今朝は雲が多く、最初はお日様もいなかった。ベランダに出てみたらここ数日では感じたことがないほどのヒンヤリ感。その後、少しだけ薄日が射して来たけど昨日のような暖かさはあまり感じられなかった。やはりお日様の力は偉大。「北風と太陽」の話は本当なんだなと、脈絡なく思った。
これは9時半頃の空。
昨日紹介した「人は死なない」に関連することを、これからちょっとずつ何回かに分けて書いて行こうかなと思う。まず今日は霊魂のことを。
以下は、第五章「人は死なない」二「生きるための知恵」の「現代の霊性」(P.197~)に書いてあることを、儂がかいつまんでまとめたもの。
「歳をとって80歳で死ぬ」とは「肉体には寿命があり、80歳になって肉体は朽ちてなくなる」という意味であり、それ以上でもそれ以下でもない。これに対してスピリチュアリズムや宗教では、死に際して「肉体」は朽ちて消滅するが、その時に「魂」は肉体から離れてどこかにいくと考えられている。しかし、日常の生活の中でいきなりこういう考えに接すると違和感があるのではないか。日本人は昔から人は死ぬとその霊は肉体から離れてあの世に行くと考えていて、亡くなった人の冥福を祈る供養を営々と続けて来た。ところが、明治維新後の仏教の衰退や西洋科学偏重等の影響で、現在ではこのような死生観を持てなくなったようにも見える。しかし、長い歴史の中で培われてきた死生観は簡単には変わらないのではないか。「霊魂」や「死後の世界」は存在を証明できないから認めないと考える自分と、亡くなった人の霊魂がどこかにいて自分を見守っていてくれてると感じてる自分がいないだろうか。
これについて、儂はまったくそうだなと思う。霊魂なんかないとはまったく思わない。でも、じゃあその存在を信じられるかと言わればそれも難しい。正直、五分五分という感じ。とは言いつつ、亡くなった父や祖母に毎日お経をあげて話しかけてるし、自分が死んだら会えると思ったりもしている。これは亡くなったワン様やぼあちゃんやむくちゃんについてもまったく同じ。いや、むしろワン様と話をしていることが圧倒的に多いw。向こうに行けば必ずあの子達にも会えると思っている。つまり、科学主義の自分としては霊魂の存在を否定も肯定もできていないが、精神的(?)には明らかに肯定している。
よく考えれば実に不思議だけど、これが本当のところ。
そして、著者が言いたかったことの一つが、
死別の悲しみは。現世限りだと思うと底知れぬものとなってしまいます。~中略~ けれども、人の魂は肉体が消滅した後も存在すると考えれば、ずいぶんと心が安らかになるのではないでしょうか。~中略~ 大切な人と幽明の境を異にするのは一時のこと、他界した人はどこかで自分を見守ってくれている、いつの日か再開できると考えれば、死別の悲しみの本質が変わってくるのではないでしょうか。第五章「人は死なない」二の「別れ」(P.202)
ということなのかなと思った。つまり、死後の世界や霊魂が実在するか否かを考えるよりも、まずはこう思うことが大切なことだと。
ちなみに、以前のこの記事でも貼ったけど、今の日本の仏教界の霊魂についての考え方はこの通りで、とても興味深い。
前述のように、儂は亡くなったうちの子達とも日常的に会話をしている。つまり、人間に霊魂があるなら人間以外の動物にだって霊魂はあると考えている。それも、その霊魂は人間のそれとなんら変わりはないというのが儂の考え。ところが、この本には直接の記述はないんだけど、この本で知ったシルバー・バーチという霊は、動物にも霊魂があるが、人間があらゆる生物の頂点にあるので、その霊魂にも差があるようなことを言っているように思える。儂は、これにはかなり違和感がある。これはやはり人間以外の動物は人間のために存在しているという特定の宗教の思想が底流にあることなのかなと感じる。となると、「シルバー・バーチという霊の言ってることって本当なの?」と儂は思ってしまう。儂は、摂理というのは特定の“神”ではなく、もっと普遍的な“何か”だと考えるから。
なんだかまとまりがなくなってきたので、この辺でひとまずおしまい。まあ元々がよくわからない話だからしょうがないかw。
【ぼあちゃん】
2020年の今日の1枚。狩りの日。
【レオパメモ】
10月24日(火)
- きょろちゃん、らぷちゃん@8:25 A.M.
きょろちゃんは久しぶりにシェルターとペットシーツの間で寝てた。頭だけだとヘビと変わらんなw。らぷちゃんは相変わらずシェルターから顔だけ出してた。
しおちゃんはシェルターonシェルターの中にいたので写真なし。 - らぷちゃん@11:12 P.M.
ママがケージの前でコオロギの始末をしてたらシェルターから出て来た。完全に寝ぼけてたw。
この後、外を見回して水を飲んでシェルターの中に戻ってまた寝始めた。 - きょろちゃん@3:56 P.M.
気づいたら起きて来てた。
急いで別荘をセットしてスロープを入れたらすぐに上って来た。別荘に降ろしたらすぐに姿を消し、その後もまったく姿を見せず。 - しおちゃん@7:09 P.M.
シェルターonシェルターから出て来てたのでスロープを入れたら、また「どうしようどうしよう・・・」w。3分後には上って来たのでそのまま別荘へ。
もしかしたらちょっと白いかも。 - らぷちゃん@7:27 P.M.
シェルターから出て来るとケージの前まで来てウロウロ。1分後にはスロープを上って来た。
別荘に降ろしたらすぐに姿を消した。 - きょろちゃん@8:02 P.M.
別荘に降ろしてから時折姿を見せてた。この時はちょっと顔がコワイw。
【オリハちゃん】
- @8:26 A.M.
シェルターの中にいた。カメラにちょっとだけ反応したので起きてたか、あるいは起きちゃったのか。 - @4:48 P.M.
ミニュチュアソファの下にいた。
ケージの湿度が37%しかなくてちょっと焦った。水をスプレイして覆いをかけた。 - 9時半頃、水替えするために覆いをとったら壁に張り付いてた。
- ご飯は「2匹とも自分で脚をはずして逃げた。」(byママ)。
きょろちゃんはわりと姿を見せてた。しおちゃんは相変わらずのマイペース。らぷちゃんはまったく姿を見せなかった。ケージから出て来る時間もらぷちゃんが一番遅いし、今は一番お静か。
オリハちゃんはちょっと気がかりではあるものの、こんなもんかな状態。
「他界した人はどこかで自分を見守ってくれている、いつの日か再開できると考えれば、死別の悲しみの本質が変わってくるのではないでしょうか。」
今の私に、ぐっとくる言葉でした。
いつか私が死んだら、きっとまた会えるって信じています。
しおちゃん、ちょっと白っぽく見えますね~
そろそろ、脱皮ですかね?
私の場合は、なんでもかんでも突き詰めて考える質なので(そのわりにはいいかげんなんですがw)、こういうことをどうしても理屈で考えてしまいます。
「信じる」ということが苦手、と言うか、違和感があるんですよねえ(^^;
しおちゃんは結局脱皮じゃなかったみたいなんです。
ただ、この子脱皮が速いので、この後知らぬ間にっていうこともあり得るんですけどねえ。