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はぎおの「ツボ」note

興味がかなり偏ったはぎおが「ツボ」にはまったことを、のんびりと、時に激しく?!思いつくまま綴ってます…

このブログについて

ようこそいらっしゃいました !(^^)!
『はぎおの「ツボ」note』は、ドラマ・エンタメ系の感想、旅行記etc. 自由気ままな「日記」です! 内容はかなり偏ってますが (^-^; お気軽に楽しんでください♪
いま関心があるのは「昔の時代劇・刑事ドラマ・サスペンス」「お芝居(宝塚中心)」「神社・仏閣」かな (^.^)
※なお、コメント等については、承認後の掲載とさせていただきますので、ご了承ください。

時代劇テーマ集「日本晴れのうた」

2012-08-24 00:20:56 | 記録:歴史・時代劇

「若」購入時、同じサイトで、こんなものも購入↓


市販されていない、チャンネルオリジナルの時代劇テーマ集CD
「日本晴れのうた」
です。

もちろん、ジャケットは「若」

 

何度か、時代劇のテーマ集CDを購入&レンタルしましたが、これは異色でしたね~
「大河ドラマの音楽」

 

これら、有名どころを、口笛や手笛、ホーミーなどで演奏しています。
(口笛太郎さん、CHILDHOODさんなどの演奏)

 

「大岡越前」のテーマは、オリジナルそのもので、ドラマでもそのまま使えそうでした。
「銭形平次」のアレンジは、まるでラップのようで、これはちょっと…

カッコいいと思ったのは、「服部半蔵 影の軍団」ですかね。
元の曲がカッコいいですから~
オシャレに仕上がってのは、「篤姫」。
スイングジャズっぽく仕上がってるんですが、原曲が美しいので、聞き惚れます。

 

市販されないのがもったいないくらい、なかなかイカしてます。
時代劇のハードさを、ホンワカした感じで包み込むようなアレンジ。
癒されます~

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サライ 「城と武将と城下町」

2012-08-16 00:10:35 | 記録:歴史・時代劇

歴史が好きで、最近は昔の建造物に興味を持ってるはぎおですが、この特集記事を見て、思わず買っちゃいましたよ↓

サライ 2012年 09月号 [雑誌]
クリエーター情報なし

小学館

 

サライってたまに病院などの待合室で読むくらいで、あまり手に取ったこともなかったんですが、惹かれましたねぇ…

「城と武将と城下町」

 

お城の特集はよくありますが、古代の城の原形から、近世に至るまでの城のつくり、その周囲の城下町の情報まで、初心者のはぎおが読んでもとても楽しめる内容でした
建築物としての「城」というとらえ方も、なかなか読みごたえがあります。
(一度さらっと読んだだけで、これからじっくり読み直します)

 

見ていると、意外と中国・四国地方に天守が多く現存していることがわかります。
これは近場から攻めていかなきゃですかね

焼失してしまった国宝の城の中に、地元の「福山城」「広島城」の2つが掲載
現存していないのは残念ですが、どちらも訪ねたことがあるので、ちょっと嬉しかったですね。

 

一番面白かったのは

「シャチホコ図鑑」

今までシャチホコだけを集めた特集記事って、なかなかないですよね。
シャチホコって各城それぞれに異なる、独特な形で飾られていたことが、一目瞭然です

 

できれば来年は、東北の「鶴ヶ城」「弘前城」を訪れたいです。
特に「鶴ヶ城」は、大河ドラマの舞台になりますからね、これを機会にぜひ

 

お城や昔ながらの城下町を歩くと、昔の人々の生活を想像し、空想の中でタイムスリップできる…
だから好きなのかもしれません 

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年末時代劇「忠臣蔵」「白虎隊」&来年の大河「八重の桜」

2012-07-20 00:10:05 | 記録:歴史・時代劇

なぜこのめっちゃ暑いときに年末の話かと言いますと、「時代劇専門チャンネル」にて、里見浩太朗さんが主演した年末時代劇を連続で放送してるから。
もう30年近く前ですよねぇ~

 

まぁ、夏に見るものじゃないかもしれませんが始まっちゃうと見ちゃうんですよねぇ。

特に「忠臣蔵」は、当時視聴率がダントツだった「紅白」に対抗して日テレが制作した時代劇スペシャルの第一弾。
はぎおにとっても、「忠臣蔵」といえば、歌舞伎でなく宝塚でなく、これの印象が未だに強いです。
多分、これで初めて通しでストーリーを知ったと思います。

多分、史実とはだいぶ違うんでしょうけど、今でも伝わる「忠臣蔵」はこれでいいんだと、妙に納得してしまう。
てか、こうであってほしいと、逆に願いたい

 

前後編で4時間弱。
そこに、忠臣蔵のエッセンスが恐らくまんべんなく入っていて、ポイントポイントで「名優」「異色な配役」を擁して飽きさせない感じ。
浪士たちのエピソードも随所にちりばめられ、逆に言えば、この時間でちょうど良かったかなと。

個人的には荻生徂徠(西村晃さん)と林大学(佐野浅夫さん)の新旧黄門様が、仇討ちを果たした浪士の処分について語り合うところがツボ
(ちょっとマニアック?)

 

配役も、演劇界・映画界・歌舞伎界…今だったら、大河ドラマが2~3本できるくらいの錚々たる役者陣です。
当時、まだ時代劇全盛だったため、きっと東映撮影所に通っていた方のほとんどが出演されたのではないかと。
主演の里見さん以外で主だった人だけでも…

赤垣源蔵/あおい輝彦  土屋主税/伊吹吾朗  萱野七郎左衛門/岩井半四郎  公弁法親王/上原 謙  堀部安兵衛/勝野 洋  
堀部弥兵衛/加藤嘉  毛利小平太/西郷輝彦  大石主税/坂上忍  林大学頭/佐野淺夫  原惣右衛門/下川辰平  
浅野内匠頭長矩/風間杜夫  土屋の侍/春風亭小朝   瑶泉院/多岐川裕美  磯貝十郎左衛門/田村 亮  色部又四郎/丹波哲郎
間喜兵衛/高品 格  間十四郎/高橋元太郎  岡野金右衛門/堤大二郎  大石リク/中野良子  上杉綱憲/中村橋之助
垣見五郎兵衛/西田敏行  荻生徂揀/西村 晃  戸田の局/野川由美子  間新六/火野正平  宝井其角/藤岡琢也
前原伊助/本田博太郎  清水一学/堀内正美  毛利源左衛門/松山英太郎  勘兵衛/松山政路  大高源五/峰 竜太
倉橋伝助/三田 明  リクの母スズ/山岡久乃  小野寺十内/山内 明  片岡源五右衛門/竜 雷太

(はぎお的には、「長七郎」の牛さんと辰、「水戸黄門」の八兵衛さんが親兄弟ってのがたまらない(^^ゞ)

ホント、今これだけの人を集めようと思っても難しいでしょうね。ってか、時代劇ができる人があまりいなくなってきたし…
でも、後継者がいなくちゃね。次に大石内蔵助をやれるのって誰だろう。
やっぱ歌舞伎界かな?10年後くらいの四代目猿之助さん、染五郎さん…あたりかしら
俳優だと、高橋克典さんなんてどうかな~って。あ、でも内野さんは今でもやれそう

 

 

その翌年に制作されたのが「白虎隊」
名前くらいしか馴染みのなかった史実を、ここでも初めて知ることになりました。  
幕末は、普通だったら「新撰組」とか「薩長」とかが舞台になりそうですが、あえて会津だったのが逆に新鮮でした。
会津藩・幕府側から描いていて、当時、自分の日本史の知識にかなり影響を与えた記憶があります。

ちなみに、このストーリーは来年の大河ドラマ「八重の桜」に共通することが多いんです。
最初はあまり興味が持てなかったんですが、NHKの制作発表を見て、登場人物と当時の役者さんが急に蘇り、ちょっと期待が持てて、予習になったかなと

 

こちらも主人公は里見さん、そして白虎隊の面々ですが、印象的には井上家の主、森繁さんかな。
ちなみにこの時の八重役はスーちゃん、夫役はゴリさんです。(そんな表現って(^^ゞ)

松平容保/風間杜夫  萱野権兵衛/西田敏行  神保修理/国広富之  井上とめ子/山岡久乃  井上ちか子/坂口良子  井上雪子/池上季実子
井上ゆみ子/工藤夕貴  照姫/多岐川裕美  山本八重子/田中好子  山本覚馬/竜雷太  川崎尚之助/田中健  神保内蔵助/丹波哲郎
近藤 勇/夏八木勲  土方歳三/近藤正臣  沖田総司/中川勝彦(しょこたんパパ!)  坂本龍馬/中村雅俊  中岡慎太郎/木之元亮
野村左兵衛/竹脇無我  秋月悌次郎/露口茂  西郷千恵子/野川由美子  西郷細布子/伊藤つかさ  中野竹子/岩崎良美
間瀬きよ/美保純  間瀬源七郎/西川弘志  野村駒四郎/坂上忍  飯沼貞吉/宮川一朗太  篠田儀三郎/新田純一  山川大蔵/堤大二郎
板垣退助/あおい輝彦  世羅修蔵/泉谷しげる  吉松速之助/勝野洋  日向内記/火野正平  佐川官兵衛/本田博太郎  中川宮/松山英太郎
桂小五郎/石橋正次  松平定敬/中村橋之助  徳川慶喜/石田信之  三条実美/堀内正美

でも、あまり再放送がなくて、見る機会がほとんどなく、8割方忘れてます
ただ、今回名前を書きだしていると、次第にいろんなシーンを思い出しました。
放送はこれからですが、再び見ることによって改めて気づかされることも学ぶことも多いはずです。

当時は、明治維新の関係者以外、名前を見ても全くぴんと来なかったんですが…3月に京都へ行ったとき、会津藩ゆかりの寺に偶然行きまして、その時ドラマで覚えた名前が蘇りました。

 

配役自体は「忠臣蔵」とあまり変わりませんが、女優さんが増えたかな。
そうそう、「太陽~」以外での山さんやロッキーを、これで初めて見たんじゃなかったかと。
やはりそこは役者さん、印象が全然違います。

ますます「会津若松城」に行きたくなりました。 (結局そこ?)

そうそう、このドラマの主題歌は堀内孝雄の「愛しき日々」大ヒットしましたよね~
でもはぎおは忠臣蔵の時の「憧れ遊び」の方が好きだったな。 (ませた子供だ

 

この後、「田原坂」「五稜郭」…と続いていくわけですが、何作目かでの田村三兄弟共演「勝海舟」がとても印象に残っていて、今でも大好きです

 

 

 

追記:これを書いている時、「八重の桜」の主要なキャストが発表されました。
「白虎隊」の登場人物に合わせて書き出してみると…

 
 新島八重/綾瀬はるか  山本覚馬/西島秀俊  川崎尚之助/長谷川博己  山本権八/松重豊  山本佐久/風吹ジュン  中野竹子/黒木メイサ  
 日向ユキ/剛力彩芽  松平容保/綾野剛  照姫/稲森いずみ  山川大蔵/玉山鉄二  神保修理/斎藤工  秋月悌次郎/北村有起哉  
 佐川官兵衛/中村獅童  西郷頼母/西田敏行  神保雪子/芦名星  徳川慶喜/小泉孝太郎  松平春嶽/村上弘明  勝海舟/生瀬勝久
 孝明天皇/市川染五郎  岩倉具視/小堺一機  大山巌/反町隆史  板垣退助/加藤雅也  西郷隆盛/吉川晃司

 

とにかくイケメン、スマート(昔はむさ苦しい、男くさい役者さんが多かったしね~(それはそれで好き))
それにしても、何だか面白そうなキャストですね。(てか、はぎお好みの渋系な方が多いようで
はぎお的には大山の反町さん、春嶽の村上さん、海舟の生瀬さん、岩倉の小堺くん、慶喜の小泉さん、そして西郷の吉川さんに注目

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あぁ…竹田城 (T_T)/~~~

2012-06-25 07:34:16 | 記録:歴史・時代劇

実は週末、(またしても)日帰りバス旅行

竹田城

へ行く予定でした。

 

が、ここ数日の大雨で、付近で土砂崩れが発生し、旅行は中止に

残念ですが、一日も早い復旧を願うばかりです

 

 

竹田城

兵庫県の北部、朝来市にあります。

といっても、はぎおもその存在を知ったのは、数年前
ある雑誌に掲載されていた写真(まさにこれ)↓

 

にとても魅了されました。

 

誰が築城したのか、どういう経緯で今日に至っているのか、全く知りません(でした
朝来市のHPによると

守護大名・山名宗全が基礎を築く
太田垣氏が5代にわたって城主となる
織田信長の命による秀吉の但馬征伐で天正8年(1580年)に落城。
最後の城主・赤松広秀が豪壮な石積みの城郭を整備した

ということ。
山名氏とか赤松氏とか、遠い昔に聞いた記憶がありますが… (室町・応仁の乱あたりよね)
それにしても、かなりの「古城」跡です。

石垣跡は

縄張りの規模は南北400メートル、東西100メートルに及ぶ

とのこと。
それは壮観だったことでしょう…

書けば書くほど、中止になったことが残念

 

ただ、一番有名な時期は、上の写真にもあるような、霧が発生する「秋から冬」だそうです。
霧の上に、石垣だけが浮かび上がって見える景色は、まさに「天空の城」

また、ツアーが再開されることを願うばかりです。

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「深川澪通り木戸番小屋」

2012-05-03 11:09:24 | 記録:歴史・時代劇

もともと、NHKで放送されていたドラマでこの原作の存在を知りました。
正直、そんなに熱心に見ていたわけじゃないんですが、つい先日、CSで偶然最終話を見てしまって、主人公夫婦の壮絶な人生と、その経験からにじみ出る優しさに、グッと来てしまいました。

主人公夫婦には、神田正輝・池上季実子のお二人。とても大人でしっとりとした人情話にはピッタリなキャスティングだなぁと思いました。

そこで、原作を読んでみると、実はドラマは基本的な設定を残し、かなりオリジナルな作品だったことに気づきます↓

深川澪通り木戸番小屋 (講談社文庫)
北原 亞以子

講談社

川沿いの澪通りの木戸番夫婦は、人に言えない苦労の末に、深川に流れて来たと噂されている。
思い通りにならない暮らしに苦しむ人々は、この2人を訪れて知恵を借り、生きる力を取りもどしてゆく。
傷つきながらも、まっとうに生きようとつとめる市井の男女を、こまやかに暖かく描く、泉鏡花賞受賞の名作集。(Amazonより)

 

主人公夫婦の名前は「笑兵衛」と「お捨」。この名前自体、本名ではなく、謎に包まれたまま。でもちゃんと理由があります。
二人とも年配で、お捨さんは色白でぽっちゃり。ドラマのイメージとは若干異なりますが、ぶっきらぼうの笑兵衛さんとコロコロと笑う明るいお捨さんは、お二人のイメージそのものでした 

今よりもずっとしきたりに縛られ、決して裕福でない時代。
生活するには本当に苦労の絶えない時代のはずなのに、一話一話がとても温かく、血が通った生活をしていたんだと、改めて感じます。

 

第1巻で一番好きな話は「ともだち」
夫を失い、気落ちしながらも、何とか日々の生活を送っている年配の女性が、偶然同世代の女性と知り合いになる。
意気投合し、月に一度茶飲み話をしようと約束するものの、当日になっても相手は来ない。
やっと本音を話せる相手を見つけたと思ったのに、落胆・葛藤する一日が手に取るように伝わってきて、ラストに心染みるものがありました

 

チャンバラとか、カッコいい武士なんて出てきません。
ものすごいドラマティックなこともありませんが…その普通の生活から起きる話だからこそ感動できるのでしょうか。

先にドラマの最終回を見てしまい、夫婦の生い立ちを知っているからだからでしょうか。
ついつい世話を焼きたくなるお捨さん、そしてそれを見守る笑兵衛さんの姿が微笑ましくてなりません

 

原作は今でも続いているようです。
まぁはぎおのこと。どこまで読めるかわかりませんが、とてもいい作品に出会えました

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夢のロケ地巡り 番外編 。

2012-03-29 08:02:46 | 記録:歴史・時代劇

青春きっぷがまだ残っていたので、少し前ですが、「ロケ地巡り」で行きそびれた場所へ、日帰りで行ってきました
その場所は…・

滋賀 近江八幡

です。
正直、あんまり馴染みのない場所でしたが、やっぱり「時代劇」のお陰で、憧れの場所になりました

滋賀と言えば「琵琶湖」のイメージですが、実は結構歴史の舞台になってるんですよね。
織田信長最後の地、安土城がもう少し先にあったり、彦根城長浜城延暦寺甲賀の里などなど・・・・そして水郷の街である近江八幡。

この地も秀吉の甥、秀次築城の「八幡山城跡」があったりします。
今その跡地へは、ロープウェイで上がることができ、琵琶湖が見渡せました
晴れていれば、安土城跡も見えるようです↓

     
お江3姉妹のイラスト入りロープウェイに乗って、城跡へ。石垣はその当時のものだそうです。

 

     

曇ってますが、一応琵琶湖です。それにしても広いですねぇ~

 

 

その後、麓にある「日牟禮八幡宮」へ。
実はこの場所も、ロケ地としてよく登場するんです
ヒノキや杉の巨木が立ち並んで、それは静かで癒されます↓

                                  

 

そして、そこから徒歩で、今回の旅の最大の目的地、水郷周辺です。
乗ってはいませんが、船めぐりも行われていて、きっと風流な気持ちになれるでしょうね。
ちなみに、ここでのロケは、「鬼平犯科帳」「剣客商売」そして「八丁堀の七人」などなど、ここ30~40年間の制作の時代劇ではかなり使われたようです。
もう、歩いているだけで、光景が目に浮かんで、もうウハウハ

                      

                                             

同じような写真ばっかりですが…雰囲気は伝わったでしょうか
が咲いていれば、それは美しい風景だったのではないかと…変わりに水仙を撮ってみました

この歴史を感じる風景も、実は昭和40年代ごろには汚水と雑草で、見る影もなかったそうです。
で、これではいかんと、地元の方たちが復興に努めて、現在の姿になったとか。
大変だったと思いますが、その結果、ロケ地として活用され、また、古い街並みの中に蔵を使ったカフェなどもできていて、観光客もかなりいたので、努力は報われたのかなぁと。

 

 

その後、近江商人の住居の街並みへ↓ 

           

武家屋敷には行ったことありますが、商人の街へは初めてだと思います。
やはりちょっと雰囲気が違って、重々しさよりも、窓枠に見られるように、ちょっと凝ったつくりなのかな?
実は、今でも普通に住まれているんです。
ちょっと憧れるよね~

 

本当に駆け足で慌ただしく写真を撮って帰ってきましたが、いや~本当に堪能しました
京都のあとに行ったので、実はまだ足も痛かったんですがそれを忘れさせる雰囲気と静けさでした。
やっぱり、古いものを見て、体感することが、今のはぎおの「癒し」になってます。

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100分 de 名著 新渡戸稲造「武士道」

2012-03-20 19:21:03 | 記録:歴史・時代劇

マナーとか礼儀とか、当たり前に感じていることの【ルーツ】がなんとなく感じられる…
そんな本かも。

 

一度は読んでみたいと思っても、「敷居が高い」ので避けてしまう本、たくさんありますよねぇ…
そこをうま~くついてるなぁと思うのがこの番組↓

100分de名著

タイトル通り、名著と呼ばれる作品を25分×4回、計100分で紹介する番組。
過去にはニーチェ、孔子、ブッダのような哲学・仏教書から、兼好法師、宮沢賢治のような日本の文学書まで、幅広く取り上げています。

前から気になっていたんですが、今回ついに、はぎおがずっと読んでみたいと思っていた作品を取り上げることになりました↓

新渡戸稲造『武士道』 2012年2月 (100分 de 名著)
山本博文

NHK出版

 

ホント、別に「武士」になりたいわけじゃないんですよ

最近、外国人が日本について語る番組をよく見るようになって、特に、外国と日本の文化や考え方の違いはどこから来たんだろう…ということをよく考えるようになりました。特に、震災の時に日本人の行動が賞賛されたこと…当たり前のように思われたことがそうとられたことで、逆に不思議でした。

 

明治時代、新渡戸さんが「外国人向けに日本人の性格・気質を世界に知らせるために書いた本」ということで、興味を持ってました。

外国人にとって、宗教が浸透していない日本で、「道徳」はどこで学ぶのか不思議だったんだそうです。
それを聞かれた新渡戸先生も、「確かに!」と逆にカルチャーショックを感じたそうで。
それで、日本人の道徳心はどこから生まれたものなのか、先生なりにまとめたものがこの本のようです。

 

実は、番組が始まる前、文庫を読み始めたんですが、

武士道 (PHP文庫)
新渡戸稲造 著
岬隆一郎 訳
PHP研究所

わかりやすい現代語訳だったとはいえ、なかなか頭の中で整理できなくて

 

で、このテキストを読みながら番組の解説を聴いていると、やはりわかりやすいです。

例えば

「顔で笑って心で泣いて」
「喧嘩両成敗」
「つまらないものですが…」

のような、日本人だと「美徳」とされるような当たり前のこと(もう、そうじゃないのかな)はどのようにして生まれたのか、よくわかります。
それが武士だけでなく、一般の人々にも浸透していることが。

 

武士道は「仏教」「神道」「儒教」の教えが源泉だとか。
そして、身に付けなければならない教えとして

義・・・・卑怯な行動や不正を憎む
勇・・・・正しいことをする
仁・・・・弱者・劣者・敗者に対する思いやり
礼・・・・他人を思いやり、社会的地位に対し相応の敬意を払う
信・・・・誠実さ・いったん口に出しことは命がけで守る
名誉・・人格の尊厳と価値についての積極的な自覚 ??
忠義・・目上の者に対する服従と忠実
智・・・・知識ではなく叡智を身に着ける

があるとか。(100de名著より抜粋)
今でも通じるところもあるし、よく分からないところもあるし(名誉とか)
また

智・仁・勇が義を支え
信・仁が礼を支え
義・礼が忠を支える

という構図があるそうです。
正直、図を見てもよく分かりませんでしたが

 

ただ、武士は、狭い「武家社会」の中で「恥を恐れる」気持ちを強く教えられたそうで、

「人様から笑われる」
「名を汚す」

とかいう言い回しは「名誉を汚す」ところから来ているんだそうです。
でも、今でも根強く残っていますよねぇ

 

ただ、新渡戸さんは、いいところばかりでなく、武家社会・武士道精神の悪いところも例を挙げて書いています。
いつの世も「前例」や「法」に縛られると良くないことは同じのようで。

 

後半、日本人がなぜが好きか、書いています。

桜花は、その美の下に刃も毒も隠しておらず、自然が呼ぶ時にいつでも生を捨てる準備ができている。
その色は華美でなく、その香りは淡く、人を飽きさせない。
色彩と形状の美しさは、外観に限られる。

派手でなく、潔く散るところに魅力を感じるってことですよね。
確かに、満開よりも、散り際の桜吹雪の中を歩く気持ちよさってあるかも

 

100年以上前に書かれた著書ですが、納得できるところが多い。
どんなに時代が変わっても、「精神」は受け継がれているってことでしょうか。

 

ただし、文庫の訳者、岬さんの解説にはこうあります。

戦後、経済至上主義のもと、効率だけを求め、私利私欲に走ったため、守るべき公徳心を忘れ、人情をなくし、住みづらい世の中を作ってしまった。

う~ん、そうかもしれないなぁ…
これだけ不安定な時代だと、なおさら否定はできないかもしれませんね。

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45年前の「はとバス」

2012-03-17 20:20:13 | 記録:歴史・時代劇

一度だけ「はとバス」に乗ったことがあります。
どのコースを見ても、なかなか効率よく名所を案内してもらえるので、いい観光になりますよね

 

先日、母がこんなものを出してきました↓

   ←拡大できます。

独身時代、東京に行ったときに乗った、45年くらい前の「はとバスのパンフレット」。
なんと物持ちのいいことか。保存状態もなかなか良いです

この表紙のガイドさん、ちょっとうつみ宮土里さんに似てません

 

 

   ←

当時のバスも、何だかカッコいいんですよね~

 

何しろ生まれる前のこと。
しかも、あまり行くことのない東京の街ですから、はぎおはあんまり感慨はないのですが…
「昭和」の香りがプンプンして、当時を想像しながら、何度も見直してしまいました
きっと、見る人が見れば、なおさら楽しいかもしれませんね

   ←

帝国ホテルです。
こちらの方がちょっと重厚感がありますよね。

 

   ←

新宿駅です。
当時は「新宿民衆駅」と言ってたんだとか。
なんか時代を感じますねぇ

 

   ←

こちらは上空から見た新宿。
よく分かりませんが、今とはだいぶ光景も違うんでしょうね。
あ、都庁もまだないんですよね

 

    ←

東京タワーです。
さすがに、周囲に高いビルはありません。
きっと、この当時はかなり離れたところからも見えてたんでしょうね。
タワーとして、存在感が今以上にあります

 

    ←

当時のタワー内の食堂です。
お値段が時代を感じますよね~

 

  

   ←

東京駅の大丸です。
もうこの建物もないんでしょうけど…
駅に入る車の渋滞がヒドイ
でもカラフルで、まるでミニカーみたい。

 

まだまだいろんな写真が掲載されていました。
当時のコースも今とあまり変わりなく、効率よく東京を案内しています。
今でも続いているということは、やはり、地方の観光客にとってはありがたい観光バスってことなんですよね。
また、別のコースで堪能したいです。

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「八丁堀の七人」

2012-03-09 08:12:13 | 記録:歴史・時代劇

今も昔も「サラリーマン」は大変。
激務の割に安月給、その上、嫌味を言われ、怒られて、挙句に飛ばされて。

 

何度か書いていますが、2000年から7年間、シリーズが続いた

「八丁堀の七人」

に、はまってしまいました。
(リアルタイムでなく、昨年CSで初めて見たんですけど

でもって、ロケ地を巡ったもんだから、余計に思い入れが出ちゃって…

いたって、というかそれまでにはないオーソドックスな作りです。

傑出したヒーローがいるわけでもなく、忍者が天井裏から覗くわけでもない。
もちろん派手なCGもないし、華麗な大立ち回りがあるわけでもありません
(良くても悪くても必ず決着はつくので、定番と言えば定番ですが

 

登場人物だって、こんな人たち。

上にはペコペコ、でも何かあればいつも怒られ、下から突き上げられ、町民には偉そうな中間管理職。
子だくさんで、仕事の隙を見つけては内職に励むおじさん。
女の子ばかり追いかけてる、ふらふらしている中堅。
恵まれた環境に満足せず、いつも突っ走って怪我ばかりする若手。
商人から武士になり、世間を知らないお坊ちゃん。
そして、奥さんに家出され、プライベートはほぼ凧作りで過ごしている寂しい中年。


いるでしょ、身近にもこんな人たち

おじさんたちも、若い頃は正義感に燃えてました
でも、「長いものに巻かれないといけない」状況になるというか、悔しい思いをたくさんしてきた
長く勤めると、甘くない現実が待っている…そんなこと、ありますよね

このどうしようもない面々の上司が、口の悪い大酒飲み

いつもバラバラの彼らが、いざという時は一致団結して全員で悪人を「捕まえる」んです。
カッコ悪くても、怪我をしても、とにかく斬るんじゃなくて捕まえる、それが彼らの「お仕事」です。
(時々ぶった斬るけど)

  

そんな「仕事」とは別に、一貫して続いたテーマが「親子」。
上司の青山さまは、男手ひとつで男の子を育てています。
不器用で不真面目な父と、まじめで秀才の子。その微妙な親子関係が良くて
また、「凧揚げ」八兵衛さんにも途中で可愛い養女ができ、二組の親子が対照的で面白かったですねぇ

実際、ずっと同じ子役さんが演じていたので、見ているこっちまでその成長ぶりが楽しくて

 

他の同僚にも、それぞれ家庭があって、問題や事情がある。
恋愛話もチラホラと。

「ホームドラマ」的時代劇

ってとこですかね。 (シリーズが進むとだんだんその要素も少なくなりましたが…)
そこに、サスペンス人情話が織り交ぜてあって…シリーズごと・監督ごとに若干毛色は違いますが、どの作品も楽しいです

好きな要素が二つも入ってる
だから、はぎおがはまっちゃったてことか

 

彼らを演じている人たちが、皆さんナイスで。
青山さまの村上弘明さん、八兵衛役の鶴太郎さんをはじめ、特に「中間」磯貝さん役の石倉三郎さんとか、「内職おじさん」孫さんの“フォーリーブス”おりも政夫さん(またこの人が巧いんだよね~)、「ちょい惚れ」源吾役、日野陽仁さん…このキャスティングした人、最高ですよ一応青山さまと八兵衛さんが主演なんだけど、陰の主役は石倉さんです、きっと
皆さん、「地」でやってるでしょみたいな。
7年も続くと皆さん呼吸が合ってるのか、アドリブと思われるセリフや表情がしょっちゅう垣間見られて、それを見つけるのがまた楽しくて
他の真面目な役を見ても、このドラマの役を思い出しちゃって。

 

以前も書きましたが、青山さまが、部下たちに嫌味を言ったり怒鳴ったりして叱咤激励しながら、それぞれの長所を活かして働かせ、事件を解決しようとするんですよ。
しかも、こんな面々なのに「役立たずは一人もいない」と。口も態度も悪いけど、結局、部下を信じている優しい人なんですよホントに仕事ができる人ってこんな人なのよ~
反面、悪人を捕まえるためには、誰でも利用するという「冷酷さ」も持ってます。
考えてみれば一番真っ直ぐで、正論を語ってる気がする…

で、それをよく分かっているのが、「凧作り」八兵衛さん。「仏の八兵衛」の名の通り、誰に対しても優しい。
その優しさが「重い」と言われたこともあります
そのため、上役でもあり友人でもある青山さまと対立することもシバシバ

 

この二人の対比がよく表れるシーン。

「重たい真実」「優しい嘘」 

結構考えさせられます。
青山さまは、嘘でごまかすことが大嫌い。たとえ辛いことでも、正直に話すべきという人。
反対に、八兵衛さんは時と場合によっては真実を隠した方がいいという考え。
「知って本当に幸せ」なのはどっちなんでしょうね。 

 

そんないろんな要素が織り交ぜられた、見どころ満載のドラマ。何度見ても面白く、泣いたり笑ったり、元気がもらえます
一応、2006年の第7シリーズで終わってしまったんですが、時代劇放送が終わりそうな今、年1でスペシャルを…いや、再放送でもいいから地上波で…と心から願うはぎおなのです

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京都「夢のロケ地巡り」一人旅 三日目 。

2012-02-29 19:33:02 | 記録:歴史・時代劇

最終日。

この日は天気も回復しましたが、急に冷え込んで肌寒く
でも、空気も澄んで気持ちのいい朝になりました

「上賀茂神社」です。
本当に何の勉強もせず言ったので、お恥ずかしい話ですが、こちらも世界遺産なんですよね~

   

でも、境内へ着くまでにこんな素敵な風景が
早朝ということもあって人気も少なく、完全にタイムスリップしてました。

 

本殿は実は工事中。しかもまだ開いていませんでした

  

でも、本当に気持ちのいい朝となりました。

  

次は「今宮神社」へ。

  

こちらは「織姫社」

こちらは、大国社・蛭子社・八幡社・熱田社・住吉社・香取社・鏡作社・諏訪社がいっぺんに祭られている社。
ありがたいですよねぇ

やはり早朝ということもあって、人気がありませんでした。気持ち良かった

 

本殿です。
実は、ここ五代将軍綱吉の生母「桂昌院」ゆかりの神社です。
桂昌院=お玉さんはシンデレラストーリーのような生涯を送ったんですよね。
で、「玉の輿」という言葉が生まれたとか

「玉の輿守」「織姫守」がありました(買わなかったけどね

 

で、バスで移動中ふと思い出し、予定になかったこの場所へ。
陰陽師で有名な「晴明神社」です。

  

まだなんとなく新しい感じがしました。
なにしろパワースポットとして超有名な場所。丸に星印のマークがあちこちに。

この井戸の画像を携帯の待受画面にすると、病気平癒やら魔除けのご利益があるとか

 

二条城を通過して…

 

地下鉄で山科まで下って「隋心院」へ。

  

 

「ロケ地巡り」の一つでした。
この地は「梅林」もあって、きっと普段なら多くの人が拝観していたと思いますが…全く咲いてなくて。
完全に「一人の世界」を堪能できました
ここも穴場でしたよ~

こちらは「小野小町」ゆかりの寺だそうです。
実は、駅で手にした「パワースポットの旅」というリーフレットで紹介されていた古刹の一つ。
この3日間は、ロケ地巡り以上に、結局

パワースポット巡りの旅

になってました。

覚えている数少ない百人一首の小野小町の一首。
「花のいろは うつりにけりな いたづらに わが身よにふる ながめせしまに」

  

隋心院の裏手。
京都って、あちこちにこんな竹林があるんですよね~

  

そんな竹林の中にひっそり。
小野小町に当てて書かれた、当時の貴公子の手紙が埋められている塚です。

 

 

さて、帰路に。
でも地図を見てると、案外近いじゃないですか

京都と言えば「伏見稲荷神社」
行きましょう~

  

    

なんたって、この「千本鳥居」でしょう。
くぐってる時、なんだかドキドキしちゃいました

  

「奥社参拝所」です。
お稲荷さんの絵馬が可愛かった。

絵馬以外にも、小さな鳥居を奉納して祈祷してもらったり。

 

それにしても、これだけたくさんの「朱色」って圧倒されますね。
伊勢神宮のような落ち着いた感じではなく、日本人のイメージする「神社」ってこの色かも。

 

あと一か所。
またまた「龍めぐり」に戻って?「東福寺」へ。
臨済宗の大本山です。そう、禅寺。

  

でも、駅から遠かった。
疲れた足に「徒歩10分」はきつかったです

   

この三門の天井にあるんです。龍が。「蒼龍図」
この日は結構見えました。
ただ、この上にあがるまでの階段がまた急でして

三門から見た光景。
古い景色の向こうに、京都タワーが見えたりします。

  

こちらの庭園も美しくて。
また天気も良かったので、余計に。疲れた心身も休まりました

  

 

「通天橋」
名前の通り、天に通じているような、長~い、長~い、木造の橋です。
渡ってみたい気もしましたが、かなりの距離もありそうで、さすがにもうヘトヘト

 

 

さすがに、これで終了です
通過した古刹を含めたら、3日間できっと20か所以上は廻れたのではないかと…
夢のロケ地巡りでしたが、途中から

維持と根性のパワースポット巡り

と化していました

憂さ晴らしにと始まった旅。
ものすごく疲れたけれど、清々しい気持ちになったのも事実です

奈良の荒削りで力強いところも好きなのですが、今回改めて、京都の優雅さと清廉さも好きになりました。
まだまだ廻っていないところもあるし、行ったところも改めてじっくりと廻りたいですね。
また行きたいな~


上手く撮れてませんが、写真で楽しんでいただければ嬉しいです
パワースポットのご利益が、みなさんに届けばいいな~ 

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京都「夢のロケ地巡り」一人旅 二日目 その2 。

2012-02-28 19:34:20 | 記録:歴史・時代劇

つづき。

ようやく雨が上がりました
で、足も疲れました。

嵐山に到着して早速、自転車を借りることに。
ここで特典
嵐電嵐山駅には「足湯」があるんです。自転車を借りると、入浴券がもれなくついてくる
そりゃ使うでしょ~

まず最初に到着は、「天龍寺」。
こちらも臨済宗の禅寺です。

こちらでの「嵐電」フリーパスの特典は、しおりです。

残念ながら、特別公開の「法堂龍雲図」は、2月中は土日のみの公開で、見ることができませんでした…
が、大方丈内「雲龍図襖絵」の迫力に圧倒でした。    

    


禅寺特有の?庭園は それは見事です。完全に「別世界」に入り込めますね。

  

  この見事な枝垂れ梅、咲いてたらきれいだったろうなぁ…

  

 

    

 

自転車で楽チンと思われた行程。
結構距離もあったし、緩やかな坂道が続いてまして、しんどかった…
頑張って着いた目的地、一番来たかった「大覚寺」です。 
真言宗大覚寺派の総本山です。 

  最初にお手洗いに行ったとき、こんな張り紙が。洗う人がいるんでしょうかね

  嵐電フリーパスの特典は、お守りでした。

  

むか~し習っていたお花の流派「嵯峨御流」の総本山なんです。 

  

  

  

もうね、「ロケ地の天国」ですよこの時は、もうウハウハです

  

  

  

  

  

かなり足も痛くて疲れてたのに、敷地内の「大沢池」を一周しちゃいました。
冬の、雨上がりの、夕方のお寺。人気もなく、すっごい寂しいのにね…半分歩いたあたりからちょっと怖くなってしまった

 

ロケ地を堪能した後、「二尊院」へ。
もう拝観時間も終わりそうでしたが、細い路地を爆走してなんとか間に合わせました 

  

天台宗のお寺で、開山は830年代。もう1200年以上も昔だそうです。
それにしても、いい道ですねえ。
こちらは「紅葉の馬場」秋に来ると、きっと美しいことでしょう…

    

ご覧いただいてわかると思いますが、こちらも誰もいません。
完全に「一人の世界」に浸れました。

お寺の方に、「鐘をついていきませんか」と声をかけていただき、

しあわせの鐘

を3回、心を込めてついてきました。
このお寺、なかなか面白くて、

  ←こんな石碑があったりします。

 

また、阪妻こと阪東妻三郎さんの菩提寺なんだそうです。
田村3兄弟の長兄、高廣さんが建立されたのだとか。
もちろん、お兄さんもこちらに眠られています。

 


で、こちらでの嵐電フリーパスの特典はこちら↓
いまのはぎおに必要な教訓ばかり
ありがたいことです…

 

自転車返却期限が迫っているので、焦りながら戻っていると、すぐ近くに有名なお寺が↓

「常寂光寺」です。
拝観時間が終わっていたので入りませんでしたが、こちらも名前の通り静かでこぢんまりとした印象でした。

 

何とか5時前に返却することができました。
で、特典
足湯に浸かって疲れを癒しちゃいました 

  

 

すでに薄暗くなっていましたが、せっかく来たので「渡月橋」をパチリ 

 

 

でも、5時過ぎると嵐山周辺のお店はどんどん閉まっていくんですよ
買い物ができなくて。
「京都らしい」お土産をちょっとだけ買いました↓

 

昨日はデパートのお弁当でしたが、もう買いに行く気力もなかったので近くの飲食店で「おばんざいセット」を食べました。
疲れた体にはとても優しい内容で満足、満足

  

 

2日目はこれでおしまい。 
ただの「写真の羅列」に終わってしまいましたが、完全に自分の自己満足でしょうかね
あと1日、3日目に続きます…

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京都「夢のロケ地巡り」一人旅 二日目 その1。

2012-02-27 18:18:16 | 記録:歴史・時代劇

二日目。
朝から雨でした…

予定していたコースを変更しようか、いろいろ考えましたが、とりあえずスタート

まずは梅の名所「北野天満宮」へ。

  

神社は朝参る方がいいのかなと思って、8時30分ごろには到着してました。
雨ということもあり、おかげさまで、ほとんど人にも会わず…

 

   

このあたりもロケ地の名所でなんですよ~
完全に「ロケハン」になってますね

   

 

    

梅の名所なんですが…ようやく咲いているのを発見
これでも感激したので、満開になればそれはそれはいい香りがして美しいんでしょうね~

自分へのお土産は、最近「お守り」が増えてきました

 

地図を広げて、近くに神社があるのを発見。早速行ってみました↓

  

「平野神社」
平安遷都の時に奈良から一緒に遷都されたという、古~い神社だそうです。
こちらは桜の名所なんですが…
誰もいませんでした…

 

次は、バスに乗りまして「仁和寺」へ。
確か古文に出てきましたよね…(違った

       

ホントに勉強不足なんですが、こちらも「世界遺産」なんですよね。
真言宗の総本山、創建は888年というから、1000年以上の歴史のある場所です
何で来たかと言いますと…もちろん「ロケ地」の名所だから
ちなみに、こちらは「二王門」金剛力士像です。

    

  

      

どの景色を見ても、落ち着きます。
パンフにもありましたが、「心が洗われる」と言いますか
冬の早朝ということもあり、観光客もあまりなく、静かにのんびりと拝観することができました。

     

観音堂で、早朝の修行?に遭遇しました。

    

    

このあたりに来ると、初めて来たのに、もう「あ~この景色見たことある」の世界。
いろんなシーンを思い浮かべていました。

余韻に浸りつつ、次の場所へ。

 

嵐電「一日フリーパス」を活用して、嵐山方面へ散策に行きます。
このパスを使うと、沿線の神社仏閣・施設で特典がありましたよ~


ちょうどこの時、Twitterのお友達から

京都禅寺「龍」めぐり

を開催していると。
今年は辰年ということで、京都の禅寺で、普段見ることのできない「龍」の絵を特別公開するという企画のようです。
すでに、昨日の「南禅寺」でも一つ見てました。

冬の京都は、観光客が少なくなるせいか、

「京の冬の旅」キャンペーン

を開催し、特別公開や、様々な企画が催されています。
2月って花のないちょっと寂しい季節ですが、人も少ないし、案外穴場なシーズンかも知れません

 

そして、次の特別公開の地、「妙心寺」です。
臨済宗大本山、日本最大の禅寺だそうです。

    

ロケ地でしょ。(もういい
それはさておき、このお寺、日本最大というだけあって、とにかく敷地が広い
妙心寺と言いながら、何十個もお寺があります。
で、3か所で特別公開していましたが、それぞれ「拝観料」が要ります。

そう、この時点で

拝観料がバカにならない

と気づいてしまった。(遅い?) 
でも、せっかく来たので、「隣華院」の長谷川等伯などの襖図と、「三門」天井の「飛龍」を拝観しました。
  

中では、ガイドの方が寺の歴史から三門の絵の説明まで、ユーモアを交えながらとても詳しく説明してくれました。
ただ、普段公開されない絵や仏像を保護するため照明がなく、薄暗い中で絵を見たんですが…よく分からなかった

 

後ろ髪引かれながら、次の目的地、「車折(くるまざき)神社」へ。

    

    

もちろんここも、ロケ地目的で行ったのですが、実は芸能神社なんだそうです。
そういえば、旅番組で見たことあったっけ。
こんな人も、あんな人も…名前を書いた祈願の「玉垣」が何枚も連なってました。

          

クリックすると拡大できます。有名人を探してみるのも面白かったですよ

 

なかなか雨がやまない中、次の目的地、「鹿王院」へ。

こちらは、あの?足利“金閣寺”義満が建てた禅寺。
穴場中の穴場だったのか、拝観者は完全にはぎお一人
それも、素敵な場所で、本当に贅沢な時間を過ごしました

山門の「覚雄山」という文字、義満の書なんだそうです。

      

写真の腕がイマイチで恐縮ですが、雨に濡れた道もナカナカです。

      

    

完全に一人だったもので、心置きなく写真を撮り、タイムスリップした気分に浸っていました

で、「撮影禁止」の札もなく、舎利殿も出入り自由↓

中を撮ってしまいました(よかったのかなぁ?)

    

中に入ると、絵も仏壇も圧巻。装飾といい、枚数といい、こんなのを400円程度の拝観料で、見放題だなんて…
わかりづらいですが、天井からのつるされた「天蓋」には、龍の絵が描かれています。螺鈿細工のようにも見えましたが…

ここは、ホントに良かったですよ。お勧め

 

この時点で1時過ぎ。ようやく雨も上がりました。
さて、嵐山で散策を開始します。

つづく…  

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京都「夢のロケ地巡り」一人旅 1日目 。

2012-02-26 16:21:34 | 記録:歴史・時代劇

時代劇や2時間ドラマを見ていると、いつか

京都のロケ地巡り

をしたいなぁとずっと思っていました。

で、先日、ちょっと落ち込むことがありましてなんか気分を晴らしたいと思い始め…そう思うと「即行動」するのがはぎお。
といっても、行きたい場所はずっと前から計画してたので、格安バスと、格安ホテルを即予約して、2日後には出発してました

 

京都は、京都劇場で「コーラスライン」を見て以来。
その時は、二条城を拝観したのかな。
修学旅行で清水寺・金閣寺・二条城を見て、20年近く前、仕事のついでに嵐山を観光した記憶はありますが、純然たる観光は

ほぼ初めて

だなぁと思いつつ、スタートしました。

 

とにかくロケ地をめぐりたいがため、廻るところは結構マニアック
でも、調べてみると、世界遺産や国宝など、かなりの名所でした
まず、くろ谷「金戒光明寺」へ。

      

見たことありませんか?
もう着いたとたんに興奮しちゃった
ただ、山門が工事中以後、こんなパターンが付きまといます。

浄土宗の本山の一つ、法然上人の開山です。

 

春日局が建てた、お江の供養塔もありました。
実はその近くに春日局の供養塔もあったそうで…(その日のテレビで知りました

   

やたら、「会津藩」という文字が目に付いたのですが、門を出た時に納得。
ここは幕末の「京都守護職」会津藩松平容保が本陣を置いた地なんだそうです。

   

ここでのお土産。
聖護院大根で作った飴とにおい袋。

 

 

 

次は名所、平安神宮を通り過ぎて「琵琶湖疏水」へ。
歩きましたよ~

 

 

そしてまたまた歩いて「南禅寺」へ。
ここもロケ地のメッカですよ
もうキャアキャア言いながらの散策完全に怪しかったかも

    

臨済宗の禅宗のお寺。

方丈庭園…あ~もう「京都」ですよ
禅宗のお寺って、派手さはないけど佇まいを見てるとやはり落ち着きます。
好きですね~やっぱり。

    

赤レンガの水路。
見たことある
でも、まだ現役で水路として使われてるんですよね。

    

   

三門です。
石川五右衛門の名台詞「絶景かな~」の舞台がここなんだそうです。

とにかく、まだ梅も、もちろん桜も咲いていないので、ちょっと寂しい庭園なのですが、確かに春や秋、新緑の季節もそれはそれは美しい光景が広がるんだろうな~と「妄想」してました。

 

そして次の目的地へ、またまた徒歩

   

「永観堂」。
浄土宗禅林寺派総本山です。
ロケ地名所として来ましたが、恥ずかしながら初めて知った場所です

こちらの名所は、阿弥陀堂の「みかえり阿弥陀」です。
目にしたとき、その美しさに思わず声をあげてしまいました
いろんな仏像を見ましたが、ああいう姿は初めてだったので…
来てよかった。

 

で、本来ならここで終了する予定でしたが、まだ時間がある。
足もかなり痛かったけど、バスを利用して近くの名所を訪ねることに。

     

「銀閣寺」です。
生まれて初めてだったんですが、この頃には足が痛くてちょっと頭もぼ~っとしてました
敷地が思ったよりも狭かったので、あの建物はどこにあるの?とキョロキョロ
振り返ると「で~ん」とあるじゃないですか。
目にした瞬間、感激で疲れも吹っ飛びました

金閣寺の様な派手さはないけれど、造りといい、庭園といい、これぞ「日本文化」の象徴のような印象です。

       

ちょうどこの日、「今夜はヒストリー」のテーマが「応仁の乱」
東山文化を発展させた足利義政と日野富子が主人公でした。
何という偶然さらに庭園を振り返りながら見てしまいました。

  

期待してた梅が全く咲いてなかったんですが、帰り際、垣根に椿(山茶花?)を発見。
「冬の花」をようやく見つけることができました。

 

もうへとへと
帰り際の参道、小ぢんまりしたお店でお汁粉をいただきました。
お昼に到着してから、昼食なんてとってる時間がもったいないと、何も食べずに散策してたもので

これで一日目の散策はおしまい。
「高島屋」でお弁当を買って、ホテルで夕食です↓

 

おばんざいと五穀ごはん。
セールス品だったので、420円

 

 

そして。
普段「ひきこもり」がちなのに、ガツガツと歩いたもんだから、体中がすでに痛くて、シップ貼りまくりの夜なのでした。

 

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歴史バラエティ 。

2012-02-17 22:41:40 | 記録:歴史・時代劇

最近、歴史を取り上げる番組が増えてきました。
それぞれテーマ、コンセプトが違っているので、どの番組も新鮮に楽しめる気がします
どうしても、NHKが多くなるようですが…

ちょっと曜日ごとにまとめてみました↓

 

【月曜日】
THEナンバー2~歴史を動かした陰の主役たち~ (BS-TBS)
歴史上の著名人を支えた、いわゆる「ナンバー2」を取り上げ、彼らが歴史にどのように影響を及ぼしたか、歴史家の解説とロケを交えた番組。
一見堅そうだけど、司会の西村雅彦さんの一言一言にちょっと笑わせてもらったり
でもホント、タイトル通りじゃないですが、実際に歴史を動かしたのはナンバー2かも知れませんよね。
そこを取り上げたというのが面白い。

 

【水曜日】
世紀のワイドショー THE今夜はヒストリー (TBS
以前も書きましたが、今一番面白い歴史「バラエティ」ですねぇ
知ってるようで知らないことを、ワイドショーのように見せるという作りが楽しくて。
いつも真面目にニュースを読んでるアナウンサーの方たちが、熱のこもったリポートをしてくれると、「そんな馬鹿な」と思うより先に、ちょっとリアリティさえ感じてしまうのが不思議でこうやって教えてくれると、歴史がもっと好きになれるのに…

歴史秘話ヒストリア (NHK)
再現ドラマと途中盛り込む語りのような作りは「その時歴史が動いた」を引き継いでるけど、司会が松平さんから黒田さんへ変わったことで、ちょっと柔らかい印象に。

 

【木曜日】
BS歴史館 (NHK BSプレミアム)
ナレーション入りの説明VTRは定番ですが、テーマについて、歴史家や思い入れのある人たちが討論する形式というのが面白い。
それぞれの方の思いや知識の違いを討論で聴くことで、こちらも「なるほど」と目からウロコになる時も
そういう場に参加してみたいけど、恐らく「防戦」一方になりそう

 

【月一】
時代劇法廷 被告人は〇〇 (CS時代劇専門チャンネル)
これもオリジナリティがあって最高に面白い!さすがギャラクシー賞受賞。
歴史上の人物を「被告人」として取り上げ、様々な「関係者」を証言台に招き、功績や悪事を暴いて歴史を紐解くという、新たなコンセプト。
なにより、検察官役の渡辺いっけいさんがいつものようにぶっ飛んでて、見ている方をくぎ付けに
そして、被告人として登場する歴史上の人物を演じるのもなかなか曲者の役者さんたち。
歴史物としてだけでなく、普通に楽しめる番組です

 

昔は「お江戸でござる」なんて、コントとそのテーマに沿った歴史(江戸時代)の解説っていう番組もありました。
こういうのって、本当に楽しかったし、勉強にもなりました。
今、Eテレでは、現代史から古代史へと1年間かけて歴史をさかのぼる「さかのぼり日本史」なんて番組もやってますねぇ。

 

他にも、世界遺産 重要文化財 仏像 京都 歴史街道など、何かに特化した番組もたくさんあります。
ハイビジョンになったこともあり、どれもとても映像がとても美しく、見応えのある番組ばかり。

なぜ今こんな番組が増えたのかよく分かりませんが、広く浅く日本史を学んだはぎおにとっては非常に嬉しい事態でして
でも、時代劇が作られなくなってしまった今、こういった形でしか日本文化・歴史に触れるしかないんですかねぇ…

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とうとう「カテゴリー」を新設しちゃった(^_^;)

2012-02-07 08:28:13 | 記録:歴史・時代劇

しばしば

歴女だ~
時代劇が大好きだ~

と叫んでいますが、とうとうブログのカテゴリーとして

「歴史・時代劇」

を新設しちゃいました

ちなみに、現在カテゴリーはこれだけあります↓

更新していないものもありますが(「趣味」とかね)、これだけ分けてる割には「雑感」がダントツに多かったりして。

それはさておき、すでにUPしている記事を新設カテゴリーに移してみると、すでに23件
先日7歳を迎えたばかりのこのブログ、実は初日にすでに時代劇の話題を書いてるんですよね~
これはもう筋金入り
まぁ、何しろ

「広く浅く」

がモットー?なので、浅い知識と、ホントに単なる「好き」という情熱だけを長々と書いているにすぎませんがもし、興味をお持ちでしたら、はぎおの7年分の熱い思いをご覧いただければうれしいです~

 

「テレビ番組」だけでなく、通常なら「本」「旅」に入れられるものも、歴史や時代劇に関するものは新設カテゴリーにしちゃいます。
映画や舞台のように、見た作品の感想をUPしていこうかな~なんてね

今、地上波よりもBS・CS視聴率の方が圧倒的に高い毎日なので、UP率がますます増えそう
まぁ、誰にも読まれなくても、完全に個人的趣味、自己満足の世界ですね、きっと

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