今日は即位の礼ということで祝日。皇室の話題というのは、ともするとなかなか微妙な話になってしまうので、ブログなんかに書くのもちょっとどうかなと思ったんだけど、せっかく記念の日だし、次の即位はもうこの目では見られないかもしれないし、ちょっとだけ書いてみようと思う。
最初に断っておくと、儂はいわゆる"保守"とか呼ばれる層でもないし"リベラル"とか呼ばれる層でもない。保守だの革新だのリベラルだのと、実はよくわからないカテゴリー自体はもちろん、今の政治の仕組み自体がすでに古いと思っている。ちなみに今の儂が最も重要だと思っているキーワードは「パラダイムシフト」と「ダイバーシティ」（意味不明のカタカナ使っちゃったよｗｗｗ）
そんな儂だが、やっぱり日本には皇室があった方がいいし、天皇がいた方がいいと思っている。
と、前置きはこの位にして、
天皇の即位自体はすでに５月１日の「即位の日」に行われていて、今日は即位したことを内外に示す「即位礼正殿の儀の行われる日」、ということで正しいのかな。
本当はパレードも実施する予定だったけど、台風の被害が甚大なので、天皇ご自身のお考えもあり、延期になったとのこと。儂はこの延期はとても良いことだと思う。
でも、パレードだけじゃなくて今日の即位の礼も延期あるいは中止すべきだという意見も目にするけど、そういう意見があっても当然だと思う。今この瞬間にだって「天皇の即位どころじゃない！」という被災者の方々はたくさんいると思う。ただ、そういった被災者の方々全員が中止だ延期だと思っているかと言えば、多分そうじゃないんじゃないかな。そういったいろんな意見や考えをうま～くまとめてやっていくようにするのが、一番重要なことだと思うわけ。そういう意味で、パレードは延期したけど儀式は予定通り実施したというのは良かったんじゃないかと儂は思う。
儂には、今の皇室は国民と共にあるという印象が強い。確かに、天皇＝神道＝宗教ということになるんだろうけど、今の時代に天皇＝宗教なんて思っている人はどの位いるんだろうか？ 少なくとも儂にはそんな感覚は微塵もない。「歴史や伝統を知らないだけだ」と言われるかもしれないけど、歴史なんてすでに過去のものだし、伝統なんて時の流れに乗って変わっていくのが当たり前でしょ。
天皇は、憲法にもあるように、"国民統合の象徴"になってきていると思うし、宗教色なんてだんだんとなくなってきてるんじゃないかな。儂はそれでいいと思う。皇室はもっともっと自ら思うところを語ればいい。そうすれば皇室はますます国民の中に深く根付いていき、本当の意味で国民統合の力になると思う。そしてそうなった時に、一番やっちゃけいないことが、そういう天皇や皇室を政治が利用し、国民がそれに乗っかることなんだよ。
と、ここまで「即位礼正殿の儀」の中継をテレビで見ながら書いてたんだけど、一番ビックリしたのは、儀式が始まる頃になったらお日様が出てきて終わったらまた曇っちゃったってことｗ いや～さすがに八百万の神の国だわ～ｗ
Ｐ.Ｓ.
なんと虹まで出たとか！
