わたくしは、昭和期アニメソングを演奏したスタジオミュージシャンについて調べています。
その調査の過程でまとめたものをひっさげて、
カルチュラル・タイフーン2016@東京藝術大学(7月2日、3日)に参加してきました。
カルチュラル・タイフーンとは、国際学会でありながら、既存の学会の枠にはとどまらない多様な文化表現の発表の場。アジアをはじめ、国内外より、多くの研究者・アーティスト・表現者が一同に集うイベントです。
「No Musicians , No Anime songs in Showa-era」という題で、実兄の上村崇とわたくしの二人で、ポスター展示と、1時間のワークショップをそれぞれ2日間行いました。
まずはポスターを貼って、アニソンのLPジャケットを飾り付け。
指し棒を持ってくるのを忘れたので、構内を棒っきれを求めて探しまわる。東京藝大はキレイで、思うような棒っきれがなかなか見つからない!(ちょっとだけ不審者っぽい)
茂みの中から1本ゲット!金紙を巻いて、自作の指し棒完成!!
ワークショップは、兄の「ドラえもんのうた」の熱唱から始まりました(わたくしはキーボードで伴奏)。写真は「ハイ、タケコプター」を客席に求めているところ。(実兄なので、ちょっとはずかしい)
ポスターの内容を補足しながら口頭で説明。ところどころ、アニメソングの音源も流して、ポイントを説明しながらみんなで鑑賞しました。
ポスターの内容はこんな感じです。このご時世に「ザ・手書き」。
兄の知り合いの研究者の方々や、わたしの友人も駆けつけてくれました。そんなみなさんから質問や意見を頂戴して、ディスカッションを行いました。
わたしの知らない事を教えてもらったり、思いもよらない視点を示してもらったり、とてもワクワクするものでした。
今後も、調査を進めていこう!と勇気がもてました。
兄は、話をまとめながら進行する係。仕事をしている兄を見たことがなかったので、それも新鮮でした。
発表内容については、改めてまとめたいと思っています。
今回は、カルタイに参加してきた「報告メモ」という事で、ご容赦ください。
そうそう、ポスターの「石川のおじさん」の隣に描いた「
ドンくん」に、誰か気づいてくれへんかな~と期待していましたが、なかなかどなたも触れて下さらず・・・・、最後の最後に、一人気づいてくれました。満足。
有意義な数日間でした。
さらば、東京藝大!
お兄ちゃんもお疲れさま、色々ありがとう。
お世話になったみなさま、どうもありがとうございました。