このブログについて
『はぎおの「ツボ」note』は、ドラマ・エンタメ系の感想、旅行記etc. 自由気ままな「日記」です! 内容はかなり偏ってますが (^-^; お気軽に楽しんでください♪
いま関心があるのは「昔の時代劇・刑事ドラマ・サスペンス」「お芝居(宝塚中心)」「神社・仏閣」かな (^.^)
※なお、コメント等については、承認後の掲載とさせていただきますので、ご了承ください。
ついに登場しました。弥七さん
特別「水戸黄門」のファンという訳じゃないんですが、やっぱり気になって久しぶりに最初から最後まで見てしまった。
長年演じてこられた中谷一郎さんが亡くなって以来、姿を消してしまった弥七。
べらんめい口調でさっぱり、男気のある頼りになる"親分"。そんな印象でした。
14年ぶりに登場した弥七役は、中谷さんとはキャラの違う内藤剛志さん。
初めての登場で、黄門様以外とはほとんどからみがなく、ちょっとクールすぎる感じでしたが、もともと個性的で実力ある内藤さんのこと。きっと新しい弥七像を作っていかれるだろうと、これからが楽しみになりました。
そういえばある雑誌で、内藤さんのインタビューを見たとき、屋根裏のセットに感動されたそうです。弥七といえば屋根裏からニヤっと見せる顔でしたから。
それよりも気になったのが、「水戸黄門」のストーリーそのもの。とても淡白で物足りなさを感じました。
ストーリーが淡白なのか、役者が普通すぎるのか、カット割りがコマ切れ過ぎるのか・・・
毎朝「時代劇専門チャンネル」で昔の時代劇を見ているはぎおとしましては、昔の、いわゆる独特の濃さを感じないんですねぇ。時代劇って、今でいう「コスプレ」に近いものがあるから、あの衣装やセットに負けない濃さが、全てにおいてほしいですよねぇ。なんだか寂し~
ちなみに、一時期、コンビニで「水戸黄門」フィギアが販売されてました。
その時手に入れたものが、これです。まさに「屋根裏から覗く弥七」。ナイスでしょ何が当たるかわからなかったので、これが出た時は大喜びで
もう一つ買った時は「うっかり八べえダンゴ屋でうっかり」
友人は「入浴中のかげろうお銀」でした
この作品と出合ってから30年間の記録を、監督として数十本係わった著者が克明に書いている。作者の池波正太郎氏についてはもちろん、この作品に心血を注いだ名プロデューサー、役者、スタッフなどの仕事ぶり・エピソードが詳細に描かれ、読むうちに「鬼平」だけでなく、一つの名作テレビドラマが出来上がるまでの緊迫感がひしひしと伝わってくる。
全てが「職人」「プロフェッショナル」による丁寧なものづくりだからこそ、いまだに愛される作品なのだと痛感した
特に、プロデューサーによる脚本へのこだわり・厳しさには、池波作品への愛情すら感じる。
その中でも、役者についての評価がとても面白い。これがかなり厳しい
白鸚、丹波、萬屋、そして吉右衛門の4人をはじめとして、彦十等の密偵、忠吾達同心に至るまで、それぞれのシリーズの役者を評価していた。
丹波さんシリーズにはかなり厳しいコメントが。「細かい心理描写の池波作品には合わない役者」というニュアンスがたっぷり
萬屋さんは映画全盛期の大スターというイメージで、最初は大変やりにくかったとか紆余曲折を経て最終回には最高のものができたそうだ。
このシリーズは今スカパーで放送中ですが、萬屋さんのあの甲高いに慣れてきたせいか、ようやく楽しんで見られるようになりました
やはり現在の吉右衛門さんシリーズには高評価で、ページ数も一番多かった。
原作や長年取り組んできたスタッフに引けをとらないほど、「鬼平」そして時代劇に対して吉右衛門さんはこだわりを持ち、真摯に取り組まれたそうだ。
また共演者もそれぞれ役を通して成長したとある。
映像はもちろん、セットや衣服までこだわりのあるこの作品が私も一番好きだ
初回の放送から30数年。何故いまだに愛される作品なのか、ドラマ作りを通してわかる本だと思う。
原作が素晴らしいので(とかいって未読)どのシリーズもそれぞれ個性的で、味がある気がする。この本を読んだ上で、更に比較しながらすべて見たい気がします。
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申し訳ないのですが、未だに原作は読んでいません
ただ、中村吉右衛門さん主演のシリーズですっかり魅了され、きっと原作そのままの風情をそのまま映像化されているに違いないと勝手に思ってます
時代劇大好きのはぎおが、初めて知る「大人の時代劇」。そんな感じでした。
勧善懲悪には違いないけれど人間描写が細かく、いい人間でも何かのきっかけで犯罪に手を染めてしまう話などは特に目が離せませんでした
それから、江戸風俗・食べ物等など、ドラマ見ながら歴史勉強といった感じで、リアリティを持って丁寧に描かれていた気がします。これはやはり池波正太郎氏の原作あってのことですよね。
最近知ったのだけど、過去4度映像化されていた。原作が素晴らしいのでそれぞれどれも良くできている。
吉右衛門さんの父白鴎氏は貫禄と風格、丹波哲郎さんは豪胆。萬屋錦之介さんは大胆で子供がそのまま大きくなったような感じ(失礼かしら)
でも、やはりリアルタイムで見た吉右衛門さんの、悪がき時代の顔と悪に対して厳しい二面性が素敵です。厳しさの中にも優しさを感じるといいますか。何といってもあの笑顔が素敵
密偵や部下などの脇も魅力的。配役もそれぞれのシリーズで絶妙ですね。
木村忠吾役は最高ですね。あんな頼りにならない同心もいないと思うけど・・・尾美さんのはまり役!と思ってましたが、白鴎シリーズ古今亭志ん朝さんもいいですね。後は原作を読んで判断するしかないかしら。
おまさ、彦十、粂八、五郎蔵・・・頼りになる密偵達も過去が細かく描かれ、魅力的です
一番好きなのは与力佐嶋忠介。吉右衛門シリーズの高橋悦史さんが抜群でした
4回の映像化で同じ役で出演されている方もいるのがすごい。同心沢田役の真田健一郎さんと与力天野役の御木本伸介さん。逆に違う役で出ている方もいますね。猫八さんとか藤巻潤さんとか、その時その時で役柄にはまってます。
「剣客商売」「雲霧仁左衛門」等など、名作が沢山ある池波正太郎氏。でもやはりこれが一番の作品だと思ってる方も多いのでは?はぎおもその一人です
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松本幸四郎(当時市川染五郎)主演の、「馬に乗る」火盗改めが舞台の時代劇。
正直知らなかった~面白いじゃないですか。
まぁ勧善懲悪の時代劇の定番・王道のようなストーリーですが、とても上品な仕上がり。それから登場人物が魅力的。主演の幸四郎さんをはじめ、若い奥方に夏目雅子(可愛い)、部下に加藤武、伊東四朗、根津甚八、大出俊、・・・密偵に笑福亭仁鶴、志賀勝、池波志乃などなど。ゲストも豪華で、この前は絶頂期のツービートが長屋の住人で出てました。
切れ者で上役にも意見する性格を認められて火盗改方長官に任命された黛内蔵助。
今までと全く異なる方針に戸惑う同心達。しかし、何ものにも揺るがない堂々とした指揮ぶりに、次第にまとまりのある強力な集団へと変わっていく
染五郎時代の幸四郎さん、30代だと思うんだけどそれはそれはリーダーとして一本筋が通った、申し分ない貫禄ぶり。(そういえば弟吉右衛門さんも火盗改長官をやってましてね―鬼平で)ちょっと前に高橋英樹さんがやっているのも見ましたが、ちょっと違うんだなぁ。原作は読んでいないけど、幸四郎さんの方が適役のような。
加藤さん・伊東さんは当たらず触らず的な感じで仕事をこなしてきた古いタイプの同心。この2人がコメディリリーフ的で抜群さすがです。
はぎお的には、常にクールながら優しさもある「平岩隼人」(大出俊氏がいいのさ~)にはまってたのに18話で死んでしまって・・・これはちょっとショック
スケジュールの都合だと思うけど、最後まで出てほしかったなぁ
ちなみに、はぎおも乗馬を多少かじっています(いましたと言った方がいいかな?)が、あの装束で馬上から刀を振り回すなぞ、考えられませぬ至難の業です。ましてや、片手に刀を持って全速力で駆けるなど、至難の業。
時代劇、特に大河ドラマなどの戦国時代を舞台にしたものはいつも感心します。役者さんも(特に女優さん)命がけだと思います
そんなことも含めて、馬が駆けているシーンは気持ちのいいものです。
ストーリーや登場人物はもちろん、騎馬ぶりも楽しみなこの番組。
ただ、最初からすべて見ていないので、もう一度ちゃんと見たいなぁ。時代劇チャンネルさんに投稿しようかな原作も探してみようっと。
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いや~。年末にうれしいニュースを聞きました。
あの「大岡越前」が数年ぶりに放送されるんです!
ただし、続編というより完全な最終回ということ。町奉行を辞めて寺社奉行に出世するという、まさにはぎおが望んでいた通りの放送です。
今にして思えば、はぎおにとっては観劇の始まりのようなドラマでした。だって、映画界・演劇界のスターが総出演のような、重厚な作りでしたよ。子供ながらに「水戸黄門」よりも好きだったってのは、ませてたのかしら
シリーズが続けば続くほど厚みがなくなっていったのが残念でならなくて。それだけに今回最終回を迎えるというのは、寂しいけれどファンとしてうれしい気持ちも大きい。
片岡千恵蔵さんを始め亡くなった方も多いのだけど、加藤さん、竹脇さん、山口さんなど主役級の方がご健在なのがありがたい。特に加藤さんなどは表彰ものです。ファンとしても感謝
時代劇マガジンにご本人のインタビューが掲載されていますが、役柄同様誠実な方ですね。この役を離れたら、次は悪役が見たいなぁ。誠実な顔をした犯人とか
最終回を迎えるなら、係わった方総出演というわけには・・・いかんだろうなぁ。
はぎおはぜひ三浦友和さんを見たいのだけれど。それから、雪絵役は宇都宮雅代さんがいいなぁ・・・
ともかく、今から来年3月が楽しみで仕方がない!いい形で終われるよう、期待しています
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今、CSで放送中のこの番組。確か子供の頃、再放送で見てました。(やっぱり渋いもの好きねぇ)
徳川家光の時代、保科家、柳生家を軸に大久保彦左衛門、由井正雪、荒木又衛門、丸橋忠弥等など・・実在の人物を織り交ぜて、サスペンスの要素もあるドラマ性の高い時代劇だった。これが今見ても面白い「大岡越前」と同じくらい好きだったのに、1回のシリーズで終わっちまったのがとても残念。
主役は「越前」では越前の親友榊原伊織の竹脇無我氏。男前でかっこよかった。伊織さんよりはまり役だと思うなぁ。
脇がまた豪華で、片岡千恵蔵、志村喬、成田三樹夫、大坂志郎、若林豪、松坂慶子・・・(敬称略デス)これだけで今なら超大作が出来そう映画全盛期のスター達をリアルで見ることの出来た、最後の時代ですね。貴重、貴重。
このドラマで一番魅力なのが、松山英太郎・省二の共演実の兄弟だけに息もぴったり
はぎおはこれでしか共演を見たことがないので、とても楽しい
ゲストも豪華で、確か「越前」加藤剛さんも出てたなぁ。
最近めっきり時代劇も減ってしまったわ~。「水戸黄門」もビデオになってしまって今ひとつ迫力が感じられないし。丁寧に作られてると思うのはフジテレビかな。後はNHK。時代劇を見たい人は世の中にい~っぱいいるはずなのに、もっとやってほしいよね。ただ、時代劇が出来る役者さんも少なくなったけど。
最後に、将軍といえばつい最近までは長谷川哲夫氏。将軍って目がクリッとして面長な、ああいうイメージなのかしらね。
「点数取り消しまであと84日」
これぞ戦隊もののはしりでしょ。間違いない。
スカパー見てると懐かしい番組が多すぎて、涙ちょちょぎれますわ。これもその一つ。
他の時代劇と比べても、相当異色でしょ。隠密なのに遊び人だったり武士だったり忍びだったり・・・女性だって魚屋がいたり芸者がいたり。もう、事件を解決するためには設定もへったくりもない。でも、そこが一つの楽しみ。
ストーリーも、推理あり、活劇あり、シリアスあり、コメディあり。毎日見ていても飽きないほど多彩。そこが長寿番組となった秘訣かも。そして、個性的なメンバー。当時は里見”音次郎”版を中心に見てたけど、今見ると杉”珊二郎”、粋で、必要以上な巻き舌がいいね。
しかし、初期から見続けると、相当試行錯誤してきた経緯がわかって、興味深い。
本当の初期は名台詞もなく、ラストの立ち回りもあっさりしたもの。
それが途中から段々と大げさになり、気持ち良いくらい斬りまくる。そして、「死して屍拾うものなし」に代表される数々の名台詞。子供ながらに呪文のように覚えたもんだ。
そしてあのテーマ曲。70年代に作られたものにしてはリズムが複雑で独創的。それが立ち回りを盛り上げてくれる。これを聞くと血が騒ぐね
これは、今で言うヒーロー戦隊ものでしょう。それよりかっこよすぎだと思うんだけど。
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誠実なホームドラマに豪華な出演者?!
先日スカパー!TBSチャンネルで、久しぶりに「大岡越前」を見ました。
1部放映当初は生まれてないものの、再放送を通して全シリーズを見たちょっとした「大岡フリーク」?
今見ても良いものは良い!特に初期は出演者が豪華!
お奉行様はきっとこんな人に違いない!と思わせるほどのはまり役、加藤剛さんをはじめ、竹脇無我さん、志村喬さん、天地茂さん、大坂志郎さん、松山英太郎さん、和田浩治さん・・・うーん挙げればキリがないほど。(この方たちほとんど)
若かりし頃の原田大二郎さん、三浦友和さんも出演。(友和さんカワイイんだこれが)
そして、映画全盛期の大スター、片岡千恵蔵さんが出演!頑固だけどとても愛嬌のある父親を好演。今となっては貴重な番組ですよねぇ。
それから、「水戸黄門」よりも堅実でホームドラマの要素が強いところが良いんです。(ある意味地味だけど)
ずっと感じてきた疑問。どうやったら、あの暴れん坊頑固親父からあんなに誠実なお奉行様が育ったんだろう・・・そして、なぜあのバカ殿様に忠実なのか?!(このドラマ、将軍吉宗をざっくばらんに描きすぎ?!)
新シリーズが作られなくなって随分経ちますが、個人的にはいっその事お役御免となった「越前」まで描いてもらえると、本当に終了したと気がするんですが。
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