「力士の薬物検査で陽性反応」
このニュースを見たときの衝撃は、今も薄れていない。
誰もが、「やっぱり」と思ったに違いない。
私もその一人だ。
でも、心のどこかで、「まさか?」「本当に?」「嘘だろう?」と言い聞かせている自分がいる。
そうでもしないと、自分の中から「相撲」という存在が消えてしまいそうで怖い。
私は、親方の資質というものに、長い間ずっと物申してきた。
親がしっかりと育てれば、子供は曲がった道へは進まない。
数々の力士たちの不祥事は、すべて親方に責任がある。
力士たちを教育する前に、まず、親方を教育せよ。
何度、この文章を書いてきたことか。
しかし、いくらこの狭いブログという空間の中で叫んでも、それは両国には届かなかった。
相撲が好き。
だから、この苦境をなんとかして乗り越えてもらいたい。
いや、一緒に乗り越えていかなければならない。
そう思っていても、現実には何もできない。
歯がゆく、悔しく、そして、むなしい。
できることなら、この検査結果が間違っていたことを望みたい。
ことここに至っては、そんなことすら願ってしまう。
それは、二人の力士のためではなく、相撲界のため、いや、我々のように相撲を愛するもののために他ならない。
明日中には、より詳細な検査結果が出るらしいが、その結果次第では、相撲界のみならず、我々夫婦の今後の人生さえも左右されるかもしれない。
これは決して冗談ではなく、それほどの出来事なのだ。
理事長も今回ばかりは他人面してられませんよね。
朝青龍がサッカーで稽古をさぼったことに対して、相撲を知らない輩がやたら彼をバッシングし、角界を否定したことに対して、内心「この素人が・・・」と思っていましたが、時津風問題と今回の騒動は法がらみ。これでは反発できません。
今も日テレ「スッキリ」に二人が出ています。懸賞クイズもちろん奴らの登録していませんよ。
校長が担任を持っているようなものですからね。
そのあたりの構造改革が急務ですね。
それだけに、ちゃんと事実関係を明確にする必要があります。
今回は、若ノ鵬のときと違って、話がややこしくなりそうです。