます。
だから、何度見ても飽きないのかもしれないのかもしれないなぁ。
時代劇、特にこの話は、武士のしきたり、家柄、家系などなど、複雑な要素が含まれていて、いろいろと考えさせられます。
昔の人はホント、「お家のため」に生きた感じですね…
不条理なことも多々ありますが、「誰かのため」に命を懸ける潔さも、時代劇が好きな理由なのかもしれません…
なかなかテレビのバラエティも頭打ちな感じですが、はぎお的に久々にツボにはまった番組があります
確か今年の春からの新番組。
当初は全く興味もなかったんですが…
たまたま
「北ノ庄城~お市、人生2度目のろう城」
の回を見た時、面白かったんですよ
歴史の勉強もこれだけくだけてたら、絶対みんな興味を持つのになぁ…
とつくづく感じました。
とにかく、みのさんの「朝ズバ」ばりに、大きなボードに興味を引くような「見出し」が。
一つ一つ、丁寧に解説していくので、くぎ付けになりますよね。
ワイドショーをついつい見てしまうのは、こういう「演出」のせいでもあるかもしれない
それから、もう一つ「ワイドショー」的効果を出してるのが「現場中継」
本物のTBSアナウンサーが、その当時の現場から生中継するという演出が、「ありえない」とわかってても臨場感が出て、興味をそそります
「悪ふざけしすぎ」
と思う人もいるかもしれませんが、ゲームとかドラマとかと同じように、歴史に興味を持つ一つの「きっかけ」になると思うなぁ。
最近ワンパターンの番組も、こんな風に視点を変えていけば、まだまだ広がりが出るのに…と改めて感じます。
歴史大好きなはぎお ですが、好きな歴史上の人物も、多分人とはちょっと違うかも
普通なら、
坂本龍馬 とか 西郷隆盛 とか 織田信長
とか、そういう、歴史に大きな名前を残した人が好かれると思うのですが…
はぎおはですね、
勝海舟 と 大久保利通
です。ちょっと偏ってますよね
ともに明治維新の立役者ですが、どちらかと言えば「龍馬」「西郷さん」の陰に隠れがち。
でも、どちらも先を見据えたうえで「今」の政治を行った人だと思ってます。
特に勝先生は、幕臣でありながら「日本再生」を常に考えていた人。
切れ者で、当時はきっと周囲から奇異の目で見られたことでしょう。
でも、一本筋が通ってるから、ぶれることがない
それだけに、坂本龍馬も「目からうろこ」で弟子入りしたんじゃないかな…なんて。
とはいえ、ドラマ・役者さんの影響が強く残っていて(特に田村正和版「勝海舟」)、本当にこんな人だったのかなぁなんて、実はちょっと疑ったりしてました。
で、一度は読んで見たかった、彼の言葉が綴られた「氷川清話」をやっと読むことができました↓
![]() |
[新編]氷川清話 |
野 澄 | |
PHP研究所 |
これは、彼の著書ではなく、吉本襄という人が編纂した、新聞掲載の談話集。
今回は、明治35年発行のものから選ばれた、144編の原文と編者の解説を「新編版」として発行されたものです。
感想としては、やはり尊敬できる人でした
まぁ、「自慢」があったり同時期に維新を経験した人々や歴史上の人物の批評など、政治家として引退した後の「ご意見番」的な感じで、きっとめんどくさい人だったんだろうなぁと思いながらも
やはり一本筋が通ってました。
「小細工はかならず失敗する」
「青二才でも才能があればどしどし採用すべし」
「自分の考えにこだわって政治を行うのは王者ではない」
「改革者は最初に自分を改革すべし」
などなど、挙げればキリがないほど。
常に市中を歩き回り、遊郭や居酒屋などで世間話を常に耳に入れ、世情に通じていた彼だからこそ、書面や机上だけで政治を行う「役人」を憂いてるんです。
いたんですね、本当に時代劇に出てきそうな、粋な「江戸っ子」って。
その分、女性の出入りも激しかったとか聞きますが…(奥さんはかなり大変だったようで
)
人物批評については、とにかく西郷さんの「器の大きさ」を褒めちぎっていた。やっぱりこの人も、維新に登場すべくして現れた人だったんですね。(意外にも龍馬はほとんど登場しないけど…)
ただ、維新の時、あれだけ下級武士が頑張ったのに、その後明治政府の「政治家」「高級官僚」の地位に上り詰めて人たちへのコメントは、こちらも苦笑するほどで。
それだけ失望し、イライラしたのかなぁ
剣術修行をするほどの「武士」でありながら、常に先を見据え時代の流れを読み、「武士道が廃れるのは当然」と言えるほど過去にこだわらない。
やっぱり気持ちがいいほどさっぱりとした、「男前」でした。
それにしても、勝先生の一言一言が、今の政治にもまるっきり通用することに驚いてしまった。
ホント「誰か」にぜひ読んでいただきたいです…
また時代劇ネタでごめんなさいね~
「吉右衛門さん人間国宝」の話題にワクワクしたのもつかの間、がっかりするようなニュースが飛び込んできた↓
別に、水戸黄門ファンなわけじゃないです(最近は特に…)
地上波から時代劇放送がなくなる…ということに、寂しさを感じずにはいられませんでした。
唯一NHKで「大河ドラマ」がありますが、あれは時代劇というより「歴史物」かな。
大好きな殺陣や、人情や人間ドラマがじっくり描かれたいわゆる時代劇が終わる。
確かに、視聴率はよくなかったでしょう。でも楽しみにしてる人はいる。
ドラマ全体本数も少なくなって、しかも視聴率が全体的に低迷してる中、なぜ水戸黄門だけがやり玉にあがるんだろう
スタジオで楽に撮ってる面白くないバラエティばかり放送されても、ホントつまんないんですよ
だから地上波見なくなるわけで
歴史小説は今でもどんどん新作が出てるし、世間では「歴女」「武将」ブームが起きてる。
ちょっと違うけど、歌舞伎人気は根強いし、和服を好む女性も増えて「和風」ブーム的なことが起きてるのに、なぜドラマだけがなくなるんだろう。
韓国・中国はじめ、諸外国では今でもたくさんの「時代物」が作られてるというのに。(韓流ドラマファンだって、あちらの歴史物にはまってるじゃん)
誰かも言ってましたが、時代劇って設定が自由。
だからどんな物語も作れるんだと。
やっぱりテレビ局の怠慢だと思うな。視聴率関係なく、残さないといけないものってあるでしょう。
確かに予算節約の折、手間暇かかるでしょうけど、2時間ドラマを京都で撮ってるくらいなら、月一2時間枠ででも時代物できると思うんだけどなぁ。
高視聴率を誇っていた作品が多数あったにもかかわらず、日テレとフジは10年以上も前に早々に打ち切り。
テレ朝・テレ東も新作を次々生み出して頑張ってたけど、数年前に…
それに、時代劇ができる役者さんがいなくなってしまう監督・スタッフも…
「時代劇スター」と言われるベテランの役者さんたちは、キャリアもあるけどやっぱり存在感が違う仕草にしてもセリフ回しにしても。
「時代劇」「現代劇」いろんな経験を積んで、役者さんにもドラマにも厚みが出ると思うんだけどなぁ…
やっぱ最近のドラマ、特に主役が薄っぺらい人が多いんだよね~
書いているうちにだんだん腹が立ってきましたがやっぱり寂しいねぇ…
結局のところ、はぎおとしましては…
最近、何が正しいのかわからない、こんな不安定な世の中だからこそ、余計に
的なものを見て、スカーっとしたいんだけどね。
これでますますスカパー「時代劇専門チャンネル」にどっぷり浸ることになるよね~
それにしても、演劇中継もなくなり、アットホームなドラマや単純な刑事もの…はぎおの好きなものがどんどんなくなっていく。
そんなに視聴率がとりたいなら、いっそ昔の作品をリバイバル放送しておくれ~
今年話題だった「龍馬伝」。
といっても、ちゃんと見てなかったりして
ちらっと見た限りでは、土や埃にまみれ、体の底から湧き出るエネルギーが伝わってくるような映像が、今までの大河独特の美しさとは違って、とても印象的でした。
はまり役となった福山”龍馬”をはじめ、武田”海舟”、香川”弥太郎”などなど、人物の描き方もこれまでの定番ではなく、もっと個性的に、もっと深く掘り下げていた感じで、それがとても魅力的だったのかもしれません
不思議なことは、これまで大河ドラマで「幕末」を取り上げると、たいてい視聴率が振るわないことが多かったんですが「篤姫」そしてこの「龍馬伝」と2回続けてヒットしたこと
幕末って切り合いばかりで、血なまぐさくて、特に女性に不人気だと聞いていたもので…
日本史大好きなはぎおですが、やはり一番面白く、興味深かったのは「戦国時代」以上に「幕末」なんですよね。(何度か書いていますが…過去の記事1・2・3)
100年前という、割とまだ新しい時代に起こった革命的出来事に、今とは違う「勢い」「活気」を感じずにはいられません。
先日BSで放送された「大河ドラマ50~見せます大河ドラマ~」でも「幕末特集」をやってましたが、それでは「幕末=青春ドラマ」というコンセプトでした。
勢いは友情、信頼から生まれる……ある意味、そうかもしれませんね。
過去の大河でも
「龍馬がゆく」 「勝海舟」 「獅子の時代」 「春の波濤」 「新撰組」などなど、いろいろありましたが…
はぎおが特に好きだったのは(てか、よく見てたのは)
「飛ぶが如く」 「徳川慶喜」
ですね
「飛ぶが~」は特に西郷・大久保を中心に薩摩藩から描いたもの
「慶喜」は、珍しく体制側から描いた幕末・維新
この二作品と、「篤姫」「龍馬伝」を見比べたら、さらに明治維新が面白く見えてくるかも…
それぞれの立場から描かれていて、当時の人たちが自分たちの立場を超えてどれだけ日本のことを考えていたか、本当によく伝わって、いろいろと考えさせられます
どうしても現代と比較しがちですが、政治家のブレブレのコメントを聞いてると(たとえ状況が違うにしても)ホント情けなく感じます
ちなみに、歴史上の人物で好きなのは「勝海舟」と「大久保利通」ですかね。
(あ、誰も聞いてないですね)
歴史も好きなんですが、お城も結構好きだったりします
マニアとまではいきませんが、緻密な計算の上に造られたあの巨大建築物には惹かれるものがあります。
芸能界にもたくさんの「城マニア」がいるそうですが、その中のお一人、坂東三津五郎さんがナビゲートする
という番組がBS朝日で放送されています。
10月からスタートしたこの番組で過去紹介されたお城は
熊本城 高知城 姫路城 彦根城 今治城/宇和島城…
実は高知城と宇和島城以外は行ってたりして
造られた目的、歴史背景など、ちょっと専門的な番組作りですが、とても渋く、集中してみることができます。
その謎を解明していく過程が、まさに「ミステリー紀行」といった感じで。
「天守閣」という巨大建造物も素敵ですが、大昔の平城跡をはじめ、城跡をめぐるのもロマンを感じて楽しかったりして。
ロンブーの淳さん司会の「おしろツアーズ」という番組もなかなか面白いです。
こちらは逆に、全くお城に興味のない人にわかりやすいように、淳さんが解説しながら巡っていくという感じ。
全国にあった数えきれないほどの城は、明治政府の「廃城令」で、かなりの天守閣が破壊されてしまったことは、どう考えても惜しい気がする
この頃から、古いものを残さない体質が生まれたんでしょうかねぇ。
今でこそ、見直されていますが、「破壊」は簡単でも「保存」「再生」は困難ですから…
「篤姫」以降、「天地人」そして「龍馬伝」とヒット作続きの大河ドラマですが、実ははぎおはここ数年大河をちゃんと見てなかったりして。
20年くらい前までは熱心な視聴者で、今でもキャストや題材は毎年楽しみにしています。
いつもお世話になっているエクスカリバーさんのブログで紹介されていたこの本↓
入門ということで、興味津々で読みました。
![]() |
大河ドラマ入門 (光文社新書) |
小谷野敦 | |
光文社 |
「入門」というタイトルですが、あまり初心者向きではないです
大河について、結構マニアックに解説&批判を書いています。
音楽やキャスト、また時代考証についての内幕など、はぎおにはとても面白く読めるところも多々ありましたが、内容の大部分は批判で
特に史実についての批判はかなりのもので、「時代劇ドラマ」にそこまで求める必要があるのかなぁと、個人的には疑問を感じてしまいました。
また、ドラマの評価もかなり厳しいですが、こちらは著者の個人的嗜好が大分あるような気がします。
一番気になったのは著者と奥さんが描いたというキャストの似顔絵。絵が苦手なはぎおからみてもとても上手いとは言えなくて…あれは載せる必要があったのかしら
大河ドラマを愛するがゆえに厳しい批評になったかもしれませんけど。
そういう見方もあるのね…という感じで読むと、楽しめる本です
著者も書いてましたが、はぎおにしても「大河」は歴史に興味を持つきっかけを作ったものの一つです。
今、「龍馬伝」を筆頭に、空前の『幕末』『歴史』ブームの感じ。
一応はぎおも『歴女』 のはしくれ
歴史上の出来事、活躍した人物ももちろん興味はあるんですが…
その出来事が起こった背景、歴史に埋もれた人物などにさらに興味があります。
それと、現在の状況と比較分析してるものなんて最高
そういう意味で、この本は面白かったです↓
![]() |
幕末維新に学ぶ現在 |
山内 昌之 | |
中央公論新社 |
登場人物は…
吉田松陰 小松帯刀 長井雅樂 重野安繹 福原越後 清河八郎 真木和泉 成島柳北 山尾庸三 小栗忠順 野村望東尼 佐野常民 後藤象二郎 林忠崇 林権助 前島密 岩崎弥太郎 安藤信正 徳川斉昭 伊藤甲子太郎 中川宮 山内容堂 松前崇広 中山忠光 鍋島閑叟 岩倉具視 由利公正 白石正一郎 松平容保 徳川慶喜 周布政之助 吉川経幹 小笠原長行 大久保利通 横井小楠 児玉源太郎 立見尚文 山川健次郎 渋沢栄一 秋山好古・真之 玉松操 土方歳三 伊庭八郎 山城屋和助 井上馨 井伊直弼 武市半平太 大久保一翁 桐野利秋 世良修蔵 河合継之助 中山中左衛門 坂本龍馬 …
幕末好きといいながら、知らない人のほうが多かったりして(お恥ずかしい)
また、知っていても「そうだったのか」ということも。
(ちなみに好きな人物は勝海舟と大久保利通です)
名を残した人はもちろん、無名のまま世を去った人も本当に優秀で、この人が活躍していたら今と全く違った世の中になっていたはず… と思わざるを得ない人がたくさん出てきます。
ただ、周囲に恵まれなかったり、行動のタイミングが悪かったり、『運』も重要だなと。
まぁ中には、「政治と金」の噂が付きまとったり、「名声にくらむ」人も出てくるので、その辺は変わってない感じもしましたが
でも基本的には「国のため」「将来のため」「自分の信じる道」に突き進んで政治を動かそうとし、時には失脚し、命を落とし…今と違うのは本当に『命がけ』だったってこと。
(ただ、 『歴史』はその時でなく、後世の人が判断する部分が大きいので、その当時正しいと思っても後々評価が変わってくることも多いですが。)
それに比べたら、今の政治家は「今」「近い将来」「自己保身」のことしか考えていない人が多いなぁと改めて実感しました。
実はこの本、昨年の夏から今年の春にかけて執筆・加筆されたものなので、自民党敗北~民主党政権までを比較しながら各個人を取り上げています。
なので、とても「リアリティ」を持って読むことができました。
正直文章は難しい表現が多かったのですが1人につき3~4ページ程度で、非常に読みやすいです。
『龍馬伝』で歴史に興味をもたれた方、バックボーンを知る上でも読んでみられては?
一回読んだくらいでは覚えられないので、もう一度読もうと思ってます。
追記:戦国時代の「参謀」とか江戸時代の「幕閣」なども取り上げてもらえるとうれしいな~
「水戸黄門」の新しい助さん、格さんが発表になりましたね。(記事)
もうビックリ
助さん 的場浩司
格さん 東幹久
未だかつて、こんなに強烈キャラのお供がいたでしょうか
的場さんは実は大河をはじめ、いろんな時代劇で重要な役をやってるから、結構楽しみ
ミッキーはどんな感じだろう・・・ちょっと想像がつかないかも
毎回番組を見てるわけじゃないですが、時代劇好きとしては「誰になるのかな~」って気にはなってました。
山口馬木也さんとか、再び山田純大さんとかいいな~なんて。
今のお二人もカッコよくていいんだけど、ちょっとスマートすぎるかな・・・と前々から思ってました。
とはいえ、今回のキャスティングは対極な感じがしますね。
「そうきたか」みたいな。
実ははぎおにとって助さんは、今の黄門様、里見浩太朗さんのイメージが強いです
なので、いくら年をとられても「爺さん」役はあまり見たくなかったりして
ちなみに、一番好きな黄門様は西村晃さんです
弥七は内藤剛志さん、八兵衛も三平さんに替わり、すっかりカラーが変わりました。
サブキャラが強すぎて、黄門様が一番影が薄くなっちゃったりして
いや~いろんな意味で秋からの水戸黄門が楽しみになっちゃった
毎日毎日CSで時代劇を見てますが今ちょっとはまってるのがあります。
「佐武と市捕物控」
石森章太郎原作の時代劇。
若くて二枚目の下っ引きの"佐武"と、盲目で居合斬りの達人の"市"が江戸の治安を守るために戦う・・・簡単にいうとこんな内容です。
三浦友和主演でドラマ化もされたようですが、今見ているのは白黒のアニメ版。
・・・なんていうんですかね、とにかく表現が"シャープ"なんですよ。
走るシーン斬りあいのシーン
・・・手書きだからもたついてるし詳細な描写はほとんどない。もちろんCGなどつかわれてないのに、「スピード感」や「画力」が今の作品よりよっぽど伝わってくる
白黒ならではの「影絵」「切り絵」のような風合いもあって、「時代劇を見てるなぁ」って感じもします。
今まで何度か見ましたが、そのシャープな表現にいつも釘付けになります
今のアニメっていわゆる「オタク」が好みそうな可愛いキャラが出てくるものばかりが受けるけど昔の方が「映像表現の方法」の一つとして「挑戦的
」で「本物
」だなぁとつくづく感じます。
ただ、台詞の表現が今の放送事情とはとても合わないので(いわゆる差別用語)地上波で放送は出来ないと思うけどもっと多くの方に見てもらいたいなぁ・・・
スマップ草君の『戦国時代の生活』面白かったですね~
最初はまるでやる気がなくて、愚痴ばかり言ってたつよポンが、だんだん本気になって戦国時代生活を謳歌していく、まるでドキュメンタリーのような感じで
なんだかんだ言ってても結局最後はやり遂げるってのはやっぱえらいですなぁ。
ただ最後の方の「映画のPR」的なことはいらなかったけど・・・
それにしても、日が昇るとともに起き、火を起こし、日が落ちるとともに就寝・・・自然の摂理に合ったような生活だなぁとこれって一番心身にとって重要な事かもしれませんね。
時代劇をよく見ているはぎおですが、初めてみる光景がいっぱいやっぱり戦国時代となると生活も安定した江戸時代とは随分違うんですね~
調理法とかお風呂の入り方等など・・・驚きです
いつでも戦闘態勢の状態毎日が緊張の連続だっただろうし、貧乏な生活だったかもしれないけど、今よりも気持ち的に充実感に満ちていたのでは・・・
とはいえ、「食事面」では憧れるけど、「生活面
」は今の機械社会に慣れた環境ではあの生活は無理ですねぇ
ただ、ああいう庶民の具体的な生活を「歴史の授業」で教えたら、もっと「歴史」に興味が持てるような気がすると思うんだけど・・・
少なくともはぎおは興味津々
ところで、あの流れからいくと「縄文時代生活」やってもらえるんですよね
いや~楽しみだなぁどんな生活なんだろう・・・もちろんつよポンでね
先日のGWで開催したひとり「沖雅也祭り」、いや~楽しみましたなかなかはかどりませんでしたが
いろんな作品をつまみ食いで
まず、初期の代表作といわれる『必殺仕置屋稼業』を拝見・・・
![]() |
『必殺仕置屋稼業』 上巻 [DVD]キングレコードこのアイテムの詳細を見る |
「仕事」から離れていた中村主水が再び裏稼業を始めた時、スカウトされる殺し屋市松。
両親から早く離別、育ての親が裏稼業の元締めという環境で育ち、感情がないようなクールな面持ちで、淡々と「仕事」をこなす。
でも、内面は子供好きな一面を持つ、優しい心の持ち主。
正直、「必殺」シリーズは苦手で、あまり見たことがないんですが一番人気のあった、村上"政"と京本"竜"コンビの時はよく見てました~
京本さんはこの市松を意識されたとか。
クールなんだけど、時々見せる微笑とか、潤んだ瞳とか・・・たまらなくカッコいい
育ての親を涙を浮かべながら自分の手で殺した後、仲間に声をかけられて振り返った時見せる表情に・・・やられちゃいました
やっぱり、「眼が利く人」って、魅力的ですね・・・
「スコッチ」以外はほとんど見たことがないので、とにかく何を見ても新鮮で
ほかのメンバーは、主水の藤田さんをはじめ、渡辺篤志さん、新克利さん、中村玉緒さん、そして菅井きんさん、白木万里さんの嫁・姑コンビなどなど・・・こんなベテランに混じって、まったく引けをとらない存在感この当時まだ20代前半とか。やっぱりすごいですよねぇ。
「太陽にほえろ」のプロデューサーは、この「市松」をみて、「スコッチ」役を彼に決めたんだとか
殺し方が結構グロテスクだったりして、やっぱり苦手な部分は多いですが、市松の美しさ目当てについつい見ちゃいます~
まぁ悪い人が始末されていくのは、ある意味爽快今の時代も「仕事人」みたいな人、いませんかねぇ・・・と、つい思ってしまったりして
去年は「篤姫」が話題だった「大河ドラマ」
年間通して見る事はあまりないんですが必ずチェックするのが『テーマ曲』タイトルバックの映像とともに楽しみにしてます
で、見つけたのがこのアルバム。
![]() |
特選!大河ドラマ名曲集井上道義,岩城宏之,秋山和慶,尾高忠明,小松一彦,山田一雄,外山雄三,フールサンズ・セレナーダス,TVサントラEMI MUSIC JAPAN(TO)(M)このアイテムの詳細を見る |
しかも、「幕末」と「戦国時代」という好きな時代を題材にしたドラマの曲に絞った・・というところがいいじゃないですか
DISC:1
1.篤姫(平成20年) 吉俣良
2.徳川慶喜(平成10年)湯浅譲二
3.翔ぶが如く(平成2年) 一柳 慧
4.春の波濤(昭和60年) 佐藤 勝
5.獅子の時代(昭和55年)宇崎竜童
6.花神(昭和52年) 林光
7.勝海舟(昭和49年) 冨田勲
8.竜馬がゆく(昭和43年)間宮芳生
9.三姉妹 (昭和42年) 佐藤 勝
10.花の生涯(昭和38年) 冨田 勲
DISC:2
1.風林火山(平成19年)千住明
2.功名が辻(平成18年)小六禮次郎
3.武蔵 (平成15年)エンニオ・モリコーネ
4.利家とまつ(平成14年) 渡辺俊幸
5.毛利元就(平成9年) 渡辺俊幸
6.秀吉(平成8年) 小六禮次郎
7.信長(平成4年) 毛利蔵人
8.武田信玄(昭和63年)山本直純
9.独眼竜政宗(昭和62年)池辺晋一郎
10.徳川家康(昭和58年) 冨田勲
11.おんな太閤記(昭和56年)坂田晃一
12.黄金の日日(昭和53年) 池辺晋一郎
13.国盗り物語(昭和48年) 林光
かなり一流の方が参加しているというのは、音楽家のお名前に疎いはぎおでもわかります
「篤姫」をはじめ、「風林火山」「巧妙が辻」「利家とまつ」あたりは記憶に新しいこともあるけど、ドラマティックでかなり好きですね。
一番印象的だったのは「独眼竜政宗」かなぁ。レーザー光線をバックに馬に乗る政宗と勇ましい音楽がかなりインパクトがありました
さすがに昭和50年代前半より前になるとあんまり覚えてないんですが
演奏もすべて日本トップのNHK交響楽団ですから、迫力あります
他の年代のドラマにも名曲があったと・・・ぜひアルバム化してほしいなぁ
しばらくはドラマの記憶と名曲の数々をBGに、通勤
に勤しみたいと思います
あ、そういえばまだ「天地人」をチェックしてなかった