やぎのブログ(日記編)

宇宙の最新情報ヽ( ・◇・)人(・◇・ )ノ世界の愛と平和

ダブル?ブルームーン

2005-07-29 23:02:09 | 日記
さらにブルームーンについて考察♪

ふと思ったんだけど、ブルームーンが1年に2度見られることってあるのかな?

月の満ち欠けの周期が29.53日だから、1月と3月に2度見られる可能性はあるよね。
確率計算しちゃう?じゃ、してみっか…

閏年じゃない年の場合、2月は28日間だから、満月から1.53日間以内に2月1日が来れば、1月と3月にブルームーンが見られることになる。
その確率は

1.53 / 29.53 = 0.0518

閏年なら

0.53 / 29.53 = 0.018

で、閏年って4年に1回だと思ってる人も結構いるみたいだけど、本当は違う。
ユリウス暦では4年に1回だったんだけど、それだと1年は365.25日になって、実際の365.2422日とはズレがあったんだ。
だから安物の時計みたいに、どんどんズレが大きくなっていって無視できなくなった。
そこで導入されたのがグレゴリオ暦。
これは簡単にいうとこうなる↓
(1)400の倍数の年
(2)100の倍数でない4の倍数の年
が閏年になるんだ。
だから1800年や1900年は閏年じゃないけど2000年や2400年は閏年になるってわけ。
ユリウス暦では4年に1回だった閏年は、グレゴリオ暦では400年に97回と少し減って、1年は365.2425日になったんだ。



これをふまえて1年に2度ブルームーンが見られる確率は、

0.0518 * 0.7575 + 0.0179 * 0.2425 = 0.044

つまり

23年に1度!!!!

かんなり珍すぃ~

っつーことでこの辺でブルームーンの話は終わり。

ブルームーン

2005-07-29 19:46:59 | 日記
去年のカレンダー見て思い出したんだけど、去年の8月はブルームーンだったっけ。ちょうどHPを開設した頃だなぁ。

その月に満月が2度見られるときの2度目の満月をブルームーンっていうんだ。珍しいってことで、幸運を呼ぶだとか色々言われるよねぇ。今年は見られないけれど…(;◇;)

で、Blue Moon、調べてみると…

(1)同じ月に満月が2度あるときの2度目の満月
(2)大気の異常により青く見える月
(3)非常な長期間
(4)娼家、赤線地帯
(5)ジャズのスタンダードナンバー(1935)。作詞Lorenz Hart、作曲Richard Rodgers。伝記映画Words and Musicの中で…(以下略www)

とりあえず今回のブルームーンは(1)だけど、(2)の意味もあるんだねぇ。
そう言えばたまぁに青っぽくかすんで見えることがある気もするけどそのことなんだろか???わからんヽ(-◇-)ノ
どうして(3)のような意味になるんだろ。
(4)はともかくとして、(5)の曲名は上の4つのどの意味でつけたんだろ?

まぁどうでもいいけどブルームーン…ってことでどれくらいの頻度で起こるのかな?計算してみたくね?計算しちゃう?じゃ計算すっか、しょうがねぇ。

8月を例にとると31日間の間に満月が2度見られる確率ってことになる。
月の満ち欠けの周期は29.53日だから、満月の前1.47(=31-29.53)日間に月の始め(8月1日)になれば、同じ月にもう1度満月を(つまりブルームーン)を見られるってわけだ。
そうするとその確率は、

1.47 / 29.53 = 0.0498

つまり5%の確率ってことになる。
1月が31日の月はそれでいいけれど、30日の月は当然もっと確率は低くなって、

0.47 / 29.53 = 0.016

ってことでわずかに1.6%。
2月は28日間か29日間だから絶対にブルームーンは見られない!!
っつーことはうるう年だろうと普通の年だろうと確率は変わらない!!(^◇^)ヤッタ~♪
で、31日間の月は1月、3月、5月、7月、8月、10月、12月の7回。
30日間の月は4月、6月、9月、11月の4回。
だからその年にブルームーンを見られる確率は、

0.0498 * 7 + 0.0159 * 4 = 0.412

つまり

41%

ってことはその逆数をとって、ブルームーンが見られるのは、

2.4年に1度

ってことになる!!!(゜◇゜)!!!
確かに珍しいなぁ…

2005夏!HP再着工計画

2005-07-29 07:34:22 | 日記
今年の夏も引きこもるゾ―――――――――(゜◇゜)―――――――――!!
だって暑いんだも~ヽ ( - ◇ - ) ノ~ん…(ォィ
とは言いつつ今年の夏休みは短く、そして毎日忙しい俺…
それでも毎日平均2~3時間くらいHP編集できんじゃね?ってな甘い考えのもと、放置状態のHPの復興に取り掛かります。

基本は「HPは放置、ブログで最新情報を」

要するに年に数えるほどしか更新しないような内容のコーナーはHPで、最新情報はブログで、という風に完全に役割を分割するということ。
以下、優先順位の高い方からとりかかります。

1 HP8月分のカレンダーUP
2 遅れている最新ニュースのUP
3 ニュース画像庫をブログに移転
4 HPの最新ニュース目次もブログに移転
5 カッシーニのコーナーをブログに完全移転
6 オリジナル画像のコーナーをブログに完全移転
7 4月分のニュースをどうにかするwww(意味不明w
8 HP宇宙旅行のコーナー第2弾UP
9 HPデータ集のコーナー更新

1は今日中。
2は1週間程。3~6はその合間にでも。
7も1週間程。
なんとか8・9に取り掛かりたいね。じゃないといつまでもHPが完成しない。゜(ノ◇ゞ)゜。

とは言っても今日もこれから用事が。
午後帰ってきて歯医者へ。
夜遅くにも用事があるから、その間の3時間くらいかな

ガンバレおれ!引きこもれおれ!(勉強もやれょ…(-◇-)やること多杉

旅に出ます…。゜(ノ◇・)ノ

2005-07-18 22:09:29 | 日記
明日から岩手…・・・・・・――→そして東京へと旅に出ます(-◇-)
なかなか更新する時間がないですなぁ~ε=(´◇`)
きっと、旅に出てる間にカッシーニのエンセラダス・フライバイの観測結果が公表されるだろうな…(゜◇゜)!
旅先で、更新に向け準備してきまぁ~☆っつってもmyPCは持っていかんけど'`,、'`,、'`,、'`,、ァ(´◇`)ァ'`,、'`,、'`,、'`,、

っつーか最近思う。
夜ブログやると混みあってて、鯖もヤバめっぽくて、投稿したはずの記事や画像がなくなったりトラブル続出…ブログも何気に面倒だなぁ

で、

寝ます。おやすむ。みなさん良い夢を~♪

See You Soon!

ディオネの擬似カラー強調画像

2005-07-18 22:01:10 | オリジナル画像
No.52 2005/7/18作成

NASAの土星探査機カッシーニが先月上旬に衛星ディオネを撮影しました。
この画像は、No.51の擬似カラー画像をさらに処理して色の違いを強調した画像です。
ディオネには昨年12月に接近し、地表の明るい線状の模様が、鋭く切り立った断崖地形であることがわかりました。
ディオネはそのような断崖地形が見られる暗い半球と、ほぼクレーターで覆われただけの明るい半球とに分かれています。
この画像では右下の部分が暗い断崖地形に富む半球です。
両半球の色の違いははっきりしているものの、その境界はぼんやりしているように見えます。
明るい半球は純粋に近い氷でできているようで、この画像では青く見えます。
暗い半球はこの画像では黄色っぽく見え、何か暗い物質で表面が覆われているようです。

元の画像:NASA/JPL提供

ディオネの擬似カラー画像

2005-07-18 21:58:30 | オリジナル画像
No.51 2005/7/18作成

NASAの土星探査機カッシーニが先月上旬に衛星ディオネを撮影しました。
この画像は、赤外線、可視光線(緑)、紫外線で撮影された画像を、それぞれの波長に赤、緑、青を対応させて組み合わせて作った擬似カラー画像です。
ディオネには昨年12月に接近し、地表の明るい線状の模様が、鋭く切り立った断崖地形であることがわかりました。
ディオネはそのような断崖地形が見られる暗い半球と、ほぼクレーターで覆われただけの明るい半球とに分かれています。
この画像では右下の部分が暗い断崖地形に富む半球です。
両半球の色の違いははっきりしているものの、その境界はぼんやりしているように見えます。
また、No.50の可視光画像よりもさらに色の違いがはっきりしています。

元の画像:NASA/JPL提供

ディオネのカラー画像

2005-07-18 21:56:10 | オリジナル画像
No.50 2005/7/18作成

NASAの土星探査機カッシーニが先月上旬に衛星ディオネを撮影しました。
この画像は、赤、緑、青で撮影された画像を組み合わせて作ったカラー画像です。
ディオネには昨年12月に接近し、地表の明るい線状の模様が、鋭く切り立った断崖地形であることがわかりました。
ディオネはそのような断崖地形が見られる暗い半球と、ほぼクレーターで覆われただけの明るい半球とに分かれています。
この画像では右下の部分が暗い断崖地形に富む半球です。
両半球の色の違いははっきりしているものの、その境界はぼんやりしているように見えます。

元の画像:NASA/JPL提供

エンセラダス擬似カラー強調画像

2005-07-17 12:54:28 | オリジナル画像
No.49 2005/7/17作成

NASAの土星探査機カッシーニが大気を持つ氷の衛星エンセラダスに、175kmの距離まで接近しました!
赤外線・可視光線(緑)・紫外線で撮影された画像を組み合わせて作った、No.48の擬似カラー画像をさらに処理し、色の違いを強調しました。
色の違いは表面の成分や性状の違いを表していると考えられます。
クレーターが多い古い地域は赤っぽく、最近できたと思われるすじ状の地形が多い新しい地域は青っぽく見えます。

元の画像:NASA/JPL提供

エンセラダスの擬似カラー画像その2

2005-07-17 12:54:03 | オリジナル画像
No.48 2005/7/17作成

NASAの土星探査機カッシーニが大気を持つ氷の衛星エンセラダスに、175kmの距離まで接近しました!
赤外線・可視光線(緑)・紫外線で撮影された画像を組み合わせて、擬似カラー画像を作ってみました。
赤、緑、青はそれぞれ赤外線、可視光線、紫外線を表しています。
風化が進んでいない新しい地形は青みがかっています。

元の画像:NASA/JPL提供

タイタンに火山を発見?

2005-07-17 12:49:30 | 最新ニュース
ニュース#159

最新ニュース目次 ニュース画像庫

 NASAが打ち上げた土星探査機カッシーニが、土星最大の衛星タイタンに、火山のような地形を発見したょ。「氷火山」と呼ばれ、メタンや水の氷、その他の炭化水素を噴出しているって考えられているんだ。もし本当なら、このような火山からタイタン大気中にメタンが放出されていて、そのためにタイタンには他の衛星には見られないような大量の大気があるのかもしれないねぇ。

 タイタンは土星の周りを回る衛星の中で最も大きく、直径5150km。太陽系の衛星の中では2番目に大きく、水星や冥王星よりも大きいんだ。何と言っても大きな特徴は、厚い大気を持っていること。大気を持つ衛星は他にもいくつかあるけれど、タイタン程大量の大気を持つ衛星は他にないょ。地表での気圧は1.5気圧、つまり地球の1.5倍!タイタンの大気は主に窒素でできていて、その他に数%のメタンを含んでいるんだ。大気中のメタンは、太陽からの紫外線や土星の磁気圏からの高エネルギー粒子を浴びて、反応を起こし、より複雑な有機物が作られてるょ(ニュース#148参照)。それらの有機物がもやになって光を遮っているから、可視光線でタイタンの地表を見ることはできないんだ。そのため、タイタンの地表の様子はカッシーニやタイタンに着陸したホイヘンスが探査するまで、ほとんどわかってなかったんだ。

 ところで大気中のメタンは宇宙空間に常に逃げていくし、紫外線などによって分解されて他の物質に変化してる。それなのにタイタンの大気中にメタンがあるのはなぜだろう?きっとどこからかメタンが発生しているに違いないよねぇ。タイタンの地表の気圧は1.5気圧で、温度は-180℃だから、もし地表にもメタンがあるとしたら、メタンは液体として存在してる可能性もあるんだ。そんなわけでこれまでは、タイタンの表面には広大な液体メタンの海があって、そのメタンが常に少しずつ蒸発しているために大気中のメタンがなくならないのだろう、って考えられていたょ。

 そこで土星探査機カッシーニはタイタンに何度か接近して大気の下の地表の様子を観測し、カッシーニから切り離されたESAのタイタン着陸機ホイヘンスは実際に大気の下に降りていって地表を調査したんだ。その結果確かに、大量の液体が流れた跡などが発見されたょ。でもそれらはみんな“跡”で、今では広大な海も大量の液体が流れる川も干上がってることがわかったんだ。じゃあメタンはどこから発生しているんだろう?

 下の画像は、カッシーニに取り付けられている可視光・赤外マッピング・スペクトロメーター(VIMS)を使った観測で得られた、1辺が150kmの画像だょ(画像:NASA/JPL/University of Arizona提供)。2004年10月26日の1回目のタイタン・フライバイの時に得られたデータを分析してわかったんだ。VIMSは0.35µm~5.1µmの352種類の波長を観測することができるょ。いろんな波長で観測することによって、表面がどんな物質で覆われているのかを知る手がかりが得られるんだ。下の画像の一番最後のカラー画像は、3種類の波長で得られた画像を合成した擬似カラー画像だょ(赤:2.75µm、緑:2.0µm、青:1.6µm)。



 今回の画像に写っている地域は、タイタンの中でも暗い地域にあり、ホイヘンスが着陸した場所よりも東にあるょ(画像:NASA/JPL/University of Arizona提供)。



 科学者たちは、これらの画像の中央やや右上に写っている直径30kmの同心円状の地形に注目したょ。そして、これがタイタンの火山じゃないかって考えてるんだ!円形地形の中央の暗い部分はカルデラのように見えるし、周りの同心円状の明るい地形は火山から流れ出た物質でできているように見えるょ。何度も繰り返し噴火したために、その度に流れ出た物質が層状に蓄積し、このような同心円状の地形になったと考えられるんだ。西側(左側)に向かって2本の“溶岩流”のようなものも見えるねぇ。暗い線状の地形も見られる。地球や火星で見られる火山によく似ているんだ。下の図は表面の性質によって色分けした、火山周辺の地形図だょ(画像:NASA/JPL/University of Arizona提供)。



 ただし、火山と言っても地球や火星の火山のように溶岩を噴出すわけじゃないょ。タイタンの火山は恐らく、メタンや水の氷に他の炭化水素が混じったような物質を噴出していると考えられてるんだ。そのため“氷火山”とも呼ばれるょ。氷火山は既に1989年、NASAの惑星探査機ボイジャー2号によって海王星の衛星トリトンで発見されているんだ。トリトンは火山が水の氷と一緒に窒素などを噴出していているために、窒素などでできた薄い大気を持っていると考えられているょ。これと同じようにタイタンでも、火山から噴出したメタンが大気中のメタンの供給源になっているんだろうね。

 でもこの地形、本当に火山何だろうか?場所や形が変化しないことから雲ではないと考えられるし、その形から砂丘のようなものでもないと考えられるんだ。今のところ火山と考えるのが一番自然みたいだね。

 もし本当に火山なら、これでタイタン大気中にメタンが存在する理由が説明できるねぇ。でも新たな疑問も出てきたょ。このような火山がいくつも存在するのか?火山活動のエネルギー源は土星による潮汐力なのか?それとも他にエネルギー源があるのか?など、今後の探査で分かってくるかもしれないねぇ。

 下の画像はVIMSが赤外線域で撮影した画像で、最も解像度が高い部分では1.8kmまで見分けられるょ(画像:NASA/JPL/University of Arizona提供)。



 紫外線 光(電磁波)の一種。目には見えない光だょ。紫外線は可視光線(目に見える光)より波長が短くてエネルギーも高い。紫外線はDNAを傷つけるなど生物にとって有害で、殺菌などに使われるょ。

 磁気圏 磁力がはたらく範囲のこと。磁力がはたらく場を磁場っていうんだ。地球や水星、木星、土星などの惑星、それに太陽などの恒星は強力な磁場を持っているょ。ちょうどコイルに電気を通すと磁場が発生するように、天体の磁場は内部の物質の対流によって発生するんだ。

 有機物 炭素原子を骨組みとする化合物だょ。生物の体は主に水と有機化合物でできているんだ。ただし、二酸化炭素のような炭素の酸化物や、炭素のシアン化物、金属の炭素塩などは、有機化合物には含まれないんだ。有機化合物は炭素原子の他、水素原子や酸素原子、窒素原子などがよく含まれているょ。有機化合物以外の化合物を無機化合物っていうんだ。

 可視光線 光(電磁波)の一種。目に見える光のことだょ。

 波長 光は波となって伝わっていくんだけど、その波の間隔を波長っていうんだ。

 カルデラ 火山の中央や周辺部に見られる、広い窪んだ地形のことだょ。火山が噴火した後、中央部が陥没してできるんだ。

 炭化水素 炭素原子と水素原子だけでできた化合物だょ。最も単純な炭化水素はメタン(CH4)。

 トリトン 海王星の衛星の一つ。直径2700kmで、月よりやや小さく、冥王星よりやや大きい天体だょ。海王星の衛星の中では唯一の大型衛星なんだ。普通衛星は、惑星の公転と同じ向きに公転するんだけど、トリトンは逆向きに回る逆行衛星で、もともとは単独の小惑星(冥王星より大きいから惑星?w)だったのが海王星に捕らえられたものだと考えられてるょ。
 トリトンの表面は-220℃。主に氷でできているんだけど、表面はドライアイスで覆われてるんだ。1989年にトリトンに接近したNASAの惑星探査機ボイジャー2号は、噴煙を噴き上げる活火山を発見したょ。主に窒素からなる薄い大気が発見され、上空には薄いもやの層も発見されたんだ。

 潮汐力 他の天体の重力の影響で、天体が引き伸ばされる方向に働く見かけの力だょ。月によって地球に働く潮汐力を例にとろうね。重力は距離が近い程大きい。だから地球の月に近い部分は、月から離れている部分よりも強く月に引き寄せられる。だから、地球には地球-月方向に引き伸ばされる力が働くでしょ?これが潮汐力だょ。潮の満ち干は、潮汐力によって地球の海水が移動することによって起こるんだ。

 赤外線 光(電磁波)の一種。目には見えない光だょ。赤外線は可視光線(目に見える光)より波長が長くてエネルギーも低い。

 解像度 画像の鮮明さのことだょ。どのくらい細かいものまで見分けられるかを表すんだ。