まずは、亡くなっ方々のご冥福をお祈りいたします(合掌
そして、今でも当時の生活を取り戻せていない方々に、心からお見舞い申し上げます。
あれからもう9年も経つんだ、というのが私の正直なところ。
人によって、「もう」と感じたり「まだ」と感じたり、その人の震災との関わり方によってずいぶん違うのだろうと思う。
私は東京と神奈川を生活圏にしており、家族や親類もみなこの近辺にいるので、幸いにも被害にあった者はいなかった。
それでもあの時のことは忘れることができないし、今後のためにもあの時のことを少しだけ書いておこうと思う。
あの時、東京のオフィスで仕事をしていたら、ラジオから緊急地震速報が流れた。
あの時期、結構頻繁に緊急地震速報が流れていたので、最初は「またか? 今度はどこ?」と思った程度だった。ところがそれから間もなく、今まで経験したことがないような揺れが来た。そしてラジオからは「東北地方で大きな地震が発生」という声が流れた。
そうこうしていると、また大きな揺れが来た。今度は最初の揺れよりも強い揺れだった。窓から外を見ると多くのビルが左右に揺れていた。あんな経験は初めてだった。
これは尋常ではないと思い、あわててテレビをつけたら「大津波警報が」というアナウンスと共に信じられないような津波の映像が次々に流れ始めた。
実は、当時私は仕事のために仙台にある某大学に頻繁に通っていて、あの日の2週間位前にも仕事のために仙台にいた。
テレビを見て真っ先に頭に浮かんだのはその大学の人達のことで、すぐにメールを送ってみた。ところが、ほとんど送信した瞬間にすべてのメールが戻ってきてしまい、何度やっても同じだった。もちろん電話はまったくつながらなかった。いったい何が起きているのか、本当に怖かった。この時の気持ちは今でも忘れることができない。
結局その日は連絡がとれず、ずいぶん心配した。
しかし、数日後に、みんな学会で東京に来ていたというオチまでついて、無事だということがわかり、本当に安心した。(お一人だけ、ご家族が犠牲になったと後から聞いたが・・・)
家族ともなかなか連絡がつかなかったが、地震発生から数時間経って、ツイッター経由でみんな無事だということがわかった。電話や携帯、メール等がほぼ使い物にならなかった時に、ツイッターだけは何事もなく生きていたので、あらためて凄いなと思った。
あの日は電車もすべて止まってしまい、タクシーもひろえる状況ではなかったので、私は家に帰ることはあきらめ、オフィスに泊まることにした。
暗くなって窓から下を見ると、歩いて家に帰るのであろうと思われるたくさんの人が歩道を歩いていた。
夜は、椅子を並べて新聞紙とコートをかけて寝たが、寒いし頻繁に余震が起きるしで、ほとんど寝られなかった。
翌日、電車が動き始めたようだったのでオフィスを出て駅まで行ってみたが、その駅はまだ開いていなかった。仕方がないので1時間半ほど歩いて途中の駅まで行き、そこで動き始めたばかりの電車に乗った。
しかし、その電車もまともには動かず、一駅走っては止まり、また走っては止まりを繰り返し、通常だと30分位のところを3時間程かかって我が家の最寄り駅に辿り着いた。
あの時、東京は大した被害があったわけではない。それでもあんな大変なことになったのだから、今後予想されている 南海トラフ地震や首都直下地震が起きたら一体どのようになってしまうのだろうか。
だからこそ日頃の備えが必要というのはわかる。でも、今COVID-19で起きていることを思うと、正直、非常に暗い気持ちになる。
とは言え、むやみに未来を心配することは愚かなことだし、まずは今できることを精一杯やるしかないのかなと思う。
あの時はテレビを見ながら 生きて! と思うことしかできませんでした。辛い思いをされた方々に幸せになってほしいですが、まだまだみたいですね(´・ω・)
自分が災害に直面したら、温度管理が必要なリクガメちゃんたちがいるので避難はできない、救助も断って一緒にいようと昨年の台風のときの避難所のペット問題のニュースを見て決めていました。
あかりちゃんが来てからは、リクガメちゃんたちより温度管理に厳しくないし、生き残れる確率が高いのに巻き込んで良いのか悩みます。
避難所には犬猫は連れて行かなきゃいけないけど、それ以外は連れて行けないって聞いたのですが、本当ですかね。
フトアゴの場合は、意外と低温に強いしご飯もかなりの期間食べなくても大丈夫だと言われているようですが、リクガメちゃん達はそうでもないのでしょうか?
いずれにしても、なんとか寒い時期だけは勘弁してほしいです。
私も行動計画も含めて備えをしておこうとは思っているのですが、なかなか考えがまとまりません。
結局はその時に臨機応変にできるかどうかが重要になるかもしれませんね。
ネットの炎上を見ていたのですが、ペットを連れてこないで派の方々の攻撃がひどくて、あれから人間こわい!になりました(°▽°)
リクガメちゃんたちのためにカイロたくさんとカセットコンロとゆたんぽと発泡スチロール箱を用意しています(°▽°) 災害が在宅中でないとどうにもならないかもですが(´・ω・)
https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/pamph/h2506/ippan.pdf
でも、避難所は自治体が用意するので実際には難しい問題がたくさんあるんだろうなということは容易に想像がつきます。
フトアゴは大丈夫でも、やっぱりリクガメちゃん達はそうもいかないんですねえ。。。